Scoreboard


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対戦相手日時トピックス
.vs インディアンズ(辰口秋季トーナメント)1998.10.25 ジャイスト、完敗
.vs 東レ石川(辰口秋季トーナメント)1998.10.25 ジャイスト、準決勝進出
.vs 中部ライオンズ(練習試合)1998.9.29 ジャイスト4連敗
.vs 松原クラブ(練習試合)1998.9.27 ジャイスト3連敗
.vs セクシャル(辰口議長杯)1998.9.17 1回戦敗退
.vs ブルーメッツ(辰口早朝野球リーグ)1998.9.9 ジャイスト準優勝
.vs グッドナイン(辰口早朝野球リーグ)1998.9.7 早朝リーグ準決勝、快勝
.vs 宮竹クラブ(辰口早朝野球リーグ)1998.8.2 『逆転、逆転また逆転?』
.vsブルー メッツ(辰口早朝野球リーグ) 1998.07.20ジャイスト惜敗
.vs クーガーズ(辰口早朝野球リーグ)1998.7.11 『余裕?のコールド勝ち』
.vsゆの やーず(辰口早朝野球リーグ) 1998.06.27辰口町早朝野球 リーグ初出場 第一戦。なんと 5回コールド勝ち
.vs 加賀東芝(辰口町野球大会2回戦 1998.5.16)1998.5.17 『歓喜、劇的、サヨナラ勝ち』
.vs喜多 チーム 1998.04.26ソフトボール. vs喜多 チーム
.vsブ レーブス1997.10.12 『秋雨の中、接戦制す。(2回雨天コールド、参考記録)』
.vs舎路夢1997.6.29 辰口の強豪、舎路夢に惜敗も巧プレー、珍プレー続発
.vsブレーブス1997.6.22 ジャイスト野球部、地元ブレーブスに打ち勝つ。鈴木投手の巧投、光る


.vs インディアンズ(秋季トーナメント準決勝)

Team12345
インディアンズ 1510815
じゃいすと 020013


.vs 東レ石川(秋季トーナメント1回戦)

Team1234567
東レ石川 00000022
じゃいすと 00203005


.vs 中部ライオンズ(練習試合)

Team12345678
中部ライオンズ 002001418
じゃいすと 000000055


.vs 松原クラブ(練習試合)

Team1234567
松原クラブ 314137221
じゃいすと 00000000


.vs セクシャル(辰口町議長杯1回戦)

Team123456抽選
セクシャル 314011105
じゃいすと 020026102


.vs ブルーメッツ(辰口町早朝野球リーグ決勝)

Team123456
ブルーメッツ 10044211
じゃいすと 0000000


.vs グッドナイン(辰口町早朝野球リーグ準決勝)

Team123456
グッドナイン 1000113
じゃいすと 17710x16


.vs 宮竹クラブ(辰口町早朝野球リーグ第4戦)

『逆転、逆転また逆転?』  先週、初黒星を喫したJAIST。今日は決勝トーナメント進出をかけた大事な試合でした。相手はここまで1勝1敗でもう1敗もできない宮竹クラブ。宮竹クラブとはこれまでに対戦したことはなく、昨秋、今春の辰口トーナメントにも出場していないため、全く未知のチーム。尾崎の情報によると、ソフトボールは強いらしいが・・・
 試合は、スコアの通り、先制され、逆転し、逆転され、再逆転サヨナラ、と終盤最高に盛り上がりました。

