町を歩いていて町並み、特に建物を観察している。住んでいる辺りは1830年以降開発が始まった地域で、比較的古い建物が残されている。観る際に気にしているのは、それが歩道ができて以降に建てられたのか、それともそれ以前、つまり車がほとんど存在していなかった頃に建てられた建物なのかということである。
車が無かった頃に建てられたものは入り口の階段が低かったり、何となくプロポーションが狂っている感じがして、窮屈そうだ。工事中で歩道が取り除かれていたところがあったので観察してみたが、やはり歩道の高さ分を取り除いた方がずっと美しいというか整った感じがする。車のことを考えないで建てたから、やはり歩道を取り除いた方が全体のバランスがよい。早く電気自動車が普及して、町中は一人乗りの小さな車だけ入れるようにして、町中すべて駐車禁止にして歩道を取り除いたらいいのに、、と夢想。
Comments are closed.