北陸先端大学が企画運営する「サイエンスカフェ石川」は、専門家の知見や大学の研究により得られた成果を発表し、地域の声を研究にフィードバックすることで、両者の相互交流・相互理解を目指します。


「サイエンスカフェ石川」が発足したきっかけは、北陸先端科学技術大学院大学.科学技術開発戦略センターに、「学際コュニケーション研究会」が設置されたことにあります。異なる立場の人を繋ぎ、学際・分野横断研究の方法と問題を模索する研究会活動の中で、サイエンスカフェのコンセプトに注目が集まり、“北陸の地でもサイエンスカフェを開きたい”という意識が高まりました。
そこで、研究会では新たに学内に「学際コミュニケーションカフェ」を設置し、学問分野をまたぐテーマで、気軽な語り合い、話し合いを図る実践の場を作りました。
こうした活動を基に、2005年10月2日に「JAIST SCIENCE CAFE実行委員会」が発足し、先駆的なサイエンスカフェ活動の視察、ファシリテーターの勉強会などを通し、サイエンスカフェへの理解を深めていきました。同月29日〜30日に行われた石川県立大学学園祭にサイエンスカフェを出店し、北陸初となるサイエンスカフェの開催を実現しました。


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