★CNBHでの仕事始め… それは挨拶まわりから (2000年8月31日

さあ、今日からCNBHでの仕事始め。「初心忘れるべからず」と飯島先生の言葉を 思い出しながらも家を8時半に出発した。研究室には9時20分ころに到着した。 そう、まだ移動の手段がないので自宅から徒歩で通勤している。 距離にして約5km。結構な距離だよね。ケンブリッジは芝生のひろーーい公園が 沢山あるのでそこを通れば、道路に沿って移動するよりも圧倒的に近道になる。 それでもやっぱり50分近くかかってしまう。 CNBHはDept. of Physiologyの建物の一番上の屋根裏部屋みたいなところにある。 階は、A, B, C の順で I階。日本でいえば9階かと思うかもしれないけど、A+Bで ちょうど日本式1階に相当するのでHは日本式の5階。つくりが変というか、左右 交互に半階ずつあがるので慣れるまでちょっと大変だった。 しかもリフトが使いずらいのでいつも階段で移動することになる。 健康のためにいいかもしんないと思いながらも(ちょっと伊藤さんのJAISTの非常 階段の移動を思い出してしまったが)、やっぱり50分の徒歩の後の階段登りはき つい…。 息を切らして研究室にいったらロイ先生しかいなかった。 さあ、仕事始め。まずは一杯コーヒーを飲みながらロイ先生と談話。研究の話は 一切なし。コーヒーを飲み終ったら、今日は***と###に行くからと言われ、後を ついていった。まずはDept. of Physiologyの要所に勤めている重要人物?に紹介 され、生理学部の研究員としての登録証明書を作ることになった。写真も取られ、 入館用カードを作成してもらった。お昼は、研究室のコンピュータ環境を管理し てくれるMRC-CBUに出向いた。もちろん、仕事用にもってきたIBM ThinkPadを持参し、 ネットワークのセッティングをしてもらうことになった。MRCはロイ先生がここ に来る前にかれこれ20年?近くも勤めていたところで、知合いばっかりだった。 さあ、ネットワークへの登録。出国前に準備万端にしてきたLinuxを使える ものだと思っていたら、MacかWindows、Unixだったら研究室にあるSUNしかサポー トできないといわれた。サポートなしでもいいからLinuxを使えないか?と聞いた けど、嫌な顔をされた。ロイ先生も困ったなぁという顔をしていたけど、ロイ先 生とCBUとの関係もあることだろうから、ここはCBUの指示に従うことにした。 (でも、実はこっそりとLINUXでセットアップしてあり、今もこうして使ってい る。まぁばれないだろうと信じて…) ふぅ、メールなどMicrosoftのいいなりかぁ。 と思いきや、メーラーはOutLook使っちゃダメだよと言われてしまった。 え? 確かにセキュリティの問題はあるのかもしれないけど、日本語メールはどう やってよんだらええんやぁ〜。と心の中で叫んでしまった。 管理者からEudoraを勧めてもらったが、英語のみとのこと。とりあえず一応の対 策としてこれを利用することにした。

今日一日、沢山の人を紹介してもらった。日本人は初対面で名前と顔を覚えれないとい うけど、まさに僕もその一人。顔までは何とか思えたけど名前はほとんど覚えら れなかった。仕事始めといいながら、本当、今日は挨拶周りの一日だった。

Created by M. Unoki, 6 Nov. 2000
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