★Roy先生宅でパーティー (2000年9月11日
今夜はRoy先生の自宅でパーティー。僕と奥様の歓迎会も兼ねてのパーティーで CNBHのメンバーだけでなく、ロイ先生の奥様(カラリン)の勤務先のMRCのメン バーも招待されたかなり大きなものだった。今日の仕事も夕方に速攻であがり、 自宅に一旦戻った。 夜7時にStefanが家まで迎えにきてくれるので、それまでいそいそと着替えなど をしたりした。オフィシャルかどうかわからなかったので、ちゃんと正装してい くことにした。奥様もめったに着ないような服をきておしゃれしていた。実は、 一昨年、出張のときにロイ先生の自宅に招待されたことがあって、そのとき僕だ けジーンズ姿だったので今回はそんなことがないようにネクタイもしておいた。

夜7時きっかりにStefanが迎えにきてくれた。彼はとってもラフな格好だった。 もちろんロイ先生の自宅に到着するとみんないつもの格好だった。僕等2人だけ が正装。やられた〜。 でも招待されたんだらか気にすること無いか? 実はこの日、河原先生も出張でCNBHに来ていた。河原先生も正装していたけどネ クタイは取れ、といわれたそうでノータイになっていた。 僕もそれに合わせてネクタイを取った。こんなときな女性はいいよね。服選びは 大変かもしれないけど、みんなラフな格好のなかでもそんなに浮いたりしないか ら。さすがにスーツ姿はちょっとね。

食事の前のシャンペン。各自グラスを片手に、ロイ先生自慢の庭を散策した。そ う散策である。日本じゃまずお目にかかれないだろうというくらいの広さである。 庭というよりは裏山である。何故かここには杉の木もある。奥に行くと小さい小 川が流れていて、小さい橋とボートがある。これが英国上級階級の庭である。 すげーーの一言。サマータイムといえど、既に夜8時近い。まわりはもう真っ暗 で月灯りがとってもきれい。そこへバサバサとコウモリが飛んで行った。すかさ ずKatrinははしゃぎまわった。何故喜ぶかと言うと、そりゃ研究材料が目の前を 飛んで行ったからだろう。研究者らしい。

食事の用意ができたとのことで、みんなでぞろぞろと家に戻った。大きな食卓に は沢山の料理が並べられ、ひとりひとり大きなお皿を片手にセルフサービスでそ れを取っていった。そして、3つある部屋へ各自向かい、それぞれ皿にかぶりつい た。いろいろとおしゃべりがはずむものの僕等はネイティブじゃないのでやっぱ り同じテンポで会話をするのは難しい。でもこんな経験をしていると、英語を勉 強するのも全然苦ではない。奥様も明日から英語頑張るぞと誓っていた。3日坊 主にならないことを祈る。

偶然、ロイ先生の家でもう一人の日本人と出会う。名前を池田さんという。愛媛 大学のお医者様大先生である。カラリンのところに研究のため僕と同じく1年滞在 するそうな。奥様とお子様もケンブリッジに来てるのだけど、パーティーには来 ていなかった。いろいろお話しできて楽しかった。

楽しい時間というものはあっという間に過ぎ去るものでもう夜12時近かった。 Stefanが家まで送ってくれるとのことで、僕等はロイ先生の自宅を後にすること にした。 帰り支度をしていると、ロイ先生が何やら得体の知れない物をもってきた。何か の鉢である。 「マサーシ」(注:サにアクセントを置くこと)と呼び止められると、紫蘇の鉢 を持った先生がそこにいた。 手土産だそうな。Thank you! これを食べなさい、と手渡された。しばらく僕等の 胃を満足させる代物になるだろう。 でも、ロイ先生、あなたはこれをどこで手にいれたの?

Created by M. Unoki, 6 Nov. 2000
Back Unoki's HomePage