修了生の岡田さんが、第64回日本デザイン学会春季研究発表大会においてグッドプレゼンテーション賞を受賞
修了生の岡田侑里さん(平成28年度博士前期課程修了、ヒューマンライフデザイン領域・永井研究室)が、日本デザイン学会主催の第64回日本デザイン学会春季研究発表大会においてグッドプレゼンテーション賞を受賞しました。
日本デザイン学会が主催する研究発表大会は今回で64回目を迎え、本大会では33のテーマセッション別に口頭発表が行われました。受賞した研究の「欧州の高等教育機関における共創人材育成プロセスの考察」はオーガナイズドセッション「デザインの創造性:気づきと工夫」で発表されたものです。
参考: http://jssd.jp/3379?utm_source=dlvr.it&utm_medium=facebook
■受賞年月日
平成29年7月15日
■タイトル
欧州の高等教育機関における共創人材育成プロセスの考察
■概要
欧州で共創教育に携わっている5名の専門家や教育者からヒアリングを行い、彼らの考え方や、事例を分析し、共創教育を3つに分類した。教育者が共創に取り組む環境を整備し、共創への動機づけを行う「動機づけワークショップ」、学習者が社会課題など複雑な問題解決を行う「ソーシャルプロジェクト」、そして両方の性質を持った「共創力育成プログラム」である。3つの分類は、全て共創につながる活動だが、プログラムの中で教育者や主催者がプログラムを設計する際に注力するポイントが異なることがわかった。
■受賞にあたって一言
この度、日本デザイン学会第64回春季研究発表大会の口頭発表におきまして、グッドプレゼンテーション賞を受賞致しました。修士論文で調査いたしました内容を発表させていただきました。指導いただきました永井由佳里教授、前川正実特任准教授並びに、調査にご協力いただきました阿部雅世氏、欧州にてインタビューに応じていただいた方々に深く感謝申し上げます。また、今回のプレゼンテーションでは、学部時代に何度もプレゼンテーションをしてきた経験が生かされたと考えております。当時の先生、同期の方々にもこの場をお借りいたしまして、感謝いたします。
平成29年7月26日