自然画像を入力とする油絵風質感のCG表現関する研究
(画像の多重解像度と筆の具グラフィックスモデルに関する研究)



■ 研究の概要

近年、人が筆やナイフを使って描くような画像をコンピュータ上で再現しようとするディジタルペインティングの研究が盛んになりつつあります。本研究もこのディジタルペインティングの分野に位置するものであり、特に人が筆を用いて描く画像を生成する事を目的としています。

本研究には、2つの柱があります。

●写真などの自然画像を多重解像度解析によって解析して、画像の構造(コンテンツ、構造等)を抽出を行う事

写真解析結果

●筆跡の形状のモデル化を行う事
ここでは、丸筆と平筆のモデル化した例を示します

丸筆平筆

 

自然画像を入力として解析し、得られた情報に基づいて筆 モデルのパラメータを決定してCGを生成します。

入力画像生成画像(monet風)生成画像(gogho風)

 
 
 
 
 

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鈴木 裕紀(SUZUKI Hiroki)

h-suzuki@jaist.ac.jp