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世界水準の優れた研究業績を有する教授へ卓越教授の称号を付与

世界水準の優れた研究業績を有する教授へ卓越教授の称号を付与

 北陸先端科学技術大学院大学(学長・浅野哲夫、石川県能美市)は、世界水準の優れた研究業績を有し、今後更なる研究の進展が見込まれ、本学の名誉を著しく高めることが期待できる教授に対して称号を付与する「卓越教授制度」を新設しました。
 平成29年4月1日付けで次の3名の教授に対して、"卓越教授"の称号を付与します。

 先端科学技術研究科マテリアルサイエンス系 教授  下田 達也(しもだ たつや)  
 先端科学技術研究科マテリアルサイエンス系 教授  水田  博(みずた ひろし)  
 情報社会基盤研究センター         教授  篠田 陽一(しのだ よういち)

 卓越教授は、以下の要件を満たした者のうちから学長が認定する者に対し称号を授与することとしております。(卓越教授称号授与式:平成29年4月3日(月)実施)
 ①顕著な研究業績を有すること
 ②年平均2,000万円以上の研究資金を獲得していること

 3名の教授はいずれも、それぞれの研究分野において顕著な研究業績を有するとともに、研究代表者として国等の大型外部資金プロジェクトを推進し、本学の重点分野であるネットワークセキュリティー等の情報科学分野、半導体プロセス等のマテリアルサイエンス分野の中心的な研究者です。卓越教授には、さらなる研究の発展と、今後、本学の強みや特色を伸ばし、その社会的役割を一層果たしていただくことが期待されています。

<学長コメント>   
 国立大学においては、国からの運営費交付金だけに研究資金を頼るのではなく、外部から研究資金を受け入れ、その成果を社会に還元する役割が求められています。今回の卓越教授制度では、多額の外部資金を獲得し研究業績の面で卓越した3名の教授に称号を贈りました。これを機会に一層の活躍を期待するとともに、イノベーション創出や地域社会の発展への貢献に寄与されることを確信しています。

<研究者紹介>

[研究分野] 磁性材料、電子デバイス、溶液科学、液体プロセス
[研究活動] 微細デバイス作製のための材料とプロセスの研究開発によって新規材料や環境対応型プロセスの創出を目指す。「ナノ液体プロセスプロジェクト」JST・ERATO下田プロジェクト(H18年10月~H27年3月(※特別重点期間を含む))や独自の液体シリコンを利用した薄膜太陽電池の研究開発を目標としたJST-ALCAプロジェクト(H23年4月~H26年3月)等の国の大型プロジェクトを研究代表者として牽引し、これらのプロジェクトにより"新しい科学技術の流れ"を産み出した。
また、これらのプロジェクトで開発された技術の実用化のため、国内の代表的企業と共同研究を実施し、新規技術を社会へ還元。
[研究分野] 原子層材料・デバイス、ナノ電子機械システム(NEMS)、量子情報素子
[研究活動] 大型の科学研究費助成事業(独創的・先駆的な研究に対する助成)などにより、グラフェン(炭素原子1個分の厚さしかない平面状の物質)を用いた微小電子機械システム(NEMS)技術を世界に先駆けて開拓。シックハウス症候群などの原因となる希薄環境ガスの検出が可能な超高感度単分子検出センサーや、超消費電力スイッチなどの機能素子開発を行い、革新的な環境・エネルギー技術への応用を展開。
また、超高速な量子コンピューターの開発につながる半導体ナノテクノロジー研究では、英国サザンプトン大学、ケンブリッジ大学、日立ケンブリッジ研究所等と共同で研究を推進し、国際プロジェクトの中心的メンバーとして活躍。
[研究分野] ネットワークセキュリティー、次世代ネットワーク
[研究活動] 情報通信分野の国内屈指の研究機関である情報通信研究機構(NICT)と、StarBEDおよびJGN-Xを含むテストベッド構築運用分野や、サイバーセキュリティ、ワイヤレス通信の分野の研究を協調して実施。
また、国の行政機関、地方公共団体、重要インフラ等に対するサイバー攻撃から情報漏えいを防ぐ対策が求められる昨今、情報通信ネットワークに関するセキュリティ技術について、実践的な解決を与えるための研究開発や実際のサイバー攻撃への対応のための研究を推進。
平成19年3月から、内閣官房情報セキュリティ補佐官に就任し、国家の安全保障・危機管理において重要度を増しているサイバーセキュリティに関する専門的、技術的な事項についての意見等を具申する役割を担う。

平成29年3月27日

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