担当:真隅 暁 日時:04/07(月) 16:00- 場所:コラボレーションルーム2 内容:物理学会参加報告と進捗状況報告:横断的リアプノフ指数の異方性について 概要: まず、先日参加してきた物理学会に関して、いくつかの興味深かった 研究発表について論文紹介も交えながら報告する。 次に自身の研究の進捗状況について報告する。 高次元(N>=3)GCMで見られるカオス的遍歴現象を理解するために、 低次元系には無く、高次元系において初めて生じる性質(現象)に注目して 高次元系の特異性を特徴付けたいと考えている。 そのような性質として、高次元系が多数の不変部分空間を持つ(多数の 部分同期状態を持つ)ということ、さらにそれらが横断的安定性に関して 異方的な性質を持つことに注目している。 ゼミでは、不変部分空間の異方性を切口にすると、高次元GCMの相空間構造に ついてどんなものが見えて来そうかということについて、議論して頂きたい。 Presenter: Akira Masumi Date&Hour: 7 April. (Mon) 16:00- Title: Reports on JPS Spring Meeting 2008 and progress: About anisotropy of transverse Lyapunov exponent