Team12345
宮竹クラブ 002125
じゃいすと 00042x6

 JAISTの先発は、早朝野球初戦のユノヤーズ戦で好投を見せた内角。初回・2回共に先頭打者を四球で出塁させ、1アウト満塁のピンチを迎えるが要所を締め、何とか0点で踏ん張る。
 先制点を奪い、制球の定まらない内角を楽にさせたいJAIST。先週の試合でクリーンヒットを放った桐谷新谷を1、2番に起用する何とも安易な打順。初回、桐谷が四球で出塁するものの、桐谷の盗塁と新谷の内野フライが重なり、最悪のダブルプレー。さらに3番江口が出塁するものの、4番尾崎は期待に反し内野ゴロに終わる。2回も6番内角が飛距離はホームラン級の大ファールを放つものの、三振前の何とやら・・で、結局三者凡退。
 3回、またも内角は先頭打者を四球で出塁させる。リズムの悪いピッチングのためか、内野のミスも重なり、この回ついに宮竹クラブに2点を奪われる。なんと、内角は3回を投げ終えた時点ですでに75球に達していた。
 試合が大きく動いたのは4回、ようやく内角の調子が上がってきたものの、宮竹クラブにさらに1点を追加される。早朝リーグは1時間25分を越えると次の回に入らないため、守備に時間をかけすぎたJAISTに残された攻撃チャンスは残り2回しかなかった。4回裏JAISTの攻撃、尾崎の内野ゴロで2塁ランナー江口が3塁へ突っ込む。タイミングはアウト、審判も一度はアウトの判定を下したが、ボールは相手サードのグラブからこぼれていた。このワンプレイで流れはJAISTに傾いた。続く5番ケータのサードゴロをまたまたサードがエラーし、まず1点。さらに相手投手のワイルドピッチで尾崎が生還。6番内角のタイムリーも飛び出し、この回逆転に成功する。
 5回表、この回を守りきれば勝利のJAISTは、勝ち投手の権利を得た内角をベンチに下げ、期待の新人安田を抑えのマウンドに送る。安田は我々の期待通りキレのいいストレートをビシビシときめ、あっという間の2アウト。誰もがJAISTの勝利&安田の初セーブを確信した。しかし、2アウトからアンラッキーなライト前ポテンヒットでランナーを出し、セットポジションになると安田のピッチングから余裕が消え、再び流れは宮竹クラブに傾いた。宮竹クラブは連続盗塁やセーフティバントなどでJAIST守備陣を揺さぶり2点を奪って逆転。この瞬間内角の勝ち星は消えた。
 そして5回裏、1アウトから江口が死球で出塁し、ここまで2打席凡退の主砲尾崎のバットが火を噴き、レフト線に豪快な打球が飛ぶ。JAISTベンチは総立ち。江口の生還は誰の目にも明らかだった・・・が、尾崎の打球が強すぎ、ワンバウンドでフェンスを越え、エンタイトル2ベース。しかし、これで1アウト2、3塁。1打逆転サヨナラのチャンス。打席には今日5番に座ったケータ。次打者植田に決めてくれ、と言われチョット緊張する。カウント1-1からの3球目。前進守備の間を抜くゴロを狙ったケータだったが打ち上げてしまう。打球はレフトのほぼ定位置へ・・・微妙な飛距離であったが、3塁ランナー江口は迷わずホームへタッチアップ。宮竹クラブ左翼手の必死の返球も江口の足にはかなわず、JAIST土壇場で追いつく。さらに、2アウト2塁のチャンスで先発内角に代わり5回から守備に入った植田が打席に・・・。鈍い音を残し植田の打球はショートへ転々と・・・。引き分けか!この瞬間部長ケータの頭にジャンケンが過ぎった・・・が、ショートはまさかのエラー。2塁ランナー尾崎は3塁を蹴りホームへ・・・JAISTナインはベンチを飛び出し、植田尾崎を迎え、歓喜の輪をつくった。
 バンザーイ!!これで決勝トーナメント進出はほぼ間違いなし。安田君、初勝利おめでとう!これで今シーズンは、ケータ、内角、尾崎、安田、仲良く1勝づつ。8月末or9月上旬に予定されている決勝トーナメント初戦は、2勝目をかけケータが今シーズン4度目のマウンドに上がる予定です。ちなみに、宮竹クラブの左のエースは、辰口選抜チームに選ばれていたため、今日の試合にはいませんでした。よかった、よかった。
(K)
.vs ブルーメッツ(辰口町早朝野球リーグ第3戦)

『ジャイスト、昨年優勝チームに惜敗』

Team12345
ブルーメッツ 012025
じゃいすと 000213
尾崎、桐谷--江口

ううううう。負けちゃいました。↑のスコアなんか違うような気がしますが、結
果は5対3で惜しくも負けました。

去年の優勝チームはやはり、強かったです。なんでも、4番の人は軽々とフェン
スを越えるパワーをもってるとか、その他の人も高校野球で頑張ってたそうだか
ら、ジャイストはなかなかがんばったほうだとおもいます。しかし、くやしーー。

ここまで、2勝1敗、決勝トーナメント出場にはさ来週の対宮竹クラブに勝たね
ば…。ここも、強豪。はたして、新参者のジャイストは勝てるのであろうか?

