Snapshot News（〜2000年〜）

[00/12/28]

• getrlimit と setrlimit を追加しました
  • 今のところ意味があるのは RLIMIT_CORE だけです

[00/12/27]

• Cygwin DLL 1.1.7 がリリースされました

[00/12/22]

• シリアルデバイス相手に non blocking I/O できるようにしました。
• Win2K で打ち消す ACL を ntsec 経由でうまく操作できないのを直しました

[00/12/19]

• CYGWIN=nosmbntsec を設定すると、リモートドライブで ntsec を無効にするようにしました
• newlib の remove の実装が正しくないので、Cygwin 側で持つようにしました

[00/12/16]

• xterm のように、エスケープシーケンスでマウスイベントを受け取れるようにしました

[00/12/10]

• CYGWIN=codepage:oem で OEM コードページを選択できるようにしました
  • 日本語の人には関係ないです。
  • やはりOEMもサポートしないとだめか ;_;
• shutdown のための定義 SHUT_RD, SHUT_WR, SHUT_RDWR を socket.h に追加しました

[00/12/04]

• cd C:/TEMP/ とか cd \\TEMP したとき、カレントディレクトリがおかしくなっていたのを直しました

[00/12/01]

• chroot("/") が正しく動かないのを直しました
  • Cygwin DLL 1.1.6 になって rpm が動かなくなったのは、これが原因でした

[00/11/25]

• SUN NFS Solstice Client 3.1 のバグに対処したようです
• もともとできない、 mmapした領域の一部だけのmunmapをエラーにするようにしました

[00/11/25]

• inet_aton を追加しました
• NT 系でシステムの cygdrive prefix が一般ユーザに見えなかったのを直しました

[00/11/22]

• Cygwin DLL 1.1.6 がリリースされました

[00/11/20]

• カレントディレクトリがルートディレクトリのときに、./ で始まるパスを正しく扱えないバグを直しました
• Cygwin から Windows のアプリケーションを起動するときに '\\" a\' が二つの引数に別れていたのを直しました

[00/11/16]

• NT 系でコンソールのバッファの幅をウィンドウの幅よりも長くしていると、clear が画面をきちんと消さないバグを直しました

[00/11/15]

• zsh がやたらとハングアップする問題を解決しました
• make -j2 がうまく動かない問題を解決しました
• rewinddir が動かなくなっていたのを直しました

[00/11/13]

• CYGWIN=case:ignorecase を設定すると、 ワイルドカードの展開で大文字小文字を無視するようにしました
  • 効くのは、Windows のアプリケーションから直接 Cygwin のアプリケーションを起動するときだけです

[00/11/11]

• Cygwin DLL 1.1.5がリリースされました
  • mingw、w32apiが別のパッケージに分離されました
  • gcc -mno-cygwinを利用する場合には mingw が必要です
  • Win32 APIを使ったアプリケーションをコンパイルするには w32api が必要です

[00/11/10]

• 擬似端末のマスターで CR → CR+LN 変換した LN だけが残っているときに、select が読めると言わないバグを直しました
• readdir がディレクトリを読みつくしたあとで、 もう一度呼ぶと最初から読み直すバグを直しました
• mount コマンドでドライブのマウントポイントのフラグを表示するようにしました

[00/11/07]

• EAGAIN に対応するメッセージが Resource temporarily unavailable になりました

[00/11/05]

• 親プロセスが exec したときに、 子プロセスが親プロセスを見失うことがあるバグを直しました。

[00/11/01]

• 子プロセスが同時に複数終了したときに、その次の select が必ず EINTR で失敗するバグを直しました

[00/10/31]

• シェルスクリプトで起動した back ground process が、動かないことがあるのを直しました
• ntsec と ntea を使ってないときに、magic number を見て a.out や *.dll にも実行権限を上げるようにしました
• readlink がファイルが存在しないときに errno に 0 を入れていたのを直しました

[00/10/26]

• Win9x で ssh や telnet が descriptor is a file, not a socket といってうまく動かないバグを直しました
  • これを直すために Winsock2 の API を使っています

[00/10/25]

• ^Z でサスペンドしたアプリケーションを、kill で殺したあとの挙動がおかしかったのを直しました。

[00/10/23]

• Cygwin のシェルから Windows のアプリケーションを起動したときに、 そのプロセスを kill で殺せなくなっていたのを直しました

[00/10/20]

