PCサイトを見る

ニュース・イベント

お知らせ

ヒューマンライフデザイン領域の鵜木教授が栢森情報科学振興財団の研究助成に採択

 ヒューマンライフデザイン領域鵜木 祐史教授が栢森情報科学振興財団の研究助成に採択されました。

 栢森情報科学振興財団は、情報科学に関する研究への助成、国際会議・シンポジウムの開催、出版物の編集・刊行、文献・資料の収集提供等を通じて、情報科学の発展に寄与することを目的としています。研究助成事業では、毎年、情報に関する総合的な研究テーマを募集し、審査のうえ大学、公的試験研究機関等の研究者を対象に研究助成を行っています(平成28年度で応募数163件、採択件数20件)。

■採択期間
 平成30年1月~平成31年12月

■研究課題
 モノラル受聴した音響信号からの音源方向・距離推定

■研究概要
 ヒトは両耳受聴した音から容易に音空間の情報を得ています。さらに片耳しか利用できないヒトでも、健聴者と同程度の音源方向定位・距離判断を行うことができます。申請者は、これまでに聴知覚特性の研究に取り組み、音の変調特性がこの能力に係わるものと予想し、その聴知覚メカニズムを一つ一つ検討してきました。その結果、音源信号と頭部伝達関数(頭部や耳介による回折特性)の変調特性ならびに頭部運動によるこれらの変分が音源方向推定に重要な役割を果たすことを明らかにしました。本研究では、これらの結果に基づき、単一マイクロフォンから得られたモノラル音響信号の変調成分からヒトと同じように音源方向・距離推定を可能にする方法を提案します。

■採択にあたって一言
 本採択課題は、平成25年度 戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)、ICTイノベーション創出型研究開発(フェーズⅠ)聞き耳型補聴システムの研究開発(131205001)の援助を受けて行われた研究成果に拠るものです。本研究はまだ基礎研究段階ではありますが、片耳受聴した音から音源方向・距離を推定する方法の実現を目指したものです。今後は本研究支援のもと、具体的に目に見える形で成果を出していければと思います。最後に、応募の際、関係者のサポートに助けられました。ありがとうございました。今後ともご支援・ご指導のほどよろしくお願いいたします。

平成30年2月8日

PAGETOP