===今回の収穫====
桐谷投手のデビュー戦。好投してくれました。今後もがんばってね。
チームジャイストは投手の層が暑いので今後も活躍がきたいされます。

次回試合先発予告……八尾の大魔人、内角   

(み)
.vs クーガーズ(辰口町早朝野球リーグ第2戦)

『またまた、5回コールド勝ち』

Team12345
クーガーズ 000000
じゃいすと 4118x14
鈴木(圭)--江口

またまた、勝っちゃいましたね。それも、1安打、完封。しかも、この1安打も、
1塁手のヘボミスで内野安打になったやつだから、きっと、ノーヒットノーラン
だったに違いない。ううううう。すまぬです、けいたくん。

で、戦況は、8安打で14点という、すごく効率のよい点のとりかたでした。こ
の調子で次の試合も頑張りましょう!

<<ヒーロインタビュー>>
鈴木(圭)投手 … あわやノーヒットノーランだったのになぁ。

みたて内(外)野手 … 現在2冠王。でも、あのボンミスがなかったら、ノーヒッ
トノーランだったのに…。すまんっす↑。 

記者暮集中。だれか、書いてくれぃ。(^_^;)
(み)
.vs ゆのやーず(辰口町早朝野球リーグ第1戦)

『ほんまに?、5回コールド勝ち』

Team12345
ゆのやーず 000000
じゃいすと 03202x7
内角--江口
三塁打 江口、
勝利打点 見舘

今年から我ら「チームじゃいすと」は辰口町野球協会のご厚意により辰口町早朝 野球大会に参加することになった。今日は、その大切な第1戦の日であった。ま ずは、辰口町早朝野球大会とはどんなものだ?ということから説明する。

早朝野球大会という名のとおり、朝の5時半から試合をやるというものである。 参加総チーム数は9チーム。この9チームにより変則リーグを行ない、おのおの 4試合をする。この結果上位4チームにより決勝トーナメントを行ない優勝をき めるというもうのである。見事優勝した暁には、辰口町代表として県大会出場す ることになる。県で優勝すれば…。

で、結果であるが、スコアボードのとおり5回コールドでみごと勝ちであった。

 『戦局』

   みんなよく打ち、よく守った。内角投手はあわやノーヒット、ノーランとい
   う近年まれにみる好投。

  『戦局分析』

   うーーむ。ゼミの用意がまだなんです。だれか書いてぇ
  
  『いろいろ集』
 
    ・珍しくWeb係のみたて外野手の先制タイムリー

    ・よっぱらい江口君の2塁打、3塁打

    ・ほとんどの人がヒットを打ったような気が…

   『ヒーローインタビュー』    

    ・内角投手
      まさか完封できるとは…。もうすこしでジャイスト初のノーヒット・ノー
      ランだったのになぁ。
(み)
.vs 加賀東芝(辰口町野球大会2回戦 1998.5.16)

『歓喜、劇的、サヨナラ勝ち』

Team1234567
加賀東芝 00000123
じゃいすと 1000021x4
鈴木(K),尾崎--江口
三塁打 尾崎、
勝利打点 江口

  球史にまた一つ、新しい歴史が刻まれた。なんと、加賀東芝を相手に歓喜、劇的、
  刺激的なサヨナラ勝ちを、ジャイスト軍は収めたのである。辰口町野球協会のあ
  る運営委員の一人は匿名との約束で取材陣の質問に次のように答えた。

    記者
      『このようなジャイスト軍の勝利は予想されていましたか?』

    運営委員(匿名)
      『このような結果になって我々も驚いています。辰口町のために、
        組み合わせ表を・・・、いや、失礼。 』

  このようにジャイスト軍の勝利は関係者の間でも意外なものであった。それほどま
  でに、加賀東芝の剛腕投手、スラッガー揃いは天下に轟いていたのである。それで
  もジャイスト軍は本当に勝ってしまったのである。

  それでは戦局を振り返って見よう。

  『戦局』

  ジャイスト軍は1回裏、1アウト満塁でファースト悪送球の間に一点をモギ取った。
  その後、試合は息づまる投手戦の様相を呈した。先発投手、鈴木(K)は立ち上がり
  からビシビシとコーナーを突き、なみいるスラッガーにつけいるスキを与えなかっ
  た。唯一、4番に3本の長短打を浴びるが要所を締め、6回を1失点に押える。我々ま
  でもが、彼の姿に酔いしれた。6回裏、1アウト2,3塁でサードゴロの間に1点追加。
  さらに9番、鈴木(K)のレフト前タイムリーでさらに1点追加し3-1とする。誰もが
  ジャイスト軍の勝利を確信した。しかし押えの切札、尾崎が大乱調、2点を献上し、
  試合を振出に戻す。あーあ。しかし歓喜、劇的、刺激的な幕切れは最後の7回裏に
  残されていた。2アウト後、4番尾崎がレフトオーバーの3塁打を放ち、そして、そ
  して、5番江口が2ストライクと追い込まれながらも、しぶとくレフト前にサヨナラ
  ヒットを放ったのである。

