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vodafoneのサイトウさん、nsknetのカワグチさん

JAISTフェスティバル2017アミューズメント企画ランニングフォーム撮影会にご参加下さりありがとうございました!
ご参加下さった皆さまに感謝申し上げます。 なるべく今週中に、順次撮影したデータをお送りする予定です。楽しみにお待ち下さい。 データがダウンロードできない等お困りのことがあれば、koichi@jaist.ac.jpにお知らせ下さい。 何度かコメントを求められる機会がありました。 これまでの3年間に撮影した皆さまの走りのフォームをざっと拝見して、今回、恐縮ではありますが物理的な観点から気づいた点をいくつかお知らせします。
1) 重心=腰のあたりの位置よりも、だいぶ前に足を着いてしまうと、ブレーキをかけながら走っているようになってしまい、非効率的で疲れますし、脚にも余計な負担がかかります。改善するためには、なるべく腰を前に、高い位置をキープすると足は必然的に、より重心の真下近くに着地する様になります。そのように走り方を変えると、最初は全然走れていないかの様な違和感を感じるかも知れませんが、実は楽に走れていて、スピードが出過ぎてしまうので、ペース配分や怪我などに注意が必要です。また、一定のスピードで走る時、短距離走でも長距離走でも腰の上に上体が真っ直ぐに立っている姿勢が良いようです。
2) 速く走りたい場合、蹴った脚を早く前に持って来ないといけませんが、空中にいる時の写真を観て、蹴った脚が後ろの方に伸びているようだと非効率的です。蹴った脚をなるべく早く折りたたんで膝を前に出す方が遠心力によるロスが減ります。この事はお子様によく観られる、腕が後ろに真っ直ぐに伸びた走り方にも言えます。空中にいる間、外からかかる力は重力と空気抵抗くらいですので、比較的リラックスして姿勢をコントロールする事が重要だと考えます。ただし、地面を蹴った位置や蹴り方、蹴った時の姿勢で概ね空中での姿勢も決まってしまうかも知れません。また、地面に足が着いている時間は短い方が良いとされますが、これは物理的には、脚力、体重、走っているスピードにも関係します。
なお、フォームの改良には、それまで使っていなかった筋肉を使ったり、気にしすぎて逆に変な走り方になったりして、怪我をする可能性も有りますのでくれぐれもお気をつけ下さい。私は陸上の専門家ではなく、あくまで物理的な観点からのコメントになります。受け取られたデータは、もし陸上の先生に観てもらえるようでしたら、その方が良いと思います。また、小さなお子様については、まだまだ筋肉や骨格も出来上がっておらず、決まったフォームよりも自由に身体を動かすことの方が良いとの説を信じています。お子様が楽しく一生懸命に走っているところのハイスピードカメラによる写真をお楽しみ下さい。

14:00現在、降雨のため、やむを得ず以降中止とさせていただきました。走ってくださった皆様誠にありがとうございました。お越しいただいたのに走れなかった皆様には申し訳ございませんでした。

10月21日8:20現在、雨は降っていないようですので、準備を始めます。天気予報では、お昼以降、弱雨となっています。午前中は曇りマーク。もし途中で中止になるような雨が降ってきましたらここにもアップいたします。

更衣室はありませんので、上からジャージなど羽織ってお越しください。もちろんウエアのままでも構いません。

フォーム撮影後は学内の他のイベント見物もして頂けます。

10月20日13時現在:明日の天気予報では、曇りで気温17℃〜19℃、湿度80%以上の予報となっています。15時以降雨マークもあります。小雨が降るかもしれません。明日また、状況についてアップします。

ランニングフォーム解析例(YouTube)

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