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  • 鵜木 祐史, 入野 俊夫,
    "ガンマチャープフィルタとフィルタバンクの効率的な構成,"
    日本音響学会聴覚研究会資料, H-97-69, Oct. 1997.
  • Last modified:
    2 June 2001
    アブストラクト

    聴覚フィルタとして提案されてきたが、時変系とするには演算コストの高いFIR フィルタでしか構成できていなかったガンマチャープフィルタの効率を上げるこ とを検討した。ガンマトーンフィルタと少ない係数のIIRフィルタで構成した非 対称性補償フィルタを組み合わせることにより、これを精度高く構成できること を示した。また、時変系の聴覚末梢系を模擬するため、ガンマトーンフィルタバ ンク・非対称性補償フィルタバンク・パラメータ制御回路からなるガンマチャー プフィルタバンクの構成法も示した。IIRの非対称性補償フィルタは順フィルタ ばかりでなく逆フィルタも安定性が保証されることを示し、時変系の聴覚フィル タバンクの分析合成系が線形系の精度で構成できることを示した。これは、従来 の聴覚フィルタでは達成できなかった本方式の特徴で、人間の聴覚特性を考慮し た周波数分析のみならず、その変形・合成が必要とされるさまざまな信号処理に 応用可能である。

    Created by M. Unoki, 2 June 2001