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研究会からのお知らせ
第19回 次世代ポリオレフィン総合研究発表会(2025年8月7-8日)開催のご案内

今年も総合研究発表会を開催致します。
今回の研究会の主たるトピックは「サーキュラーエコノミー」です。プラスチックの世界年間生産量は4億トンを突破しており、環境負荷への対策が急務とされてから、すでに長い年月が経過しています。生分解性プラスチックやバイオベースプラスチックといった根本的な解決策の大規模な普及は、コストやスケールの観点から即時の実現が難しい状況にあります。そのため、現在製造されているプラスチックの半分以上を占めるポリオレフィンに関わる分野の役割は、今後ますます重要になると考えられます。このような状況を、解決すべき難題と捉えるか、新たな商機と捉えるかは人それぞれですが、いずれにしても、多くの方が模索と試行を重ねられていることと思います。
今年度の研究発表会では、社会科学の視点からプラスチックの持続可能性に関する研究を進めておられる東京大学工学部の梅田靖教授と、三井化学株式会社にて革新的な生分解性プラスチックの開発に従事され、現在は環境コンサルタントとしてご活躍中の川島信之先生の両名を基調講演者としてお招きし、ポリオレフィンとサーキュラーエコノミーに関するセッションを開催いたします。
また、昨年に引き続き、若手研究者、初学者向けのポリオレフィン研究の基礎・歴史に関する教育セッションを実施致します。ポリオレフィンの研究は、合成、加工、利用、ライフサイクルの様々な領域を網羅する分野であり、成功するためには横断的な知識が必要です。しかし、経験のある研究者でも異領域を深く理解することは簡単では無く、これが初学者のハードルとなっていると考えられます。当教育セッションがこのような悩みを抱える皆様の一助となることを期待します。
今回はポリオレフィンの物性・レオロジーに関して、金沢大学の新田晃平教授、北陸先端科学技術大学院大学の山口政之教授にご担当頂きます。
以上の方々以外にも、多数の企業・アカデミアの研究者の方々にご登壇頂く予定です。現状の登壇者の方々はこちらからご確認頂けます。ご講演の申し込みも引き続き受け付けております(詳細は末尾)。
どうぞ奮ってご参加くださいますよう、お願い申し上げます。
日時:2025年8月7日(木)10:00~17:00 17:30より同会場にて懇親会
8月8日(金)10:00~17:00
対面/オンライン ハイブリッド形式
会場:浅草橋ヒューリックホール&カンファレンス
参加費:
一般参加者(現地/オンライン):1万5千円
講演者:1万円
学生(現地/オンライン):無料
懇親会費:
5千円
お申込み
以下のサイト(イベントペイ)からご参加をお申込みください。研究会、懇親会、それぞれにお申込みが必要なことにご注意ください。オンラインでのご聴講も可能ですが、人材交流も当会の一つの大きな目的となっておりますので、ぜひ現地参加をご検討ください。
● 研究会【現地参加】
● 研究会【オンライン参加】
● 懇親会
※お申込期間: 7月31日まで。
※領収書について: お申込み頂いた後に、”イベントペイ” <info@eventpay.jp>というアドレスから、「お申込いただきありがとうございます。」という題名のメールが配信されます。そちらに領収書のダウンロードリンクがございます。
※ご講演をご希望の方へ
ご講演をご希望の方は、まずは事務局までご連絡くださいますよう、お願い申し上げます(6月末日まで受け付け)。サーキュラーエコノミーに限らず、ポリオレフィンに関する一般的なトピックでも構いません。お時間の都合上、お断りすることもあることを予めご了承くだされば幸いです。
事務局連絡先
今後とも日本ポリオレフィン研究会へのご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。