価値創造実践プログラム

【博士後期課程】
価値創造方法をアクティブラーニングの方法により学修・研究し、「グローバル課題発見」の実践力を涵養することで、国際的に通用する未来価値創造力を身に着ける

21世紀も20年が過ぎ、私達は気候変動やパンデミックなど、未曾有の危機に取り囲まれています。危機の解決には、多様な人材が各自の専門性を生かして問題を解決する、協働が有効です。しかし、各分野の専門家を集めたドリームチームが成功するとは限りません。専門家は、それぞれ固有の専門知識を持ちますが、それが逆に思考に枠をはめ、想像の翼が広がらないことが失敗要因の一つです。そして、想像の翼を広げることは、実践を通して学習できるスキルと考えます。「価値創造実践プログラム」は、価値創造のスキルを、アクティブラーニングの方法により身に付けることを目的とします。「価値」の次元で問題を捉えること(=リフレーミングすること)で、同じ土俵で問題の本質を捉えた議論ができるようになり、各自の専門性を活かした協働による価値創造が可能となります。

本プログラムでは、価値の概念の理解を深め、価値を創造する方法を習得・開発し実践します。具体的には、アクティブラーニングの方法によりクリティカルリーディング/シンキングのスキルを身に付け、国際会議や国際ワークショップの参画・企画の機会等を通して「グローバル課題発見」の実践力を涵養します。国際共同研究能力を高め、ひいては国際的に通用する未来価値創造人材を育成します。本プログラムは<自由選択>であり、先端知識科学プログラム、あるいは先端情報科学プログラムに加えて選択することができます。

教育陣

教員一覧ページをご参照ください。