ジョブ管理システム(LoadLeveler)を利用するためには,/usr/lpp/LoadL/so/binをPATH環境変数に,/usr/lpp/LoadL/so/manをMANPATH環境変数に追加する必要があります. 環境変数にディレクトリを追加する方法として,setコマンドを使ってPATHを通すこともできますが,この場合,一旦ログアウトしてしまうと設定が無効化されるので,ログイン時にまた一から設定をやり直さなくてはなりません. なので,常に設定したい環境変数は,.cshrc(csh run command)というシェルが起動されるたびに読み込まれる設定ファイルを書き換えておくのがよいでしょう. デフォルトの.cshrcに書かれているswitch文の中に以下のソースを書き加えてみてください. case AIX: set path = (/usr/bin /etc /usr/sbin /usr/ucb /usr/bin/X11 /sbin /usr/java14/jre/bin /usr/java14/bin /usr/lpp/LoadL/so/bin) setenv MANPATH "/usr/lpp/LoadL/so/man" breaksw 書き換えて保存した後に,ログインすると設定が反映されているはずです.setコマンドでパスが通っているか確認してみてください.