  『戦局分析』

   試合の明暗を分けたプレーが6回表にあった。この回、球が上ずりだした鈴木(K)
   投手は二つのフォアボール後、4番に左中間タイムリーを打たれ、ノーアウト
   1、3塁のピンチに立たされていた。ここで5番バッターの放った打球は1塁ファー
   ルグランドにフラフラと舞い上がった。この打球をキャッチャー江口が懸命に
   おいかけるが、ボールは無情にも1回、2回とグローブの中を転げまわる。そこへ
   一塁、田中が救いのグローブを差し出し、その球をすくいあげた。このプレー
   によって鈴木(K)投手は息を吹き返した。これがこの試合の明暗を分けたといっ
   ても過言ではない。
  
  『ファインプレー集』
 
    ・ 新人補手江口は同日午前に行なわれた東芝 vs. 東レ戦 を詳細に観察し、
       全てのバッターの弱点を見ぬく。
     
    ・ 内野陣、再三の好プレー(桐谷三塁手、吉田一塁手)

    ・ 内角左翼手、大飛球をフェンスもろともせず、果敢に追いかける。
       
    ・ 鈴木(ノ)選手、2盗成功。 俊敏な動きに相手、守備陣の足並み乱れる。

   『ヒーローインタビュー』    

    ・ 江口補手
      『打ったのは、外角よりのまっすぐ。次の試合でも任せてください。』 

    ・ 鈴木ケイタ投手
      『勝利投手になりたかった。』 
  
    ・ 田中一塁手
      『大人の飲み方、研究中』 


     <<<<<<<<<<<<   アナウス  >>>>>>>>>>>>

  なんと今週の日曜、我々ジャイスト軍はブレーブス(ブレーブスに関してはこれま
  での試合結果を参照)と辰口野球大会の決勝戦を行ないます。

               ジャイストのみなさん、応援にきてください。

               日時             5月23日(日)  午前10:0
               場所             物見山球場
(の)
.VS喜多チーム

梅雨に入ろうかと言う勢いの雨の中、意気揚揚とジャイスト軍団は集合した。 意気揚揚というのは、ジャイスト軍のソフトボールの不勝(?)伝説があるからだ。 その不祥事を取り掃う為、ジャイスト軍はこの試合に賭けているのである。 中には目を真っ赤にして興奮が冷めない状態にいる者もいる。 この試合に賭ける意気込みは大きく、ジャイスト軍は大きな作戦!?に出た。 その大きな作戦とは、「巌流島大作戦」である。宮本武蔵がライバル佐々木小次郎 をやぶったと言うあの作戦である。 場所は、雨の粟津運動公園の野球場。 かくしてジャンケンにより、ジャイスト軍の先行で幕はきられた。 9時30分試合開始。試合は序盤、相手チームに先制をゆるしてしまい、2点を許して しまった。その裏、相手チームのピッチャーの球に慣れ、<ナイス選!>の3者、 連続フォアボールの絶好のチャンスが到来した。そこで、期待の新星、江口が、ラ イト頭上を遥かに越える、逆転満塁ホームランを打ち出した。そのあと、さらに1 点を加え、この回5点を一挙にたたき出し、試合を決めたかに思った。その後、ピッ チャー見舘の好調虚しく、アンラッキーが続き、以上の様な結果に終わった。「厳流 島大作戦」も虚しく、ジャイストソフトボール不勝伝説の打破は儚く散った。 しかし、新人、江口(材料)の未知数を引き出すことに成功、これは、ジャイスト野 球部にとってかなり大きな収穫になったと言えよう。 『ファインプレー集』 ・2回にライトオーバーの満塁ホームランを飾った新人スラッガー、江口。 ・新人に負けず、劣らず、クリーンナップ尾崎、内角、松永らが鋭いあたりをカッ飛ばした。 ・外野守備でも、尾崎、江口らが太平洋のような守備範囲の広さを見せた。 ・内野でも、松永、内角ら軽やかなグラブさばきを披露した。 ・ライト岸本がサードコーチとしてランナーに的確な判断をおくる。 『試合後のインタビュー』 ・江口外野手 「あの球は、昨日夢で見ました。正夢だったんですよ。デビュー戦 でしっかりアピールできました。」 ・内角内野手 「(敗因としては)やっぱりグランドコンディションが悪かったのでしょう。ホーム (西部公民館)でやるときより、ボールの跳ねが悪かった。」 ・中川内野手 「不完全燃焼だ〜。テニスする?」 ---------------------------------- | 1 2 3 4 5 | 計 ---------------------------------- ジャイスト | 0 5 0 1 0 | 6 Team KITA | 2 0 7 2 × | 11 ----------------------------------

