指導方針
研究室では,伝承と創造(破壊)のバランスの上で,自立して研究開発ができる技術者,研究者の育成を目指しています.
日常の研究指導は
- 個別の研究ミーティング
- 輪講による研究室全体でのディスカッション
- 基礎知識,論理的思考,英語能力の向上のための文献講読
が中心となります.指導に当たっては,特に以下の事柄に注意しています.
- 物事をその根本からじっくり考える訓練として,主にグラフ理論,組合せアルゴリズムを中心に数理論理に関する基礎理論を習得させる.特に知識だけではなく,定理証明等の演習を通して論理的思考を身につけさせることを主眼としている.
- 研究の分野は集積システムの理論と設計手法である.分野の特性を生かし,数理論理から電子・集積回路までの広い知識・能力を身につけさせ,また理論やアルゴリズムの考案とプログラム,自動合成システム開発を通して,理論と実践実用の両能力を育成する.
- 研究そのものに対するスタンスとしては,「感動」をキーワードに,大学ならではの自由な発想を大切にした,テーマ設定,方向性指導を心がけている.