ランプシェードの習作

ランプシェードのパターンを作った後、製作まで手間取った。ひとつにはデータ形式をvectorに直したため。それからレーザーカッターを制御するパラメターの調整に時間がかかった。データ形式をvectorにすると輪郭に沿って切ってくれるので切り口がきれいだし、出来上がりも早い。Tさんに教えてもらって、下絵からpenツールでトレースする方法を習得した(Illustratorを使っている)。パラメターの調整はもう少し大変で、検索してほかの人がやっている方法を調べたり、ソフトウェアに登録されている設定を読んでみたりして最適解を探した。お陰でだいぶレーザーカッターの機能が理解できた。

細かい細工を追究しているので、少しずつサイズを小さくして密度を上げていった。もとネタが通気孔みたいなものなのである程度の大きさがあった方が美しいように思われたが、今更仕方がないので大きさを6割に縮め、4倍の密度にして切ってみた。途中、素材が燃え上がったりして結構大変だったけど、形になって満足。とはいえこれはまだ習作(練習)でしかない。

参考にした本:「キリガミ たてもの文様帖日本のアール・デコ建築 東京都庭園美術館の巻

光を通して壁に投影してみた

光を通して壁に投影してみた

窓ガラスに重ねてみた

窓ガラスに重ねてみた

何とかシェードになりそうな雰囲気になった

何とかシェードになりそうな雰囲気になった

切断台の端の方は制御が甘いのか素材が燃えやすい気がする

切断台の端の方は制御が甘いのか素材が燃えやすい気がする

最適なパラメターを見つけるのに時間がかかった

最適なパラメターを見つけるのに時間がかかった

このくらいのサイズの方がおおらかで味があるかもしれない

このくらいのサイズの方がおおらかで味があるかもしれない

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