★Essex大学に出張する (2001年3月26日
帰国したらすぐにロイ先生から、Essex大学にいるLowelのところにいってDSAMの 打合せをしてこいといわれた。ちょうど、彼がDSAMについての詳しい説明とアプ リケーション作成に関するノウハウを教えてくれるとのことで、僕と同僚の Stefanと2人でEssex大学に行くことになった。もちろん、旅費は研究費から出し てくれるとのことでお金の心配はいらないのだけど、2人ともEssexにいく方法が 分からず、インターネットなどで調べまくり何とか大学近くの駅(コルチェス ター)までたどり着く方法は分かった。そこから先は、Lowelに頼んだら車で迎 えにきてくれることになり、とっても助かった。Essexはケンブリッジから直線 距離にしてそんなにないみたいだけど(車で1時間もかからないだろう)、電車 での移動となるとそんなに簡単ではないみたいだった。ルートは2つ。ケンブリッ ジから一旦ロンドンまで南下し、そこからコルチェスターまで北上するか、ケン ブリッジからイプスウィッチまで北上して、コルチェスターまで南下するか、の どちらか。 後者が所用時間にして約2時間と前者よりも30分早かったので、こちらを選 ぶことにした。

朝、Stefanとケンブリッジ駅で合流し、2人で一路、Essex大学を目指した。 10時半にはコルチェスター駅に着き、lowelに合流することができた。 彼の車で大学に到着するなり、早速、Lowelの説明会が始まった。 昼飯の時間(1時)まで延々と続いた。 一時帰国で3週間も英語の勉強をサボっていたせいか(?)、聞き取りも大変だっ たし、しゃべるのも大変だった。 ひととおり説明が終った後で、LowelとMeddis先生御夫妻らと大学会館でサンド ウィッチを食べた。Essex Universityという位だから、学内にはいろんな公共施 設が入っていたし、劇場などもあってとっても驚いた。以前、Keele大学にもいっ たことがあるけれど、ここにも勝とも劣らないくらい立派な施設だと思う。 Lowelが構内をいろいろと案内してくれたけど、敷地内には湖や芝の公園なども あり、研究で疲れたときの癒しの場としては最高だと思った。 ここの施設で一番驚いたのが、エレベータ。よくある開閉式ではなく、扉がない、 常に上昇と下降の2種類が移動している自動エレベータがある。 これに乗るときは、自分でタイミングを計って、エレベータに飛び乗らなければ ならない。これには驚いた。乗るのは簡単だったけど、降りるのはちょっと難し かった。特に、下降中のエレベータから降りるのが難しかった。これって運動神 経のない人は永遠にエレベータの中に閉じ込められるんじゃないかって感じだっ た。ちなみに、このエレベータ、上下が"0"の字を書くように移動しているとの ことで、例えば、上階から1階に下降エレベータで降りるとき、1階で降り損なっ たとしても、一旦地階にまわり再度上昇エレベータで1階に再び現れるそうな。 Lowelにこれ、試したことある?って聞いたら、「もちろん」と笑って答えてくれ た。

昼食後の軽い散歩のあと、また打合せをし、夕方にはやっとそれが終った。 予定の帰りの電車に間に合わなかったためStefanとどうしようか相談していたら、 Meddis先生がインターネットで帰りの電車を調べてくれた。すると、なんと、乗 り換えがスムーズにいかず、所用時間にして3時間弱でケンブリッジに戻ることに なったしまった。夕方5時にコルチェスターを出発しても、ケンブリッジに到着す るのが8時半。なんじゃこりゃーーとStefanと声を合わせてしまったけど、どう にもならず、2人でとぼとぼと帰路についた。 帰りの道中、2人で電車の待ち時間などをつかって、各乗り換え駅であるイプス ウィッチとイレイの散策をしたりして時間を潰した。いい暇潰しになったけど、 できればもっと楽して帰りたかった。

Created by M. Unoki, 26 Mar. 2001
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