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Aphanothece sacrum

Aphanothece sacrum (日本名:スイゼンジノリ)由来多糖類「サクラン」の
研究について

Aphanothece sacrum (日本名:スイゼンジノリ)
Aphanothece sacrum (日本名:スイゼンジノリ)は日本固有種の非常に希少で重要な藍藻です。現在は福岡県と熊本県で人工的に養殖されています。



Aphanothece sacrum (日本名:スイゼンジノリ)
多糖類サクランはA. sacrumから当研究室で初めて抽出された分子量が1000万を超える超巨大分子です。
アミノ酸で架橋した サクランゲル
アミノ酸で架橋したサクランゲル
サクランは硫酸基やカルボン酸基を有したアニオン性多糖類
サクランの特徴
  1. 保水力に非常に優れている(当研究室の調べでは純水を自重の6000倍近く、塩水でも2000倍程吸水出来る事が分かった。)
  2. 構成単糖の種類が11種以上同定され、非常に多様で複雑な構造を有している。
  3. 非常に高い溶液粘性とチキソトロピー性を示す(キサンタンガム以上)。
  4. 低濃度(0.5%)水溶液でネマチック液晶相を示す。
  5. 価数の高い金属イオン(レアアースメタルイオン)など非常に効率よく吸着する。
サクランを新素材として期待出来る分野
  1. 高分子吸収剤や保水剤
  2. 金属吸着剤
  3. 医療基材
  4. 医薬品・化粧品原料 など・・・
  5. 高分子電解質
進行中のサクランの研究
  1. サクランの構造解析
  2. サクランの水和挙動と
    サクランを用いたゲルの研究
  3. サクランの金属吸着キレート効果に
    関する研究
  4. サクランの液晶挙動の研究