tamtamtron タムタムトロン @湯涌温泉

tamtamtron タムタムトロン @湯涌温泉に行った。参加してきたといった方が適切か。出演は次の通り:

  • RaquyDanziger (ダルブッカ、ケメンチェ奏者)トルコ
  • 牧瀬敏(ダルブッカ奏者)京都
  • Michael Joseph Burdi(ウード奏者)アメリカ
  • 田島隆(タンバリン奏者)関西
  • Solo Keita(ジャンベ奏者)ギニア
  • Clier Okamoto (アフリカンダンサー)ギニア
  • カタンナ(アフリカンダンスグループ)金沢
  • MIHO(ベリーダンス)東京
  • Nourah(ベリーダンス)東京

直前まで合宿もあってそちらにも行きたかったのだが、急な仕事が入ることも増えているので合宿の方は参加を断念した。tamtamtron の方も直前まで行くかどうか迷った。場所が不便だし、どのようなイベントなのかよくわからなかったので。それでも興味の方が勝って、恐る恐る足を踏み入れた感じだが、結果として楽しめた。

中東の音楽をやった人たちは以前にも聞いた*見たことがある。(かれこれ10年くらいになるかもしれないくらいの昔)県立音楽堂で聴いた。ベリーダンスを踊る人が二人加わっていたのが印象的で、楽しめた(よかった)のだが、今回も素晴らしい踊りを披露してくれた。野外で月の下で踊るのも趣があると思った。アフリカンダンスのグループものりがよかったし。パンディーロ(田島さん)も上宇だった。早々に動画を公開している人がいました。

アフリカンダンスを披露してくれた人たち

アフリカンダンスを披露してくれた人たち

会場の様子

会場の様子

お店も出ていた

お店も出ていた

興味深かったのは最後の自由セッションのところで、この夜の出演者が入り乱れて合奏した時。最初ダブルッカの人が4つ打ちのビートを叩き出したので、どうなるのか興味津々見守った。田島さんが上手に合わせて演奏し出したので、器用な人だと感心した。この日気づいたのだが、中東(トルコなど)の音楽はアクセントが前に出る系統のリズムで、アフロ系とは逆になる。日本の音楽は前者に属するが、最初に音頭をとった人がそちら側だったので、これは面白いことになりそうだと感じて成り行きを注視した。ジャンベの人はやはり合わせにくそうで、適当にフィルだけ叩いてお茶を濁している。プロだからリズムにはついていっているけどノリノリではない。日本人演奏者が多いからそちら側に行くのかな、、、と納得し、帰るつもりで会場(広場)を出かけた。その時、ビートが裏返ってアフロ系になり、ジャンベの演奏も生き生きとしだした。自分の好みはこちら側なので、足を止め、結局最後まで参加した。ビートを変えたのは田島氏のようだ。やるなぁ、、と感心した。両方を行き来して、どちらもきちんと演奏できる人は少ない。

気温が低くて(9度くらい)寒かった。湯涌は金沢の奥にあり、標高も高いのでもともと気温が低めなのだが、あとで市内に帰ったときに気温をみたところ3度違った。野外フェスみたいなものとは思わなかったので(会場の様子が想像がつかなかった)、もう少し厚着してくればよかったと思った。わかっている人は携帯用の椅子を持ち込んだり、シートを持ってきていたりしていた。地面が湿っているので防水線のシートは必携と思う。毛布もあるとよい。基本、持ち込み自由みたいだから、気候がよければビールとか持ち込むと楽しめるだろう。(車を運転してくれる人をひとり見つけなければならないが。)この日の気温ならウィスキーだろうな。。来る人を選ぶイベントと思っていたが、50名くらいお客さんが来ていてコアなファンがこんなにいるのかという(うれしい)驚きもあった。年配のご婦人二人連れとか。子供連れの家族も多く、会場の隅に設置されたブランコで夜通し遊んでいたりしていた。演奏者の入れ替えに30分くらいかかるなど、全体としてのんびりムードでこれであと気温が10度高かったら最高だろうな、、、という感想。来年もやりたいと主催者が言っていたので、次の機会があることを期待する。

緩く関連したイベントとして、5月28日、kanazawa 314がある。少し情報もあった。金沢21世紀美術館でやるらしい。朝早いけど。(午前8時開始で9時終了。)民族衣装を着て参加することもできるようだ。まだ参加申し込みできるみたい。

Comments are closed.