Last Updated 2001,5/14

新入生への修了生からのアドバイス

番外 ページ


 また、修了生に何か聞きたいことがあったら、horita@jaist.ac.jpに連絡して下さい。
状況に応じて先輩方に直接連絡が取れるように致します。

但し、皆さん仕事で忙しいので、返事は遅れるかもしれません。御了承下さい。

**********************************************

平成12年3月修了生

(下山 敦 さん(現 ハーメス電子(株)) さんからのアドバイス

**********************************************
(まえおき:以下のメールはアドバイスを断ったものです。しかし、その内容は、 現実社会を如実に表しており、その厳しさが痛切に伝わってきたので、本人の承諾を 得て、ここに掲載しております。)

 「最就職して1年目の社会人から見た、大学院生へのアドバイス」に関してメールを いただいたのですが、このアドバイスに関しては、お断りできませんか? 確かに、自分としては「物事の原因を追求する能力や、事態を打開するための能力を 鍛錬するのに堀田研究室は、最適です。」と、アドバイスしてみたいです。 しかし、自分は社会人1年目とはいえ、会社では結果が出せていません。 この結果が出せない社会人がアドバイスしたところで、説得力がありますか?  先生がご承知の通り、研究職や技術職は、原因を追求する能力や事態を打開する能 力、新しいものを産み出す能力といったものは、(3流の研究・技術職を除けば)当然の 様に求められます。(現在の会社でも、求められています。大学院でやってなかったか ら、現在のデジタル回路はできないなんて言い訳は聞きません。)  大学院で上記の能力を少しは、鍛えていたつもりだったのですが、社会人になっ て、自分は、まだまだだと思い知らされました。自分自身、修士の存在意義が分から なくなってきているというのも本音です。  そういうことなので、大学院生へのアドバイスの件は、お断りさせてください。

**********************************************


アドバイス目次へ戻る

堀田研究室へ戻る

材料科学研究科