(の)
 .vs ブレーブス(10月12日)

 『秋雨の中、接戦制す。(2回雨天コールド、参考記録)』

    --------------------------  
              |  1  2  | 計
    --------------------------
   ジャイスト |  2  0  |  2
   ブレーブス |  1  0  |  1
   --------------------------
     鈴木(圭太)-- 吉田

  辰口町、秋の野球大会に初出場を果たしたジャイスト軍は初出場、初優
  勝を目指し、部員のボルテージはマキシマムに達していた。しかし度重
  なる秋雨により試合は順延となり、ついには『今年の大会は中止とする』
  と辰口野球協会は判断したのだった。我々は収まりがつかなかった。何が
  何でも試合をするのだ。そのようなシチュエーションのもと試合は開始さ
  れた。ジャイスト軍は初回、フォアボールを足掛かりに内角のレフト前タ
  イムリーで先制し、さらに連続フォアボールにより2点目を奪った。鈴木
  投手はカーブをみせ球にした巧みなピッチングで2回を1失点に押えた。
  雨により、2回コールドではあったが、事実上の決勝戦を制したジャイス
 ド軍は参考記録ながら、初出場、初優勝を果たしたのだった。

  『番外編』    

   第一部 

  前日からの雨でグランドはぬかるんでおり、試合の中止もやむをえない
  状況であった。しかしおよそ1時間にも及ぶ、部員たちの懸命のグランド
  整備により、試合はとり行なわれたのである。このグランド整備中にジャ
  イスト球史に残る一つの名言がこぼれ落ちた。

    ノリオ外野手

       『これも野球ですね‥‥(しみじみ)』

    第二部 

   同日、6時より祝賀会が寮和室にて行なわれた。昼間の疲れも手伝い、部員
   一同、メイテイの極みに達したのであった。この席上で最長老、吉田伝氏の
   恋愛指南が与えられることになる。我々一同は、人生の先輩の御言葉に深く
   聞き入ったのであった。

   
    第三部 

   M2の追いだし行事として、小松ドームにて野球大会を開こうとの案が出され
   た。現段階ではまだ立案中ではあるが、順調に計画が遂行されれば、平成10年
   3月始めにジャイストを含めおよそ3チームにより、野球大会が行なわれる予定
   である。今後が楽しみな計画である。
(尾)
.vs舎路夢(6月29日)
『辰口の強豪、舎路夢に惜敗も巧プレー、珍プレー続発』
物見山球場(観客10人とカラス2羽)
Team123456789
舎路夢 43001006014
じゃいすと 0030220007
        内角--尾崎、鈴木(圭) 
        二塁打 荒井、尾崎 
その日の天候は晴天。前日の台風が過ぎ去った物見山球場の上空は澄み渡っている。 辰口の強豪、『舎路夢』との一戦はそんな日曜の昼下がりに厳粛な雰囲気の中、静か に始まった。知っての通り、辰口には居酒屋が数軒しかない。舎路夢はそのうちの一 軒で、その店に集う元高校球児たちで結成された野球チームが『舎路夢』なのだ。 したがって我々ジャイスト軍は胸を借して頂くという気概を全面に打ちだし、試合 に望んだのであった。しかし、我々だって春からの厳しいキャンプを乗り越えてきた のだ、ありったけのジャイスト魂をぶつけるのだ、という一厘の気概を忘れることは なかった。

まず始めに先発両投手の簡単な紹介をしておこう。

  • 先発2本柱の内角投手は文武両道を目指した快男児で、その豹々としたピッ チング はナインの誰もが認めるところである。彼の縦に割れるカーブは往年 の江川をホウフツさせる。

  • 相手投手はそのサイドスローから繰り出される力のある球を武器に、ぐ いぐいと攻 め込んでくる本格派であり、カーブ、スライダーをコーナーに決 めるピッ チングは敵ながらあっぱれであった。

