【報告】Matching HUB Hokuriku 2021 を開催しました

Matching HUB Hokuriku 2021 を開催しました 

産学官連携本部は11月11日(木)、12日(金)の2日、ANAクラウンプラザホテル金沢において、8回目となる北陸発の産学官金連携マッチングイベント「Matching HUB Hokuriku 2021」を開催いたしました。
今年は延べ1,454名(オンライン含む)の方にご参加いただきました。また、北陸地域をはじめ約10社の報道機関にも取材いただきました。
ご来場、並びにオンラインでご視聴いただきました皆様、ありがとうございました。

初日となる11日(木)の開会のあいさつで、本学寺野学長が、「Matching HUBは会場での出会いを大切なコンセプトとしています。この2日間は積極的に出会いの機会を活かし、事業の発展につなげてください。そしてより強い北陸、引いては日本全体の活性化に向け、Matching HUBを利用していただきたいと思います」と述べた後、Matching HUB Hokuriku 2021はスタートしました。

開会の挨拶をされる寺野学長

1日目は「DXとESGが創る新しい北陸」を共通テーマとした特別講演とパネルディスカッション、そして地域の若い力をイノベーションにつなげることを目的とした、学生のビジネスアイデアコンテストであるM-BIPの最終プレゼンテーションが行われました。

特別講演では、まず北陸経済連合会名誉会長の久和進氏が「北陸経済と展望」と題して、北陸経済の現状と課題を指摘し、デジタル技術の活用と包括的なダイバーシティに取り組むことの重要性を指摘しました。次に、株式会社NTTデータ北陸代表取締役社長の池田佳子氏は「NTTデータ北陸のDXとESGに向けた取り組み」について、社会の課題をテクノロジーで解決してきた実績をもとに、地域特有の課題解決と向き合うことが結果的にビジネスにつながるとし、より良い社会の実現に向けた自社の活動を紹介しました。特別講演の最後に登壇したJ-NEXUS北陸RDX統括エリアコーディネーターの井熊均氏は、今年度経済産業省から採択された「J-NEXUS 産学融合先導モデル拠点創出プログラム」事業の北陸RDXについて、体制、方向性、推進計画及び現状について説明したうえで、スタートしてまだ半年でありみなさんのご支援をお願いしたいとして結びました。

北陸経済連合会名誉会長の久和進氏

株式会社NTTデータ北陸代表取締役社長の池田佳子氏

J-NEXUS北陸RDX統括エリアコーディネーターの井熊均氏

次いで行われたパネルディスカッションでは、5名のパネラーをお招きし、「DXとESGが創る新しい北陸」のテーマのもと、活発に意見交換がなされました。
<パネラー>
池田佳子氏 株式会社NTTデータ北陸代表取締役社長(特別講演者)
小林和樹氏 株式会社Kanazawa Diamond 代表取締役
(金沢大学大学院 自然科学研究科 電子情報科学専攻 博士前期課程2年)
清水巧氏 株式会社リフカム 代表取締役
中村誠司氏  Team Energy株式会社 代表取締役
沼田朋子氏 ジャフコグループ株式会社 プリンシパル

最後にモデレーターを務めた本学寺野学長が「世界最先端の研究を続ける地元の大学として、JAISTはこれまで以上に本気で北陸の発展に貢献したい」と述べ、盛況のうちにパネルディスカッションを終えました。

活発な意見が交わされたパネルディスカッション

 

2日目はMatching HUBのメインとなる162の企業、大学、機関等が出展したブース展示のほか、オープンステージでの様々なプレゼンテーション、関係機関によるセミナー、M-BIPのポスターセッションが開催され、1,000名を超える方が来場されて大いに盛況を博しました。

オープンステージプログラムは、出展企業4社(独立行政法人中小企業基盤整備機構、株式会社C-RISE、三谷産業株式会社、株式会社ジェイアール東日本企画)による10分間プレゼンテーションで幕を開けました。続いて、Matching Pitch(出展企業による1分間プレゼンテーション)、M-BIP Pitch(学生ビジネスアイデアコンテスト入選学生による1分間プレゼンテーション)が行われ、多くの方が熱心に耳を傾けていました。