• 先月くらいから散見されていた、bash が勝手に exit するバグを直しました

[00/10/17]

• 高速化のための取り組みが始まっています
• Windows 9x/Me でプロセスIDの値が大きすぎて、 ps の出力が見苦しくなっていたのを直しました

[00/10/16]

• /dev/clipboard の実装をマージしました
  • cat /dev/clipboard でクリップボードの内容を表示します
  • バッファリングしないので、一気に読み出した分しか取れません
• zsh の擬似端末まわりの regression test が通らない原因になっていたバグを直しました

[00/10/14]

• 先日の fork まわりの不安定さを解消しました

[00/10/12]

• rxvt が exit したときに クラッシュするのを直しました
• fork まわりをいじったときに何か間違えたらしく、妙に不安定になりました
• strace が無限ループに落ちることがあったのを直しました

[00/10/07]

• バイナリモードで読んだデータをテキストモードで書きこむときに、\r\n を \r\r\n に変換していたのをやめました

[00/10/06]

• Cygwin DLL 1.1.4 以前の環境でコンパイルされたバイナリで、read の O_NDELAY が効かなくなっていたのを直しました
• ファイル名/. の ファイル名 がディレクトリではなくても、正しいパス名とみなすケースをつぶしました

[00/10/04]

• どうやら /dev/mem を実装したようです
  • NT/2000 のみ有効です
  • mmap の実装モデルもこれに合わせて変更しました
• Cygwin 内部のヒープの実装を thread safe にしました
• netinet/tcp.h で winsock.h をインクルードするのをやめました
  • tcp.h と in.h の両方をインクルードしているソースで、重複定義が起きるのを防ぐためです

[00/09/29]

• Windows ME で uname すると CYGWIN_ME と言うようにしました
• Cygwin内部のヒープの実装をいじりました

[00/09/25]

• 親プロセスから引き継いだソケットを子プロセスが閉じると、 エラーメッセージ socket count < 0 が出るのを直しました
• argv[0] を Win32 スタイルのパス名で渡すようにしました
  • これで argv[0] を見る Windows のアプリケーションが動くはず
  • Cygwin のアプリケーションは、これを起動時に POSIX スタイルに戻します

[00/09/19]

• 先日のスクリプトまわりの修正にミスがあって、スクリプトの argv[0] が Windows のパスになっていたのを直しました
• mount --change-cygdrive-prefix / すると、マウントテーブルが全部削除されるバグを直しました
• システムのマウントテーブルを書き換えそこねたときに、 マウントテーブルが一時的におかしくなるバグを直しました

[00/09/16]

• sleep がシグナルで中断されたときに、 待った秒数ではなく残った秒数を返すようにしました

[00/09/13]

• 実行パスの通っているスクリプトを、 ファイル名だけで正しく実行できないバグを直しました
  • なんか2年前にも同じバグを直した気がするぞ
• Meadow から Cygwin のコマンドを呼ぶと、最初の引き数が無視されるバグを直しました
• 自前のヒープを利用している箇所でメモリリークを起こしていたのを直しました

[00/09/12]

• chdir(.) してから chdir(..) すると親ディレクトリに上がらないバグを直しました

[00/09/07]

• 仮想端末の性能を大幅に改善しました
  • tty mode のコンソールや rxvt、外からログインしたときの端末で、性能の改善が見られるはずです
  • ただし、マスターとスレーブのスレッドの間に新しい race condition を入れてしまったかもしれないとのこと
• rxvt で ^S を押すと ^Q で復旧せずに、そのままあの世へ行く原因になっていたバグを直しました

[00/09/04]

• 先日まったく動かない原因になっていた、 カレントディレクトリのパス変換まわりのバグを直しました。
• readlink のバッファが足りないときに、ENAMETOOLONG を返すのではなく、バッファのサイズに切り詰めた結果を返すようにしました。

[00/09/02]

• Cygwin DLL 内部のメモリ確保に malloc ではなく、 自前のヒープを一部で用いるようにしました
  • いくらか性能が改善されたはずですが…まったく動きません
  • ついでにあちこちいじったせいで、新しいバグがたくさん入りました

[00/09/01]

• waitpid が正しく子プロセスを待てないバグを直しました
  • cvs の通信に ssh を使っているときに、ssh の終了を正しく待てないのはこれが原因でした

[00/08/31]

