ニュージーランド、タイ旅行記 10


S: 昨日今日はサムイ島でリゾート状態に入ってます。すっかりくつろ いでたので旅行記もダイジェストで。

Bangkokからバス+ボートで6時間。タイ東部の国立公園サムイ島をめざします。 バスが途中でスコールに会い、雨漏りしだしたのには閉口しましたね。荷物が びしょびしょでした。

H: あれにはまいったな。乾期だから雨は降らないと思っていたのに。 雨が降りだしたときは、またカイコウラに行ったときの、真夏なのに寒くて何 もできなかったときみたいに、リゾートに行って何もできないのかと心配して しまった。でも熱帯の雨はスコール。15分ほどでやみました。

S: 港につくと、人が一定数集まらないとボートが出ないというので、 休憩。マーケットには干物や海草、それに土産物のきれいな貝殻が売ってます。 干物同様、貝殻も量り売りしてるのですが、めかたで貝殻買う人がいるのでしょ うか? よくわからない。

やっとボートが出発して乗り込むと遊園地のアトラクションのようによく揺れ ました。ボートで島につくと、今度はジープで密林にわけいって島の反対側に 位置するビーチをめざします。Wongdeuanビーチのコテージについたときはす でに日が暮れてました。夜のseafoodがうまかったですね。

H: ボートもアトラクションみたいで楽しかったけど、ジープのほうが もっとすごかった。ボートを待っている間のホテルの予約センターの人が、ビー チ間はUp-downがあるっていってたから、山越えするのかと思ってたら、スケー ルがちがった。がたがたの道、いや道とも言えないようなところをがんがん走っ ていく。

夜のレストランで食べた魚はおいしかったです。鯛を少し前後に長くしたよう な魚を蒸して、辛くて酸っぱくてにんにくの効いたソースをかけたもの。蝦の サラダも食べたが、こっちはキャベツの千切りに小さな蝦がのっているだけ。 やっぱり、タイ料理じゃないとうまくない。しかし、白人たちはハンバーグと か食ってた。こんなとこに来て。

S: 翌朝は早速ビーチへ。ローションもきかないほど日差しが強烈でし た。ビーチには白人男性とタイ人女性のカップルがやけに目立ちます。 Patpong st.あたりでチャーターしたのでしょうか。

日中は何もすることがなく、単にぼーっとしてましたね。

H: この、なにもしないでひたすらぼーっと、っていうのがいい。ぜい たくですね。

S: lunchを食べたレストランが面白かったですね。岩場の波打際にテー ブルがあって、食べてるとときどき波しぶきがかかる。つまみは岩場の新鮮な 貝で、ソースは自動的にオーダーされるが、海の状況によって味加減が変わる。 海からあがってきてオーダーし、食べ終わるとそのまま飛び込んで泳ぎ去る、 というドリフのコントのようなシチュエーションです。

日中ずっと砂浜の木陰の寝椅子でSinghaをのんで寝てるという、絵にかいたよ うなリゾート体勢でしたね。

H: 晩ご飯はまたシーフードを食べました。こんどはすずきみたいな魚 をフライにして、中華風のあまめのソースをかけたもの。これもおいしかった です。アイスクリームをよそっているのを見てたら、おいしそうだったけど、 すごく多そうだったから、一つだけデザートに食べようということになりまし た。ココナッツアイスをたのむと、さっき見てたのとは違って、小さい器に入 れてる。やっぱり二つ頼もうとした瞬間、その小さい器にどーんと盛り出して、 やっぱりひとつにしてよかったというくらいの量になりました。これも、おい しかった。

明日はバンコクへ戻ります。船やバスの時間がよくわからないけど、無事、も どれるのでしょうか。


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Takashi Hashimoto
Last modified: Sat Apr 4 00:50:56 1998