014    世界経済

担当 岩本 武和

目的

為替ルートの動きや、日米経済摩擦の動向、さらに近隣のアジア諸国やEUの経済統合など、新聞やテレビ等を通じて日々提供される世界経済に関する情報は、経済学を専攻するか否かに関わらず、何人たりとも無関心ではいられないだろう。本講義の目的は、経済学の知識ゼロの受講者を対象に、「世界経済を見る眼」を養うことである。新聞等の国際経済欄の情報が一定程度理解できるようになることが最低目標、その情報に対して何らかの発言ができるようになることが最終目標である。

内容

国際貿易論、国際金融論、開発経済論、経済統合論、多国籍企業論など、スタンダードな国際経済学の分野から、上記目的に合致する必要最小限の概念装置や理論を提供する。

教科書

伊藤元重『ゼミナール国際経済入門(改訂2版)』日本経済新聞社、1996年

講義計画

  1. 序論−グローバリズムとは何か−
  2. 国際収支をどう見るか
  3. 外国為替市場では何が行われているか
  4. 為替レートはどのようにして決まるか
  5. 国際通貨制度はどうあるべきか
  6. 自由貿易か保護貿易か
  7. 日本の貿易構造の特徴は何か
  8. 日米経済摩擦に対してどのようなスタンスをとるべきか
  9. GATTからWTOへ何が変わったか
  10. EUの通貨統合
  11. 南北問題は変わったか
  12. アジアNIESとアジア通貨危機
  13. 円の国際化
  14. 日本の国際的役割をどう考えるか