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高村研究室で過去に行っていた研究です。

★過去の研究

<ナノアクチュエータ>

半導体微細加工技術により、10 nmオーダーのギャップを作成し、ギャップ周囲を温度制御することで、ギャップの距離をナノレベルで制御することが可能です。
作成されたナノギャップに一分子FETを挟み込み、その電気特性を測定し、FETとしての特性を評価します。本研究は本学の富取先生、村田先生との共同研究の一部です。

 

<流体制御機構の開発>

微小流路における極小体積の試料溶液の精密な制御は、オンチップでの化学反応・処理において最も重要視されている課題の一つです。
本研究室では、電気浸透流を用いたリニアステッピングアクチュエータや空圧制御による微小ポンプを開発しています。

<オンサイト型バイオセンサー>

小型計測システムの高感度化を達成するために、本研究室ではイムノアッセイ系を利用して金コロイドを標識物質とした電気化学的検出法を開発しています。

<電気化学印刷電極>

作用極に金ペーストを用いた使い捨て型の印刷電極であり、電極表面の汚染の蓄積を防げるなどの利点があります。
電流密度が高く、変動係数であるCV値は5%以下と安定的であり溶液制御により作用極表面への生体材料の固定化が容易です。

<小型蛍光検出装置>

小型で持ち運びが可能な蛍光検出装置です。
応用例としては、フロー型PCRチップの検出部や組織切片の蛍光観察、電気泳動型免疫チップの検出部として利用されています。

 

 


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