日時:11/02(Thu) 15:30 担当:M1全員 場所:コラボレーションルーム3 内容:M1研究計画 担当:小鮒幸洋 内容: マキャベリ的知性を持つ事によって集団内にもたらされるコストに関する原始的な指 摘の紹介と、私の研究との関係についての考察 概要: 今回の発表では、最初に前回のゼミで言及できなかったマキャベリ的知性の具体例を 紹介する。 また、この分野の実証的研究の発端となった ハンフリー(Nicholas K. Humphrey) の 論文の中でマキャベリ的知性について何が指摘されているのかを紹介する。 今回は特にこの論文の中で指摘されている、マキャベリ的知性を持つことによって集 団内にもたらされるコストについて紹介する。 その後、ゼミ参加者の皆様が、紹介したコストの中のどれについて興味を持たれたか を、議論を通じて伺い、私の研究に組み込むコストを選ぶ参考にしたい。 担当:全学子 内容:「〜てみる」の文法化 概要: 文法機能を持った機能語が日中韓との比較から、どう文法化されているのかをみてい きたい。 担当:冨士本大哲 内容:以心伝心なコミュニケーションの研究 概要:いわゆる「以心伝心」のような、わずかな刺激で多くの情報を送受信する ことのできるコミュニケーションの仕組みを明らかにすることを目指す。 担当:藁科克英 内容:文化進化を考慮した新しい進化理論の構成 概要:進化速度の異なる2つの自己複製子、遺伝子(gene)と文化遺伝子(meme)に よる生物進化と文化進化の共進化を中心に進化理論を考えていきたい。 ・竹石さんがすでに「遺伝子文化共進化の基点となる最も原始的な知識伝達に関 するモデル構築」を行っているので、どこまでこれを参考にしていくか思案中。 ・人間の生物遺伝子と文化遺伝子の共進化が例とされているが、他にこういった 例はないのだろうか?このシステムの特徴、利点、応用性はなんだろう?