|
|
乳幼児の視覚的コミュニケーション行動における意図的主体性形成の構成論的研究
|
|
| 乳幼児が社会的コミュニケーション能力を獲得する過程には,意図的主体性(自ら見ようとするものを見る)の形成過程があると言われています。直接知ることが難しい乳幼児の内面に起こっているだろう発達のメカニズムを,計算モデルの構築によってどのように理解できるのかを議論しましょう。 |
|
| 金野 武司 (D5) |
|
|
大域結合写像系:カオス要素の相互作用によって生じる特異な性質
|
| カオス的に振る舞う多数の要素が相互作用し合う様子を記述した数理モデルに関する研究を行なっています。「多数の要素が相互作用し合う系」も「カオス」という現象も、私達の身の周りの現象と様々な形で関わりを持っています。本研究では、このような系に見られる、安定性と不安定性という一見して相反するような性質を合わせ持っているような特異な構造に注目し、それを調べることを切り口として、上記のような系一般の性質を理解することを目指しています。 |
|
| 真隅 暁 (D2) |
|
人工市場シミュレーションによる株式市場制度の分析
-サーキットブレーカー制度(緊急取引停止措置)を通じて- |
|
| 株式市場には相場が大きく変動した時に市場での取引を一時中断させるサーキットブレーカーという制度があります。この措置の狙いは、株価の暴落を直接抑えて市場の混乱を未然に回避することにあります。しかし、実際の効果については賛否両論があり、未だに良いとも悪いとも決着がついていません。そこで、シミュレーションを用いてサーキットブレーカーの効果を分析しようというのがわたしの研究の目的です。我々のふだんの生活において、気にもとめないような制度が経済パニックの発生を防ぐのか?市場のあるべき姿について一緒に考えてみましょう。。 |
|
| 小林 重人 (D2) |
|
| CSR(企業の社会的責任)の普及ダイナミクスに関する研究 |
|
企業が自らの利益だけではなく,企業に関係する人々、すなわち社会に対して説明責任を果たした行動をしていくものとして企業の社会的責任(CSR:Corporate
Social Responsibility)があります。CSRは法律などによってその取り組みが強制されているものではなく、企業が自ら取り組んでいるものです。このようなCSRというものを,社会と企業によって共有された思考習慣である制度(institution)と捉えています。
本研究においては、企業が私的財と準公共財の両方に投資できるゲームを設計し,企業間において準公共財へ投資することが安定的に共有された状態をもってCSRに関する制度が確立されたとします.そして,社会が企業を選択する際に,経済性以外のものをどのように考慮にいれることによって上記制度が確立するのか、すなわち、経済性と社会性のつながりというものと、それによる制度の確立のダイナミクスをシミュレーションを用いて研究していきます。 |
|
| 篠原 直登 (M2) |
|
グループワークにおける異文化コミュニケーション
〜移住者・受入側の両者が変化する異文化適応プロセスの考察〜 |
| 日本には諸外国からの留学生や移住者が増えてきています。留学生や移住者の増加に伴い、異文化コミュニケーションの問題がより大きくなっていくと考えられます。本研究の目的はグループワークという学習の場に注目して、移住者と受入側の両方が変化していく異文化適応プロセスについて、違和感という新しい視点を入れたモデルを提示し、検証することです。移住者と受入側両方が適応するプロセスを提示し検証することによって、異文化コミュニケーションの問題を解決するための具体的な方策を提示することを目指しています。 |
|
| Chen Shufan (M2) |
|