    立ち上がり硬さの見られるジャイスト軍は、8本の長短打を打たれ、たちまち7点を奪 われた。どうも、前半に7点取られるのは今年の特徴らしい。しかしこの7点はナイン の身体から余分な力をとる役割を果たしている。3回裏、二死一、二塁で、吉田、尾崎 の連続タイムリーで3点を奪い、さらに5回、6回にも追加点を上げ8対7とした。ジャイ スト軍の誰もが、自分自身の成長を実感した瞬間である。しかし3回以降、巧投を続け ていた内角投手に8回、異変が起こったのだ。8回というジャイスト史上、前人未踏の 領域に突入した彼の右腕は既に限界に達していた。この回、6点を奪われ、試合は14対7 で舎路夢の勝利に終った。しかしジャイスト軍の誰もが心地よい満足感を感じたのは 確かだろう。

    『ファインプレー集』

  • 荒井、新井の両あらい外野手が華麗なダイビングキャッチ。
  • 三遊間、再三の巧プレー。
  • 植田キャプテン、名采配を奮う。
  • 吉田伝(控え)、ファールボールの回収、黙々とこなす。
    『試合後のインタビュー』
    =====内角投手=====
    『野球の難しさを知りました。でも9回を投げ切った満足感は今後の人生にきっと 役立つことでしょう。』

    =====荒井右翼手=====
    『播磨一のスラッガーが眠りから醒めるのも、時間の問題ですな。ハ、ハ、ハ、 ハ、ハ ‥‥』

    =====植田キャプテン=====
    『秋の野球大会、優勝しよう。』

    『ニュース、 初の女性部員、誕生か?』
    材料M1宮坂さんが野球部への参加の意思を非公式ながら表明した。 球史に新たな1ページが加わる可能性は極めて高い。 (宮坂さん。これからよろしくお願い致します。) (尾)

    vs.ブレーブス(6月22日)

    『ジャイスト野球部、地元ブレーブスに打ち勝つ。鈴木投手の巧投、光る』
    Team1234567
    ブレーブス 34000007
    じゃいすと 180130013
    鈴木(圭太)--吉田(伝)
    三塁打 尾崎、二塁打 松永、谷川、新井

    今年のジャイスト軍は、実力があるにもかかわらず惜しくも、昨年のドラフトから 洩れた有望選手によって大幅な補強がなされている。彼らの多くはジャイスト軍の ドジャーブルーのユニフォームに憧れ、はるばる全国各地から集いし精鋭たちであ る。あるものは福岡ダイエーホークスの熱いラブコールを振り切り、ここジャイス トに来たと言い、またあるものはデジタルカメラを駆使した偵察能力から、スコア ラーとしてヘッドハンティングされそうになったと言う。そんな彼らを加えたジャ イスト軍は4月から厳しくも楽しいキャンプを行なってきた。そして6月22日、 今シーズンの開幕戦を迎えるに至ったのである。

    試合は、激しい乱打戦で幕を開けた。立ち上がり、球を真中に集め過ぎた鈴木投 手をブレーブス打線は見逃さなかった。たちまち7点を奪われ、ジャイスト軍は浮き 足立った。しかし、われらジャイスト軍は決して試合をあきらめることはなかった。 2回の裏、打者一順の猛攻により一挙に逆転し、完全に試合の主導権をつかんだので ある。3回以降、本来のピッチングを取り戻した鈴木投手は、コーナーを丹念につく ピッチングでカウントを稼ぎ、縦に割れるカーブを決め球に、打者にマトを絞らせ なかった。さらにジャイスト軍は4回、5回にも追加点を加え、試合を決定づけたの である。

    『ファインプレー集』

  • 鈴木(圭太)投手、完投。
  • 新人スラッガー、谷川、新井、松永らの鋭い振りが光る。
  • 吉田伝捕手、チャッチフライ巧捕、一塁へ矢のような送球でゲッツー。

    『試合後のインタビュー』

  • 鈴木(ケイタ)投手
    『デビュー戦でもあり、立ち上がり、少し緊張しました。3回以降は伝さんの巧 リードにも乗せられ、本来のピッチングが出来ました。』

  • 鈴木ノリオ右翼手
    『僕のイブシ銀のバッティング、見てくれました?』

  • 吉田伝捕手
    『今まで生きてきた中で2番めに幸せ。』


    (尾)
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