担当:小林 重人 日時:01/22(木) 15:30- 場所:コラボレーションルーム3 論文:Ed Diener and Martin E.P. Seligman (2004) "Beyond Money −Toward an Economy of Well-Being", Psychological Science in the Public Interest, Volume 5, Issue 1, pp.1-31.    URL: 内容:著者は本論で経済が成熟した現代社会では,もはや経済指標は経済政策を立案するための    絶対的な指標でなく,むしろ人々の幸福といった心的な指標のほうが重要であると主張しています.    そのために人々の幸福が社会の種々の要因とどのように関係をしているかを    自身の研究者や最新の研究をレビューしながら説明し,幸福の重要性を訴えています.    今回は,論文のうちの「幸福とお金」という箇所に注目し,両者の因果関係の方向性を含めて    見ていくことにします.このレビュー論文から得られた研究成果から現在調査を進めている貨幣意識や    生活満足度をどのように捉えることができるかを考えてみたい.