ソックス3 – エストニア風

三回目のソックス作成。厚みのあるハイソックスを作りたいので、エストニア風のパターンを選んだ。確かによく考えられていて三色の糸を使うものの一段あたりは二色までに抑えられている。ゆえに糸のやりくりが比較的楽だ。二本の糸をどう持つかもいろいろ考えて、Youtubeで人のやっているのを観察したりもしたのだが、結局左手の人差し指に二本かけるのが効率的と考えるに至った。左手と右手に一本ずつ持つ方法もあるのだが、裏から見たときに糸の走り方がきれいではない。そんなこと気にしなければよいのだが、裏にもストライプがきれいにできるとうれしくて、そんな見えないところに手間をかけるのはどうなんだとも思うのだがやめられない。上の方を折り曲げたときにきれいにみえるんだからいいじゃないかという気もする。

しかし多色で編むのは時間がかかる。計算するとおおよそ一目あたり10秒、一段編むのに10分かかっている。一時間やってようやく6段。ここまで40段くらい編んだと思うが確かに7時間くらいは費やしているのではないか。そこまでやってまだカフスが半分編めたくらい。全体からいって4分の1くらいだろう。これをもう片足作るのかと思うと、、、一足(ペア)を編むのに60時間くらいかかると思われるが、食後のひとときに一時間編む程度の作業量だと二ヶ月かかる。まあそんなものだろうと思う。セーターなんか編んだら一年かかるんじゃないか。。

エストニア風の模様でハイソックスを編む

エストニア風の模様でハイソックスを編む

どうしたら作業効率が上がるか考えているのだが、糸巻きと糸立てが必要のように思う。お店から買ってきた糸玉の状態だと糸を引き出しにくい。3玉(色)あると引いたときのテンションのばらつきも気になる。いったん糸玉をほぐして巻き直すのが吉だろう。それから編んでいる最中に糸がからまないように、糸立もいる。これは回転式で糸の配置を自由に換えられるとよいのだが、ネットで探してもそんなものは見つけられなかった。自分で作るしかないみたいだ。ペア編みで両足分同時に作ろうとすると6玉同時に扱うことになる。どんな糸立てがあると便利かもおおよそアイデアはあるのだが、それより前に考えることがあるような気もする。とりあえずこれは中断して、センサーの組み込み実験を先にすべきなのではないかとか。

昨日から原稿執筆の依頼があって伝統文化と人工知能について書いている。(締め切りは明日なんだけど。。)そのなかで伝統工芸についても考察しているのだが、工芸と工業デザインの違いは品質を優先するか効率を重視するかの違いのような気がしてきた。コストと品質がバランスする点を探すのが工業的アプローチと思うが、品質を上げることに注力するのが工芸だろう。いいものであれば高くても買ってくれるお客さんがいるから成り立つ。とはいえ儲からないから後継者不足で技術が絶える恐れがあるわけだが、品質を上げつつ製作コストも下げられたらよい。そこに人工知能がどう役立つのかといったことを考えている。

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