★戻ってまいりました、ケンブリッジ (2001年3月21日
日本時間21日午前10時50分に関西空港を出発する予定だったのだけど、オランダ から関西空港に来る便が機材取り寄せなどのトラブルで遅れることになり、その影響 で出発が12時50分の定刻と、2時間のディレイになることになってしまった。 せっかく、早起きして準備していたのに…なんか出発から嫌な思いをすることに なってしまった(これは最後まで影響してしまった、というかそうなる前兆だっ たのかもしれない)。この影響で、チェックイン手続きもいつも以上に時間がか かり、係員もアタフタしていた。お詫びということで、KLMからは関西空港内の お食事券をもらったけど、たったの500円となんか寂しいものがあった。ボーディ ングまでの時間潰しをかねて、このサービスチケットを使って喫茶店でお茶する ことにした。

12時半になって予定どおりボーディングが始まったけど、いつものように乗り込 みに時間がかかり、午後1時にやっと出発することになった。今回は残念ながら、 エマージェンシーエリアに席を取れなかったけど、向こうの取り計らいで前方の窓 際の席を確保することができた。今回の長旅は映画三昧にしようと思っていたの で、場所的にもちょうど良かった。映画は、「XーMEN」と「シャフト」。こっち の2つはアクションね。「ビリーエリオット」という映画は、少年がバレエダン スに目覚めていくような内容のものだったけど、オランダ語?のみだったのでい まいちよく分からなかった。 僕は映画のおかげで長時間の飛行を存分に楽しめたけど、うちの奥様は疲労と何 度かあった大きな揺れでだいぶ体調を崩してしまったみたい。

スキポール空港には予定より20分遅れで到着したけど、ディレイの影響で今度は 到着ゲートがあくまで飛行機で待たされることになるし、奥様の体調は悪くなる一 方だし、トランジットには4時間も時間があって待たされるし…。本当、散々な 目にあってしまった。奥様の方はとうとうダウンしてしまい、客室乗務員にお願 いして、スキポール空港内の診療室で診察してもらい、トランジットの間、休憩 させてもらうことにした。どうも疲労と揺れで胃をやられてしまったみたいで、 治療のため筋肉注射もされていた。本人曰く、「ダーツのように注射を投げられ て打たれた!」そうだ。僕も目の前で見ていたけど、そのとおりかも。

スキポール空港を後にして、一路、スタンステッドへ。約1時間で到着。時差も1 時間ジャストで現地時間にして夜9時過ぎにやっとイギリスにたどり着いた。 パスポートコントロールも税関も何事もなく通過し、奥様の疲労も考えてコーチ ではなく、タクシーで家路についた。 タクシーの運ちゃんも事情を察してか、超特急でケンブリッジに向かってくれた。 所要時間にして30分もかからなかった。すげぇー。メーターで100マイルは軽く 越えていたから、時速150km/hはいっていたのか?

やっと帰って来ました。ケンブリッジ。やっとたどり着きました、ブラックソー ンクローズ。やっぱり我が家がいいね。 玄関先に溜った郵便もそっちのけで、速攻で眠りにつくのであった。 ちなみに、翌日、気がついたのだけど、ケンブリッジでは桜が散り始めていた。 桜が咲いているのにも驚いたけど、もう春なんだね…

Created by M. Unoki, 21 Mar. 2001
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