リスト/ダンテを読んで

暑さに負けないよう、あたらしい曲に挑戦してみた。リスト/ダンテを読んで というもの。長らく遠ざけていたが、チッコリーニやブレンデルの録音で朝に晩に車の中で聞いているうちに身に馴染んできたもの。ざっとみてみたけど、なかなか気持ちがよい。ダンテの神曲に着想したものらしい。たしかに地獄の門が開く感じがする。こういうのはぞくぞくする。ロ短調ソナタよりもいいなぁ(少なくとも今日の時点では)と思った。ダンテの神曲は時々思い出したように読んでみようかと思うのだが、読み方がよくわからなくて挫折を繰り返している。ラヴェンナに滞在中、ダンテの像が街中にあって「なんだろう?」と思ったが、そこで神曲を書いていたらしい。そんなことを思い出した。今日と同じように暑い夏の日(1993年)だった。もう20年も経つのか。。

Comments are closed.