• gettimeofday が 1 msec 遅れた値を返すバグを直しました
• getgroups に渡された配列の大きさが小さすぎるときに EINVAL を返すようにしました
• SGI の Linux Test Project の成果を Cygwin DLL のテストに利用することにしました

[00/08/25]

• 本物の core を吐かせるコードをマージしました

  詳細は Egor Duda のメールを参照してください。 コアを吐かせる dumper のために snapshot のコンパイルに必要なモジュールが増えました

• ssh で入力がバッファに1文字残る原因になっていた select のバグを直しました
• sshd や inetd がそこそこ動くようになりました

[00/08/23]

• 00/08/01 にプロセス周りを変更して以来、sshd や inetd が動かないのを直したつもりのようですが、依然としておかしいです

[00/08/19]

• printf("%.0f", 0.1) に対して 0. が出力されるバグを直しました

[00/08/11]

• snprintf が指定されたバイト数よりも 1 バイト余計に書き込むという、熱すぎるバグを直しました
• CVS が cvs update: error reading current directory: Function not implemented と怒る原因となっていた readdir のバグを直しました
• select が 32以降のファイル記述子の結果を正しく返さないバグを直しました

[00/08/07]

• Cygwin DLL 1.1.4 がリリースされました

  libcygwin.a が病んでいて DLL をうまく作成できません。 対処法は Chris のメールを参照してください

[00/08/04]

• NT 系でコンソールをスクロールバックさせているときに、 出力があったらスクロールバーを戻すようにしました
• 擬似端末のスレーブ→ マスター間で CR → CR/LF 変換を行う際のバグを潰しました

[00/08/01]

• プロセス周りを大きく変更しました
  • このせいで、しばらく不安定な状態が続きます
  • 1.1.4 にはこの変更は入りません
  • Cygwin の プロセス ID と Windows の プロセス ID を一致させるようにしました
  • ps -W で Windows のプロセスも表示するようにしました
  • ps のデフォルトが ps -l になりました
• ドライブの automount の機構を変更しました
  • mount --show-cygdrive-prefix で automount するディレクトリを表示します
  • mount -s --change-cygdrive-prefix で automount するディレクトリをシステムのマウントテーブルに設定できます
• テンキーの Enter や / が NumLock しないと使えないバグを直しました
• ルートディレクトリで du や find がうまく動かなくなっていたのを直しました
• 2G 以上、4G 以下のファイルの stat を取ると st_blocks が負の値になっていたのを直しました
• CYGWIN=binmode が効かなくなっていたのを直しました

[00/07/28]

• Cygwin DLL 1.1.3 がリリースされました

  ぼろぼろなのでアップデートしないように。今週中に 1.1.4 を出す予定です

[00/07/25]

• /dev/{u,}random の実装が変わりました
  • /dev/random は CryptoAPI が失敗したらエラー
  • /dev/urandom は失敗したら線形合同法による乱数
  • write すると乱数の種をいじれる
• NTFS のハードリンクを正しく作成できないバグを直しました

[00/07/22]

• 06/22 以来、ntsec を有効にしていると login がシェルを正しく起動できなかったのを直しました
• NT で ASCII 以外の文字を含むユーザ名を扱えるようにしました
  • 扱えるようにしたつもりですがテストしてません
• NTFS のハードリンクを正しく作成できなくなりました

[00/07/19]

• chroot を実装しました

[00/07/16]

• 07/01 以来続いていたスタートアップコード周りの不具合が直ったようです
• --enable-vfork を付けてconfigure すると本物の vfork を試せるようにしました

[00/07/14]

• 07/01 以来、cygwin1.dll 以外の DLL がうまく動きません
  • 今回で CygUtils の perl が動く程度には直したそうです
  • X のアプリケーションは依然としてうまく動かないようです
  • さらに、アプリケーションに引数がきちんと渡らないバグが入りました

[00/07/13]

• システムマウントをユーザマウントで上書きするときに、mount コマンドが変な warning を出していたのを直しました。
• printf 系の関数で %e が正しく展開されなかったのを直しました
• 依然として cygwin1.dll 以外の DLL がうまく動きません
  • 今回直したはずが、dlopen ではなく普通にリンクされる DLL が動きません

[00/07/10]

• 07/04 以来、一部の locale で ^U が入力できなくなっていたのを直しました
  • 日本語の人には関係ないです
• ntsec を有効にしていないときに rsh が stack dump する症状を直しました

