水球が盛んであること

午前中Joeが各種プロジェクトの説明をいろいろしてくれた。ヨーロッパにおける情報通信技術の社会への適用における様々な問題にかかわっており、監視カメラとプライバシー侵害の問題もそのうちのひとつ。警察とか国境警備の人も関係しているわけだけど、ヨーロッパにおけるこういう議論の場の作り方は参考になる。終わってから昼食に出たが、海がみえるガラス張りのレストランに連れて行ってくれた。地元「水中ポロクラブ」のレストランとのことで、水中ポロとは何だろうかと思ったら水球のことだった。マルタでは盛んなスポーツで岸が見えている範囲に3つのクラブがあるとか。練習前のウォーミングアップでは、対岸まで泳いでそれから湾奥にあるプールのところまで泳いでそこからまた今我々がいるレストランまで戻って、という三角コースを2回泳ぐといっていた。軽く2キロメートルは越しそうだ。こんなに波が強いのに?と思ったら、あと数週間すれば鏡のように静かになるとのことであった。こんな波の高い日は泳いではいけませんと諭された。これからは地元民が泳いでいるかどうかを確認してから海に入ることにしよう。とはいえ湾のなかにいる分にはさほど問題ないらしい。

午後からはJohnのスタジオへ行き、稽古を見学させてもらった。

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傍らでデータも取らせてもらう。稽古が終わってから、どんなことをしているのか、こちらから簡単に説明した。興味を持ってもらえてよかった。

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練習後、家の近所のレストランで軽い食事を取りながらJohn と話した。稽古を通して見いだそうとしているものは何かとか。個性とは何かとか。とりあえず翌日の議論の話題とすることにして散会。時刻は深夜を回っていた。

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