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受賞

環境・エネルギー領域の増田助教が船井情報科学振興財団の研究奨励賞を受賞

 環境・エネルギー領域増田貴史助教が船井情報科学振興財団の研究奨励賞を受賞しました。

 船井情報科学振興財団は、情報技術および情報科学に関する研究において顕著な功績のあった若手研究者を褒章し、我が国の情報技術、情報科学に関する研究の向上、発展に寄与することを目的としています。

■受賞年月日
 平成29年4月22日

■受賞タイトル
 「液体シリコンの直接インプリントによるシリコン微細加工技術の創出」

■概要
 増田助教は、液体シリコンの塗膜にパターン基板を押し当て、nm級パターンを直接転写する「液体シリコンナノインプリント」を実現しました。この手法は従来の切削加工技術(フォトリソグラフィ)では作製困難であった空間分解能を有する3次元構造シリコンの直接成型を可能とし、溶液プロセスの簡便性、ナノインプリントの精密性、大面積化や生産性での優位性など、既存のSiエレクトロニクスの限界を突破する革新技術創出の鍵になると考えられます。その成果は、固体シリコンや気体シリコンに立脚した従来の「モノづくり」を支えてきたシリコン工学に「液体」という新たな研究領域を切り拓くものとなります。半導体シリコンという巨大市場において、溶液プロセスによる省エネルギーな「モノづくり」の追及を目指す本研究は、エネルギー枯渇や環境保全といった環境問題、また巨額な設備投資といった社会リスクの解決に重要な役割を果たすと考えられます。

■受賞にあたって一言
 この度は大変名誉ある賞をいただきましたこと、船井情報科学振興財団および選考委員の皆様に深く感謝いたします。また熱心にご指導を頂きました下田教授、また多くのご助言を頂きました研究室メンバー及びスタッフの皆様にも心より感謝申し上げます。自然科学の分野において産業競争力の源泉として、また地球的規模の課題への対応として社会に還元できるよう、今後も研究に邁進する所存です。

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平成29年4月25日

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