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平成29年4月入学者対象全学イノベーションデザイン教育成果発表会を実施

 6月6日(火)、「10年後の新しい自動販売機」をテーマに、平成29年4月入学者が参加する全学イノベーションデザイン教育成果発表会を実施しました。

 本学は、全学的に「デザイン思考」「システム思考」「イノベーションマネジメント」の3つの手法を組み合わせた日本型イノベーションデザイン教育を実施しています。本成果発表会は、1週間の全学オリエテーションに引き続いて実施されたイノベーション創出人材の基礎である「人間力」と「創出力」を修得する必修科目を受講した成果を、約300名の前期、後期課程の学生がポスター形式で発表するものです。

 必修科目では、通常の講義形式に加え、グループワーク形式の演習を行い、社会のニーズと科学技術のシーズの関連付けを発見的に行うチーム活動を通し、イノベーションを生み出す共創の価値や楽しさをさらに深く学修します。グループワーク形式の演習では、約300名の学生が10人前後の計30グループに分かれ、目指す学位(知識科学、情報科学、マテリアルサイエンス)の枠を越えて、「10年後の新しい自動販売機」をテーマにアイデアを競いました。また、「戦略的ロードマッピング」という手順を使い、各々が持っている知識や議論の中で生まれたアイデアを、ロードマップという形で表現しました。ロードマップは、1年後、5年後、10年後の三世代分の自動販売機を、市場、製品、技術の3層の関係に注意を払いながら、どのように開発して行くのかを図的に説明したものです。
 今回の演習のねらいは、ロードマップを創り出すという協同作業を通してグループでアイデアを創出する面白さを体験してもらうとともに、集団で合意をとって行く難しさを体験してもらうことにあります。インターネットが発達した現代は、アイデアとリーダーシップがあれば、世界中から必要な才能を持った人材を集められる時代でもあります。そのため、専門性を深めるだけでなく、異なる専門性を持つ人々をまとめ上げるスキルを養うことも重要となります。

 成果発表会の前半では、演習で作成したロードマップをポスターに掲示し、30グループがポスターの前で、自分達のロードマップを説明しました。誰もが発表者となるよう、各グループを3つのサブグループに分け、サブグループが順番に発表を担当しました。他のグループの成果を聞くことも演習の重要な一部であり、発表の担当ではない時間帯には、学生は他のグループのポスターを見て回りました。他のグループはどんな自動販売機を構想したのか、そしてどんな風にプレゼンテーションしているのかを自分達のグループのポスターと比較し振り返ることは深い学びの機会となりました。

 成果発表会の後半では、3つの優秀賞(教員による評価)と、3つの学生賞(学生による評価)が選定され、選定されたグループは、全員の前であらためて自分たちのポスターを発表し、会場は大いに盛り上がりました。

 今後、希望する学生は、グループで行う副テーマ研究を選択します。普通の副テーマ研究は一人で専門性を深めるものですが、「グループ副テーマ」では、複数の教員の指導のもとに自主的に調査研究や製品提案などを行う協同学習を通して、必修科目の内容をさらに深く学修していきます。

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ロードマップを作成する学生たち
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成果発表会の様子
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表彰されたグループの発表

平成29年6月9日

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