ニュージーランド、タイ旅行記 2


H:昨日のめいるには誰が書いてるのかってことが全然書いてなかった けど、Hは橋本、 Sは佐藤です。

さて、今日から会議が始まったので、旅行記としては特に書くことがないので、会議(Unconventional Models of Computation)の様子を少し書きます。

会議場はとてもこじんまりしていて、たんなる大学の教室でやってます。参加 者はほとんど講演者で、かなりインフォーマルな雰囲気です。内容は量子計算 とDNA計算で、それほどレベルは高くない感じ。

ある人がこんな問題を出していました。ある部屋に3つの電球があり、別 の部屋に3つスイッチがあり、それぞれどれかの電球につながっている。両方 の部屋に1回だけだけ入ることが許されている場合に、どれとどれがつながっ ているかわかるか?というものです。

抽象化して考えるともちろんわからないんだけど、Unconventionalにというか 物理的に考えるとわかる。これが今の計算論をこえるという一つの例だという のです。なかなかおもしろいよね。

S: 物理というかとんちのようなきがしましたけど、面白かったですね。では正解者にはproceedingsを贈呈ということで(ウソ)。あとは、0-energy computationとか面白かったかと。slowest computationという。全体的にこじんまりした感じでいいですね。なんか夏でバカンス状態ですね、こりゃ。Conference dinnerは船上ですか。Relaxしてる場合じゃない気もしますが...

   H: いや、船上ではなく船で渡った先の店でやるだけのようだ。エクスカーションも島に渡って1日遊ぶとか、すっかりバカンスだな。

大学の書店に少し行ったんだけど、あんまりめぼしい本はなかった。佐藤君は なんか怪しい本を買ってたけど。

S: Tao of Chaosですね。秀逸な品です。易の記号(?)をHyper-cube上 に並べて関係性が論じられているかと思えば、Yang-Yin Alternationの dynamicsとルビンの壺、Mandelbrot setに埋め込まれた毛筆体の「道」の文字 と、もうなにがなんだかわかりません。Unconventionalここに極まれりといっ たところでしょうか。

夜は韓国料理を食べましたが、安くてよかったですね。ごはんおかわりできたし。

H:佐藤君の得意の「おかわり」につられて食べ過ぎたな。くるしい。ではまたあした。


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Takashi Hashimoto
Last modified: Sat Apr 4 00:49:37 1998