【開催報告】 産学連携学会 第24回大会 金沢大会

6月18日(木)~19日(金)の2日間、石川県で初開催となる「産学連携学会第24回大会金沢大会」を開催し、大会参加者数395名、2日間で延べ617名の方にご来場いただきました。
本大会は、特定非営利活動法人産学連携学会の主催のもと、本学未来創造イノベーション推進本部およびJAIST支援財団の共催により開催いたしました。

2003年の初開催以来、全国各地で毎年開催されている産学連携学会は、産業界・学術界・行政・金融機関など多様な分野の学識経験者や実務家が一堂に会する場として、交流と相互啓発を深めながら発展を続けてまいりました。

第24回大会となる金沢大会では、伝統と創造が息づく金沢の地を舞台に、地域や分野の垣根を越えた新たなつながりを育みつつ、理論と実践の双方の視点から活発な議論が交わされました。参加者同士の対話を通じて知見や課題認識が共有され、持続可能な社会の実現に向けた理解を一層深める機会となりました。

また、6月20日(土)にはエクスカーションとして「語り部と訪ねる能登の旅」を実施し、能登の復興を応援する思いを参加者の皆様と広く共有する場ともなりました。

■Day.1 6月18日(木) 会場:ANAクラウンプラザ金沢
●開会式
〈主催者挨拶〉


中央:産学連携学会 学会長 小野 浩幸 氏 (山形大学)/ 右:金沢大会 大会長 寺野 稔 (本学 学長)

〈ご来賓祝辞〉

上段左:文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域振興課 産業連携推進室 室長 溝田 岳 様
上段中:農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究推進課 産学連携室 室長 今西 直人 様
上段右:経済産業省 イノベーション・環境局 大学連携推進室 室長 川上 悟史 様
下段左:石川県知事 山野 之義 様
下段右:金沢市長  村山 卓 様

●基調講演
演題: 「能登震災からの復興 ~産学連携やスタートアップの価値~ 」
講演者:西垣 淳子氏

前石川県副知事、政策研究大学院大学特任教授、金沢工業大学客員教授

●公開シンポジウム
テーマ:「スタートアップ・エコシステム共創プログラムにおける地域のスタートアップ創出」
~災害復興などの地域課題・社会課題の解決とグローバルなスタートアップ創出への取組み~
※JST大学発新産業創出基金事業 スタートアップ・エコシステム共創プログラム Tech Startup HOKURIKU(TeSH)」と連携して開催しました。 

●企画展示:令和6 年能登半島地震 の記録

金沢大会の開催テーマでもある「能登の復興を応援する思いを参加者の皆様と広く共有する」取り組みの一つとして、石川県在住の写真家・吉岡 栄一氏の写真を中心とした企画展を開催しました。

●情報交換会
大会1日目の締めくくりとして、参加者相互の交流を深めるための情報交換会を開催しました。開会にあたり、オープニングアクトとして石川県輪島市御陣乗太鼓保存会による迫力あふれる演奏が披露され、参加者を魅了するとともに、会場は大きな盛り上がりを見せました。
情報交換会は、寺野 稔 金沢大会大会長(本学 学長)による歓迎の挨拶に続き、永井 由香里 金沢大会実行委員長(本学 総括理事)による乾杯の発声により和やかに幕を開けました。

【令和8年度 産学連携学会 表彰式】
功労賞(産学連携学会の活動に対し功労のあった個人・団体を表彰)
松本 毅 氏(一般社団法人 Japan Innovation Network)
業績賞(他のモデルとなる先端的産学連携活動を行い、業績を上げた個人・団体を表彰)
中田 泰子 氏(北陸先端科学技術大学院大学)
山口大学 知的財産センター
論文賞(本学会論文集に投稿した論文等が特に優秀であり、もって産学連携活動全般に貢献した個人・グループを表彰)
北村 寿宏 氏(島根大学)、川崎 一正 氏(三条市立大学)、竹下 哲史 氏(長崎大学)、秋丸 國廣 氏(愛媛大学)
「国立大学法人18 大学における2014~2018 年度の共同研究件数の大学間の比較」
「国立大学法人18 大学における2014~2018 年度の共同研究費受入額の大学間の比較」

【中締め・産学連携学会第25回大会(香川県) 開催案内】

香川大学 学長特別補佐 産学連携・知的財産センターセンター長 永冨 太一 教授

 

■Day.2 6月19日(金) 会場:金沢商工会議所会館
金沢大会2日目は、会場を金沢商工会議所会館に移し、オーガナイズドセッション7件、一般講演98件(口頭発表85件、ポスター発表13件)、ランチタイムセミナー1件を実施しました。多様な分野にわたる研究成果の発表と活発な意見交換が行われ、会場は終日にわたり熱気に包まれました。

金沢商工会議所会館では、全館8会場を使用


本学 未来創造イノベーション推進本部からは、中田准教授、永井特任教授、大西特任教授、森主任URAの4名が発表を行い、本学の研究・産学連携活動の成果を発表しました。

【ポスターセッション会場】

【会場ロビーを使用した企画展:令和6 年能登半島地震 の記録】

2日目も「令和6 年能登半島地震 の記録写真展」を開催。また、能登復興応援として企画した「能登丼弁当」も大好評で、180食のご注文をいただきました。

 

■Day.3 6月20日(土) 金沢大会エクスカーション:
「語り部と訪ねる能登の旅」

6月20日(土)、能登地域を訪れるエクスカーションを実施しました。令和6年能登半島地震の被災状況や復興の取り組みを実際に感じていただき、未来に向けた支援や連携の可能性を考えるきっかけとなることを願って企画しました。
金沢大会に特別協力いただいた金沢大学の未来知実証センターを見学

金沢市から輪島市に移動後、出張朝市、輪島朝市震災遺構、重蔵神社などを見学


穴水-七尾間を運行する、のと鉄道「震災語り部観光列車」に乗車。能登の現状と復興への思いを共有しました。

 大会が開催された3日間は多くの方の参加とご協力をいただき、参加者のみならず運営側にとっても多くの知見や学びを得る有意義な3日間となりました。
 今後も、産学連携やスタートアップ関連事業の推進に取り組むとともに、能登半島地震の復興に向けた取組を進めていきます。