ドローンのデモンストレーションなども披露された10分間プレゼンテーション

一方、「瑞雲の間」では下記の関係機関セミナーが開かれ、参加者は真摯に講演者の話を聞いていました。
<関係機関セミナープログラム>
担当:国立研究開発機構 科学技術振興機構
「JST北陸ベンチャースペシャルピッチ」
「JST産から学へのプレゼンテーションin北陸」
担当:主催 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 中部センター/中部イノベネット
一般財団法人 北陸産業活性化センター
講演 北陸経済連合会
「産業技術総合研究所 イノベーションシーズ講演会&中部イノベネット
「産業技術の芽シーズ発表会 in 石川 合同開催『地域をつなぐモビリティ』」
担当:主催 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 中部センター
共催 石川県工業試験場
「2021年度 産総研 テクノブリッジセミナー in 石川」

関係機関セミナー「JST北陸ベンチャースペシャルピッチ」の様子

「産業技術の芽シーズ発表会 in 石川 合同開催『地域をつなぐモビリティ』」の模様

「2021年度 産総研 テクノブリッジセミナー in 石川」のセミナー会場

ブース展示会場では、北陸3県以外からも多くの企業、大学等が出展し、また遠方から来場される方も多く、至るところで新しい出会いを得ようとする姿が見られました。また、出展企業の展示物をその場で体験して歓声をあげたり、後日のアポイントを約束したりするなど、Matching HUBの特色であるビジネスマッチングによって、たくさんのビジネスの「種」が生まれました。
2日目のブース会場の様子。新しい出会いが至るところで生まれました

出展企業の製品を体験する参加者

また、大盛況だった当日の会場の様子を、オンラインでライブ配信する「展示会LIVE!」を今年初めて実施しました。同イベントに協賛・後援いただきました中から8つの企業・団体のブースにお伺いし、各社の特徴や取り組みについてお伺いしました。ご出演協力いただきました、公益財団法人中部科学技術センター、国立研究開発法人産業技術総合研究所中部センター、DIC株式会社、大阪ガス株式会社、北陸RDX(一般財団法人北陸産業活性化センター)、独立行政法人中小企業基盤整備機構北陸支部、一般社団法人石川県情報システム工業会、国立研究開発法人科学技術振興機構の皆様、ありがとうございました。
初の試みで実施した会場からのオンラインレポート

2日間に渡って開催した「Matching HUB Hokuriku 2021」は、オープンステージで行われたM-BIPの審査発表の熱気に包まれるなか、盛況のうちに幕を閉じました。閉会のあいさつでは、本学永井副学長より「大学の重要なミッションの1つでもある社会貢献の一環として、Matching HUBにご参加いただいた皆様と北陸の未来を創っていくことは、本学としてもこの上ない喜びです」とのお言葉がありました。
閉会の挨拶をされる永井副学長

今年も「Matching HUB」の趣旨にご賛同いただき、多くの企業や組織からご協賛、ご後援をいただきました。ありがとうございました。本学では、北陸における新産業の創出を目指して、今後もMatching HUBの取り組みを続けていきます。今後とも「Matching HUB」にご支援とご協力をいただきますよう、心よりお願い申し上げます。

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■会場の(ギャラリー)様子

「DXとSNGが創る新しい北陸」を共通テーマに行われた特別講演(上)とパネルディスカッション(下)

国内に限らず海外からもオンラインで熱いプレゼンテーションが繰り広げられたM-BIP

今年も新型コロナウイルス感染防止対策が実施された受付

1,000名を超える参加者を迎えた2日目は至るところで、マッチングに向けた話し合いが終日行われた

出展企業によるプレゼンや各種セミナー、M-BIPの表彰式などで盛り上がりを見せたオープンステージ