[00/07/8]

• 07/01 以来 cygwin1.dll 以外の DLL がうまく動きません
  • perl や X のアプリケーションに影響が出ています
  • 今回直したはずが、環境変数を参照する DLL が動きません

[00/07/04]

• poll が実装されました
• Cygwin の使う文字セットを OEM コードページから ANSI コードページに変更しました
  • 日本語の人には関係ないです

[00/07/01]

• アプリケーションのスタートアップコードを大幅にいじりました
  • 各アプリケーションにリンクされていた静的データの一部を cygwin1.dll に移しました
  • アプリケーションに今回追加された binmode.o をリンクすると、バイナリモードでファイルを開くようになります

[00/06/28]

• setitimer で 1000 msec 以下の値を指定すると SIGALRM が飛ばなかったのを直しました
• dup2 に不正なファイルハンドルを与えると落ちていたのを直しました
• seteuid にあったバグを直しました

[00/06/25]

• /etc/{passwd,group} をテキストモードで読み込むようにしました
• さらに ntsec 周りを最適化しました

[00/06/22]

• NT 上でアプリケーションの起動が少し速くなりました
  • ntsec を無効にしているときでも SID を引いていたのを止めました
  • ntsec を有効にしているときに、むやみに logon server を見に行かなくなりました
• 06/16 の変更で、seteuid、setegid を従来通りに呼んでいるアプリケーションの動作に支障が出ていたのを直しました
• NT 上で親と異なるユーザでプロセスが起動されたときに、以下の処理を行うようにしました
  • ユーザの registory hive を読み込む
  • HOMEDRIVE、HOMEPATH などの環境変数を書き換える
• 新しい gcc のバイナリで snapshot をコンパイルできなくなっていたのを直しました

[00/06/16]

• NT 上でユーザを切り替える仕組みが cygwin1.dll に組み込まれました
  • cygwin_logon_user して cygwin_set_impersonation_token して seteuid すると impersonate するそうな
  • 詳しくは Corrina のメールその一とその二を参照してください
  • ついでに effective user と effective group の概念が入ってます

    impersonate する前が real user、した後が effective user です

[00/06/15]

• マウント元の Win32 パスを指定して umount できるようにしました
• Win32 スタイルのパスで chdir すると、カレントディレクトリがおかしくなっていたのを直しました

[00/06/14]

• 環境変数 TMP と TEMP の値も Cygwin 上では POSIX スタイルに変換するようにしました

[00/06/13]

• 00/06/08 以来 mount -f でマウントの上書きに失敗していたのを直しました
• setup.exe が設定するディレクトリレイアウトのルートディレクトリで、du や find が動かなくなっていたのを直しました

[00/06/11]

• NT で Administrator 権限のないユーザが /dev/random を読めないことがあるのを直しました

[00/06/08]

• cygwin-inst-date.tar.gz もライブラリやヘッダファイルが /usr/{include,lib} に移りました
• umount --remove-{all,system}-mounts を Administrator 権限のないユーザが実行すると止まらなくなっていたのを直しました
• mount, umount のエラーメッセージが少し親切になりました
• マウントテーブルが空のときに C:\ を / にマウントするのをやめました

[00/06/07]

• Cygwin DLL 1.1.2がリリースされました
  • /usr/i686-pc-cygwin/{include,lib} から /usr/{include,lib} の下にライブラリやヘッダファイルが移っています
  • 6月8日以降の setup.exe で setup -u cygwin としてアップデートすると、/usr/i686-pc-cygwin 以下の古いファイルが消えます

[00/05/31]

• カレントディレクトリがドライブのルートディレクトリのときに、chdir(".") が失敗するバグを直しました
• ntsec が有効なときに、ACL が有効でないファイルシステム上のスクリプトが実行できない問題を直しました

[00/05/27]

• ログオンしていないユーザが sshd に接続したときに /dev/random が正しく機能しないバグを直しました

[00/05/26]

• ls //ノード名/存在しない共有名 がエラーにならないバグを直しました

[00/05/24]

• 書き込めないディレクトリにあるファイルの rename や unlink を妨げる処理を止めました
  • ntsec を有効にした状態で Samba と仲良くなるためです
• NT で書き込めないディレクトリを rmdir すると ENOTDIR が返るバグを直しました

[00/05/23]

