グループウェア


石井裕 :
グループウェアのデザイン,
情報フロンティアシリーズ, 共立出版, Feb 1994.

本書は、グループウェアの書籍として一般的な、以下のような構成をとっている。

比較的ほかの書と差別化される傾向にあるのが、グループウェアツールを、構造的アプローチ非構造的アプローチに分けて紹介している点であろうか。著者が開発に携わったツールの内、COOKBOOK は 構造的アプローチに分類され、TeamWorkStation と ClearBoard は、非構造的アプローチに分類され紹介されている。その他のツール も概ね公平に紹介しているように思う。
グループウェアに必要な概念として著者が最初に提唱した(と私は信じている)シームレスについては、本書 ではあまり触れられていない。
4章でのテトリスを用いた中間管理職の悲哀の話は、当時の著者のおかれた状況に対する正直な感想が垣間見られるようで面白い。


Reich, Robert B.著, 中谷巌訳 :
ザ・ワーク・オブ・ネーションズ,
ダイヤモンド社, Oct 1991.

企業の国籍とはどのくらいの重要性をもつのか。本書では、まず、政府がアメリカ企業を保護することが、以前ほどアメリカ人をゆた かにするとは限らないことを述べている。マレーシアに工場を持つアメリカ企業を保護するより、アメリカに工場を持つ日本企業の味 方をした方が、アメリカ人をゆたかにする可能性が高いと述べている。そのような、企業が無国籍的であることを称して、本書ではグ ローバルウェブという言葉を用いている。このような状況では、アメリカ企業が儲かっているからといって、アメリカがゆたかである とは限らないことになる。
ここで著者は新たな職業分類を提案する。それは、ルーティン・プロダクション・サービス, インパースン(対人)・サービス,シンボリック・アナリティック・サービスの3つ である。そして、グローバルウェブに付加価値をつけるシンボリック・アナリティック・サービスこそが、これからのアメリカを支え る職種であると述べる。このような見解のもとで、では、如何にしてシンボリック・アナリティック・サービスに従事できるような人 材を育成するかについて、様々な提案がなされている。
本書は、グループウェアとは直接関係ないが、シンボリック・アナリストが習得すべき4つの基礎的技能として、抽象化,体系的思考, 実験,共同作業が挙げられている。最後の共同作業をサポートするツールとしてグループウェアが挙げられるわけだが、逆にいうと、 グループウェアを構築するにあたっては、「シンボルを分析する」ということが、どういうことなのかを念頭に置かなければならない ということを示唆している。そのような意味で、ここで紹介した。


Schrage, Michael著, 藤田史郎監修 :
マインド・ネットワーク,
プレジデント社, Mar 1992.

工事中。


溝口文雄, 児西清義 :
チームの知的生産技術 グループウェア入門,
ブルーバックス, 講談社, Aug 1992.

工事中。


田中二郎, 神田陽治 :
インタフェース大作戦 グループウェアとビジュアルインタフェース,
共立出版, Feb 1995.

工事中。


阪田史郎 :
グループウェアの実現技術,
ソフト・リサーチ・センター, May 1992.

工事中。



用語解説


kunihiko@jaist.ac.jp
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