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地域再生の未来をナレッジの視点で研究する

敷田研究室 SHIKIDA Laboratory
教授:敷田 麻実(Shikida Asami)

E-mail:
[研究分野]
地域再生、観光、地域資源戦略、地域マネジメント、地域人材育成
[キーワード]
観光、地域再生、人材育成、学習プログラム、働き方、よそ者

研究を始めるのに必要な知識・能力

 特別な能力は求めませんが、自分の能力を常に更新していく意欲と研究室や専攻の仲間とチームで学ぶことを期待します。また結果をアウトプットすること、それを価値に変えること、を意識しながら研究してもらいます。実際の研究では、「ロジカル」に考えることを習慣づけることが重要だと考えています。

この研究で身につく能力

 自分が面白いと思ったことを研究課題にして、調査や先行研究から得た知識・情報・データを活用し、根拠立てて考える習慣が身につきます。単に研究するだけではなく、「自分の研究が価値を生む」ように意識づけていくので、成果、アウトプットを意識した仕事を進める能力が身につきます。なお、アウトプットは「説得ではなく共感を得ること」と考えていますので、自らの仕事や研究をマーケティングする方法がしっかり身につきます。また、研究対象となる地域や組織、人と一緒に研究します。参与観察やアクションリサーチと呼ばれるものですが、チームで仕事をすることや協働、活動のファシリテーションを学ぶことができます。
 敷田研究室では、「研究で個人の興味や関心を社会化し、地域社会の課題解決を試みる」、「研究で創造した知識に評価や共感を得る」、「研究の中で自らの可能性と将来の活動ドメイン(分野)を見つける」を目指しています。

【就職先企業・職種】 公務員(自治体、国)、計画系および国際協力コンサルタント会社、研究者、起業家

研究内容

【何を研究しているのですか?】

 敷田研究室では、次の3つの分野を主に研究しています。

  1. 地域資源戦略のためのイノベーション
  2. 効果的な人材育成と働き方改革
  3. 観光による地域再生のための中間システム

 1は、地域や地域社会、経済を維持するための地域資源の有効活用手法とそのイノベーションを研究しています。地域にとっては地域にある資源をどう活用するかが、地域の維持のために重要です。そこで、資源の特性に応じた資源利用方法やそのメカニズムを解明することで、イノベーティブな資源利用方法のプロトタイプを提案します。
 2 は、地域活性化のための地域人材の育成や成長について研究します。産学官協働や地域づくりなど地域での人材ニーズは高いのですが、十分な専門家が育っていません。そこで人材育成方法に加え、ノマドワークや起業などの新しい働き方を研究することで、地域社会維持に貢献します。
 3 は、地域再生を支える支援組織などの「中間システム」を研究します。 生産と消費、サービスの提供と受益を結びつける中間組織である中間システムはこれからの社会にとって重要な組織です。特に、観光や地域再生分野を研究することで、近未来の地域社会を豊かにする提案をします。 なお、自治体もサービスを提供する主体と考え研究対象とします。

【研究は楽しいですか?】

 教員はとても楽しく研究しています。いっしょに学ぶことは楽しいと思います。
 学生の皆さんは、新しい提案やアイディアを生み出すことが研究の延長線上にあるので、とても楽しく研究しています。研究によって受益を受ける地域の人々との関係を重視するので、皆さんの研究成果が社会を変えることを実感できます。
 特に観光に関連する研究は、エンタテインメント研究なのでダイナミックです。また、地道な研究でも研究成果が価値を生み出すことを念頭に進めるので、研究による社会貢献が実感でき、とても楽しいと思います。

【これから何を目指しますか?】

 資源と社会を結びつけることを支援する中間システムの研究の発展を目指しています。そこから新しい資源戦略論を導きたいと考えています。
 そして、グローバル化の中でも地域が地域社会を維持してゆくことができるように、研究と教育で地域社会に貢献したいと思っています。
 また、私は社会人学生として学んできた経験があります。社会人学生には特に伸びてもらいたいと思っています。そのための労は惜しみません。

主な研究業績

  1. 敷田麻実(2014)「 生物文化多様性を活かしたツーリズム」,『 創造農村: 過疎をクリエイティブに生きる』佐々木雅幸ほか編,pp.70-87.
  2. 敷田麻実(2016)「地域資源の戦略的活用における文化の役割と知識マネジメント」,『国際広報メディア・観光学ジャーナル』,(22),pp. 3-17p.
  3. 敷田麻実(2016)「文化的サービスに注目した自然資本のn 次利用」,『環境経済・政策研究』,9(2),pp. 61-63p.

研究室の指導方針

 どこまでも考える力を伸ばします。また学生が自律的に学び、新しいアイディア提示や提案を自らできるように、積極的な発表や表現を推奨します。「On the shoulder of the giant」を忘れず、一方でダイナミックなリープを勧めます。修士論文や博士論文は、山登りやマラソンと同じで時間がかかる学びです。教員は学生と併走しますので、安心して完走できます。なお研究を支えるテクニックも十分指導します( 例えば、http://www.jaist.ac.jp/~as-asami/res_methods_home_school.html)。

[研究室HP] URL:http://www.jaist.ac.jp/~as-asami/(教員個人)

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