Introduction

"BAC" (Be Ambitious Conference)とは,領域横断的な交流を目指す学会であり,学生を中心として発足されました.また,BACは,今まで学会での発表の機会が少なかった学生達にも,議論することの重要性,楽しさのみならず,異分野交流の必要性を実感してもらうこともその目的としています.発表論文に関しては,高い専門性よりも,ユニークでオリジナリティのあるものを重視して,コンセプトレベルの発表を中心としています.

Snapshots of BAC2000

第一回目の会議は,2000年4月20日・21日の両日,京都教育文化センターにて行われ,発表者42名,参加者45名の合計87名の学生が会議に参加しました.スタッフも参加者も,全て学生です.一日目は,合計44件の発表があり,3つのセッションに分けて行われました.

発表は,ポスターセッション形式で行われ,自分にとって馴染みのない分野の発表であっても,直接質問を行うことにより,講演時間を気にすることなく議論を深めることができます.

発表者に割り当てられた領域は自由に使うことができ,従来の発表形式にとらわれない,工夫したプレゼンテーションも可能で,発表内容を最も効率的に伝えることができる形式を,自ら選択することができます.

 

理工系,人文科学系,芸術系など,分野の壁を越えて多種多様な分野の学生が集まり興味深い発表が行われました.


会議終了後は懇親会が行われ,初対面の参加者同士親睦を深めました.また,アンケートにより選ばれた優秀な発表者へ賞が与えられました.

二日目は,”つくられるモノ/うまれるモノ”をテーマに,ラウンドテーブルディスカッションが催され,科学vs生命,科学vs芸術,教育vs文化,教育vs個の4つのテーブルに別れて,それぞれ活発な議論が行われました.

なお,昨年の会議の詳細は,

http://www.jaist.ac.jp/BAC2000/

にて知ることができます.

Invitation to BAC2001

 今年もBAC2001として,キャンパスプラザ京都(JR京都駅ビル駐車場西側)にて,2001年12月1日(土)・2日(日)に行われます.BS-academiaでもBAC2001が紹介され,注目を集めつつあります.会議への参加者と同時に,スタッフも募集しています.

Contact Information

会議開催要項,参加者募集要項など,より詳しい最新情報は,以下のアドレスでチェック可能です.

Web Site: http://www.jaist.ac.jp/BAC/
E-mail: bac@jaist.ac.jp
TEL:
075-753-5240
(京都大学大学院工学研究科精密工学専攻 堀口 由貴男)
0761-51-1699 #1836
(JAIST知識科学研究科知識システム基礎学専攻 南 晃)