• getc, putc がテキストモードで CR/LF の改行を変換しないバグを直しました
  • テキストモードのファイルに対する ftell, fseek は 1.1.0 と同様に正しく機能しなくなりました
  • ftell, fseek を機能させるには、 cygwin-inst-date.tar.gz をインストールしてアプリケーションを再コンパイルする必要があります
• カレントディレクトリがドライブのルートディレクトリのときに、 . で始まるファイルを mv できなかったのを直しました

[00/05/22]

• [00/04/18] 以来、ドライブをまたがる mv が ファイルの上書きに失敗していたのを直しました
  • 環境変数 TEMP のディレクトリと異なるドライブで patch が動かないのは、これが原因でした

[00/05/21]

• 00/05/16 のアプリケーションの起動に失敗する原因を直しました

[00/05/18]

• fgets がテキストモードで CR/LF の改行を変換しないバグを直しました
• [00/05/16] の libcygwin.a の問題を解決しました

[00/05/17]

• Win9x で rxvt がハングアップする問題を解決しました

[00/05/16]

• .stackdump のフォーマットを変更しました
• couldn't dynamically determine load address といってアプリケーションの起動に失敗することがあります

[00/05/16]

• include/cygwin/in.h の IPv6 関係の定義の修正が中途半端だったのを直しました

[00/05/14]

• Cygwin DLL 1.1.1がリリースされました
  • 新しい setup.exe を取ってきてから、 setup -u cygwin でアップデートできます

[00/05/13]

• include/cygwin/in.h の IPv6 関係の定義の誤りを直しました

[00/05/11]

• GCC の snapshot をコンパイル中に munmap で無限ループするバグを直しました

[00/05/09]

• Win9x 上で、ファイル名として不正な名前 (たとえば abc>def) が用いられたときに、 ENOENT が返るようになりました

[00/05/05]

• ファイルに chdir すると ENOTDIR が返るバグを直しました

[00/05/04]

• open しているファイルを unlink したときに close した時点で消す機構を、Win9x で機能するようにしました
  • 00/03/17 で有効にしたはずが利いていませんでした
  • UNIX では open しているファイルを安全に unlink できるので、この方式でそれをエミュレーションしています

[00/05/03]

• /dev/{u,}random が実装されました
  • Windows の CryptoAPI を利用して乱数を生成します
  • 素のままの Win95 では利用できません
• 共有名が見つからない場合のエラー番号 ENOSHARE を新設しました
  • 利用するには cygwin-inst-date.tar.gz が必要です

[00/05/02]

• NT4 で ntsec が使えるようになりました
• 先日の mount フラグに関するバグを直しました
• テキストモードのファイルに対して ftell、fseek が期待通りに機能しなかったのを直しました
  • fgets がテキストモードの改行を扱えないバグが入ってます

[00/04/26]

• 先日の stat のバグを直しました

[00/04/25]

• Z Shell が Win9x で動作しない原因となっていたシグナル周りのバグを直しました
• 以下のバグが入りました
  • 存在しないファイルの stat が成功する
  • NT4 で ntsec が使えない
  • Win32 形式のパス名で指定したファイルに mount フラグが正しく反映されない

[00/04/24]

• inet_network がサポートされました
  • Winsock がこっそりサポートしてたのを利用できるようにしただけです
  • 利用するには cygwin-inst-date.tar.gz が必要です
• Win9x でファンクションキーなどの特殊キーを使えるようにしました

[00/04/20]

• NT 上の ln で最後が . で終わるファイルを作れないようにしました
  • . で終わるファイルを作ると簡単には消せないので試さないように
  • パスの最後の /. を削除する処理が追加されています
• Win95 で SIGFPE や SIGSEGV をシグナルハンドラで捕まえられないバグを直しました
• FD_CLOEXEC フラグを立てたソケットが正しく close されないバグを直しました

[00/04/19]

• setuid とsetgid が実装されました
  • 有効なのは NT 系だけです
  • ファイルの set{g,u}id とは関係ありません

[00/04/18]

• リモートドライブ上で大文字小文字のだけが違う名前に mv すると、単にファイルが消えてしまっていたバグを直しました

[00/04/17]

• Cygwinの新しいネットリリースが公開されました

[00/04/13]

• lstat が stat になっていたのを直しました

[00/04/12]

• 00/03/25 以来、lstat が .exe を付けたファイルを探さなくなっていたのを直したのですが、 lstat が stat になってます

[00/04/10]

