担当：小林 重人
日時：05/16(金) 15:30-
場所：コラボレーションルーム2
論文：Mark McDonald, Omer Suleman, Stacy Williams, Sam Howison and Neil F. Johnson，
　　　"Impact of Unexpected Events, Shocking News and Rumours on Foreign Exchange Market Dynamics，"
  　　arXiv:physics/0607178v1, 20 Jul 2006.
　　　URL:<http://arxiv.org/abs/physics/0607178v1>
内容：外国為替市場におけるニュースや噂のタイプの違いによって，
    　市場の反応が異なることをクラスター分析によって明らかにしようとした論文．

　    事例としてアメリカ同時多発テロと人民元切り上げの際の外国為替市場のダイナミクスを取り上げている．
　    予測不可なニュースが市場に与える影響を調べている点で，わたしが今後考えようとしている
　    ルールに準拠したサーキットブレーカーの発動と裁量的なサーキットブレーカーの発動の有効性の違い，
　    さらにはパニック時のサーキットブレーカーの有効性について考える足がかりとしたい．