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連絡会議幹事会第2回会合メモ
日時: 2007年3月30日 10:00 - 12:20
場所: 北陸先端大 東京サテライトキャンパス
出席者: 福山、平尾、赤井、吉田、毛利、宇川、前川、榊、常次、土井、寺倉、大野、姫野、川井
欠席者: 平田、中辻、高山、田口、高田、加藤

配布資料:

  1. 第1回幹事会議事録
  2. 次世代スパコン施設の立地地点を神戸に決定
  3. 次世代スパコンプロジェクト実施体制
  4. 次世代スーパーコンピュータを中核とした研究教育拠点(COE)「先端計算科学技術センター(仮称)」の形成について(案)
     運営委員会名簿
  5. 物性科学WGの説明
  6. 榊特定領域研究「実在系の分子理論」
  7. 赤井特定領域研究「次世代量子シミュレータ・量子デザイン手法の開発
  8. 次世代ナノ統合シミュレーションソフトウエアの研究開発
     研究体制、運営委員会名簿
  9. 生命体統合シミュレーションの研究開発体制(案)
  10. 日本金属学会春期大会でのシミュレーション関係

議論内容

  1. 計算科学連絡会議の事務局について:北陸先端大に4月から先端融合領域研究院が設置されるので、事務局をそこに置く。ただし、実際の事務局活動は田町にある東京サテライトキャンパスで行うという方向で検討する。
  2. 次世代スパコン施設の立地地点が神戸に決定したこと、その理由などについての説明。
  3. 理研における次世代スパコン開発体制の説明
     アドバイザリーボードと運営委員会の位置づけについて
  4. 上記の矛盾したように見える体制がつくられたのは、当初は生命体のプロジェクトだけしか存在せず、その段階でアドバイザリーボードが設置されたという経緯による、という説明があった。
  5. 資料3に基づき、理研で審議されている、次世代スーパーコンピュータを中核とした研究教育拠点(COE)「先端計算科学技術センター(仮称)」のことが紹介された。ここでのCOEは Cluster of Excellence ということ。この計画への提言はこの連絡会議の重要な使命。
  6. 理研での次世代スパコンプロジェクトに対する取り組みにおける、「次世代生命体統合シミュレーションの研究開発」プロジェクトの体制についての説明があった。このプロジェクトについての意見交換が行われた。
  7. 当連絡会議は物質科学を主たる守備範囲としているが、次世代スパコンプロジェクトの枠内では、理研を拠点とする生命体プロジェクトの状況も把握しておく必要がある。従って、次回からは生命体プロジェクトに関係する人をオブザーバとして参加を要請する。特に、次回の幹事会においては、生命体プロジェクトにおける分子レベルの研究、およびデータ解析のグループの研究計画、および生命体プロジェクトに関する包括的計画、についての説明を依頼する。
  8. 現在は、生命体プロジェクトとナノ統合プロジェクトに対して、別々に予算が配分されている。できればこれがまとまっていて、研究の状況に応じて配分ができる柔軟性があることが好ましい。
  9. 計算物質科学連絡会議を構成するプロジェクトや組織の体制や研究内容について説明を受けた。
    • 物性科学WG(常次):名称に「計算」という言葉を含めたほうがよいという意見があった。
    • 赤井プロジェクト(赤井)
    • 榊プロジェクト(榊)
    • 高等研フォーラム (吉田)
    • 次世代ナノ統合プロジェクト (寺倉)
    • 材料科学分野でのコミュニティー形成の現状 (毛利)
    • 金研の計算機施設運用の今後 (前川)
  10. 9月に予定されている理研主催の次世代スパコンのシンポジウムに結び付けて、計算物質科学連絡会議が世話をする会合を開くことにする。
  11. 次世代ナノ統合プロジェクト、赤井プロジェクトが20年度に国際会議の開催を予定しているので、榊プロジェクトも加えた3者が協力した形の国際会議を開く可能性について議論があった。例えば、プレナリトークだけでも共同で開催するという程度でもよいから、3つのプロジェクトがある程度入れ子になったような会議を考えるのは意義があるのではないかという意見があった。ただし、必ずしも合意に達したわけではなく、引き続き検討する必要がある。
  12. 計算物質科学連絡会議の設立を広く関係のコミュニティーに知らせる必要がある。関連の学会誌などに案内を載せることで意見が一致。 案内文の原案を寺倉が作成。
  13. 上記のCOE設立に対して、計算物質科学連絡会議としての提案をまとめる作業を進める。以下は作業分担。
    • 研究組織:赤井・榊
    • 教育機能:毛利・吉田
    • 産学連携・社会貢献:土井・大野(NIMS:加藤?)
    • 現存組織との連携:前川・常次
    • まとめ:福山、平尾、宇川(佐藤)、寺倉
  14. 次世代スパコンプロジェクトの現状と今後の体制に関して、種々の意見交換が行われた。
  15. 次回(第3回)幹事会の予定
     日時:2007年5月11日  10:00 - 12:00
     場所:北陸先端大 東京サテライトキャンパス(田町駅前)

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