• cinstall が VC++ なしで make できるようにしました

[00/04/09]

• 00/03/16 以来、リモートディスクを UNC 表記で見に行くと落ちていたのを直しました

[00/04/02]

• chown がシンボリックリンクをたどるようにしました
• fchown、lchown を追加しました

[00/03/30]

• Ron Parker の Cygwin 1.1 用のインストーラが winsup に入りました
  • cvs で追ってる人は cvs update -d cinstall すること
  • VC++ がないと make できません。

[00/03/28]

• [00/03/25] 以来 stat で .stackdump を吐いていたのを直しました

[00/03/25]

• stat で .exe ファイルを探すアルゴリズムを変更しました

[00/03/19]

• [00/03/16] 以降 find がリモートドライブのディレクトリを再帰的にたどらなくなっていたのを直しました

[00/03/18]

• Cygwin 環境下で make できるように strace コマンドを修正しました

[00/03/17]

• open で O_CREAT を指定しているのに、 既存のファイルのパーミッションを変更してしまうバグを直しました
• Win98 で open しているファイルを unlink するとエラーになる仕様を直しました

[00/03/16]

• stat の性能改善が図られました
  • ls やファイル名の補完などファイルを調べる操作の速度が向上しました
  • ローカルディスクで 1.5 倍、リモートで 1.2 倍の改善だそうです
• tty mode で Windows アプリケーションを起動して、 ^Z を入力したときにプロンプトに戻るようにしました

[00/03/14]

• tty mode で Windows アプリケーションを起動して、 ^Z を入力すると CPU を 100% 使い切る症状を直しました
  • プロンプトに戻らない点についてはちょっと待ってください
• パイプの書き込み用のファイル記述子に対して、 select が必ず例外状態を検出する症状を直しました

[00/03/12]

• シグナル周りの問題がすべて解決されたというアナウンスがありました
  • まだ問題がある人はこのスナップショットの strace コマンドでログを取って報告してほしいとのこと

[00/02/27]

• シグナル周りが修正されて、以下の問題が解決しました
  • bash が CPU を 100% 使い切る
  • configure が ^C で飛ぶ
  • シグナルで中断した wait が EINTR を返さない
  • block されていたシグナルが block が解けたときに配送されない

[00/02/23]

• シグナル周りが再び修正されました
  • Win2k で bash が read で busy wait して CPU を 100% 使い切る問題を解決したようです
  • 逆に NT でその現象が現れている上に、かなり不安定になっています

[00/01/26]

• h_errno を参照するアプリケーションが正しくコンパイルできなくなっていたのを直しました
  • netdb.h を winsup-src-20000127.tar.gz に入っているものと入れ替える必要があります
  • h_errno を参照するときには netdb.h を必ずインクルードすること

[00/01/25]

• シグナル周りが再び修正されました
  • configure が ^C で飛ぶのを直したようです
  • 僕のところでは依然としてこの現象が確認できます
• tty の行編集機能が効かなくなっていたのを直しました
• regtool コマンドが改良されました
  • キーの区切りに / を使えます
  • 値の記述に \ によるシーケンスを使えます

[00/01/19]

• レジストリを操作する regtool コマンドを追加しました

[00/01/13]

• mmap のフラグに MAP_PRIVATE を指定すると必ず失敗するバグを直しました
• /dev/zero を実装しました
• make install したときに、Cygwin のヘッダファイルが Mingw のヘッダファイルで上書きされるのを直しました

[00/01/08]

• ntsec の仕様が大幅に変更されました
  • UNIX のパーミッションと NT の ACE を対応付ける方法が変わりました
  • Solaris を参考に ACL 関係の API とコマンド (getfacl と setfacl) を実装しました
  • owner と group とは関係のない ACE には触らないようにしました
  • 詳しくは Corrina のメールを参照してください

[00/01/06]

• winsup 以下のディレクトリ構造が大幅に変更されました
• mingw のバージョンを新しくしました
• Win32 API を実行するためのヘッダファイルとライブラリを新しくしました
• snapshot をコンパイルするための注意事項は snapshot のコンパイルをご覧ください

[00/01/05]

• ntsec 周りが変更されて Administrators の権限を落とさなくなったはずが…落ちちゃいますね
• access が正確な結果を返すようにしました
  • これで bash で bind 'set visible-stats on' したときに、全部のファイルに * が付かなくなります

去年と一昨年