Emona

Ljubljanaはローマ時代の都市の上に建っていると判明。元々の町は紀元1世紀頃に建てられ始めて栄え、紀元5世紀にフン族に破壊されたという。3000人くらい住んでいたらしいが、その頃の基準からいえば結構大きな都市であろう。さして大きくもなく、端から端まで30分もあれば歩けると思われる。なので歩いてみた。

大部分は地下に埋まったままで、しかも瓦礫のようだ。壁が残っているところ、発掘された邸宅、初期キリスト教徒の集会場などがあり、それなりに印象に残った。ローマ帝国の東の端だったらしい。スラブ圏との接触がどのようなものであったのか興味があるが、短い滞在では何もわからない。

空港へのシャトルバスが迎えにくるまでの数時間だけであったが、遺跡を訪ね歩いて過ごせてよかった。インターネット上で仮想的に歩ける(?)仕組みが提供されていました。

5200年前のものと思われる世界最古の車輪。二頭立ての牛車だったとの推測。

5200年前のものと思われる世界最古の車輪。二頭立ての牛車だったとの推測。

地層の説明。下の方がローマ時代。

地層の説明。下の方がローマ時代。

街角の壁だが、石と煉瓦の並べ方にセンスを感じる

街角の壁だが、石と煉瓦の並べ方にセンスを感じる

ローマ時代の邸宅(遺跡)。モザイク画があった。6角形のモチーフが特徴か。

ローマ時代の邸宅(遺跡)。モザイク画があった。6角形のモチーフが特徴か。

初期キリスト教徒らの洗礼場。全身で浸かったものらしい。モザイクのモチーフが8角形だった。

初期キリスト教徒らの洗礼場。全身で浸かったものらしい。モザイクのモチーフが8角形だった。

洗礼場の想像図。8人に見守られて洗礼を受けたのかな。ユダヤ教徒らが使っていたという似たような施設がシラクサにあるようです。

洗礼場の想像図。8人に見守られて洗礼を受けたのかな。ユダヤ教徒らが使っていたという似たような施設がシラクサにあるようです。

Comments are closed.