北陸先端科学技術大学院大学 [JAIST] - 研究者総覧
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藤波 努 (フジナミ ツトム) 教授
知識科学系、ヒューマンライフデザイン領域

■学位

早稲田大学文学士 (1986),英国 エディンバラ大学認知科学科 Ph.D. (1996)

■職歴

日立製作所システム開発研究所(1986-1992),独シュトゥッツガルト大学計算言語学学科研究員(1995-1998)

■専門分野

私たちは経験を通して体で覚える知識に興味を持っています。特に、「技」と呼ばれるものに関心があり、その特徴と習得過程を明らかにしようとしています。技には二つの側面があります。ひとつは動作が複雑で高度であること、もう一つは知覚や判断の能力が優れているという側面があります。前者については、陶芸の菊練りやサンバのリズムに乗って踊ることなど、伝統工芸や音楽を題材に取り組んでいます。後者については、認知症高齢者の介護を題材に、他者のニーズを感じ取る能力を明らかにしようとしています。

■研究テーマのキーワード

身体知, 技能習得, 認知症高齢者の介護

■研究課題

身体知
陶芸における菊練り、サンバのリズムに乗ってステップを踏む(ダンス)、サッカーのドリブル、三味線のバチさばきなどを題材として、熟練者と初心者の動作がどのように異なっているのか、モーションキャプチャ装置などを使って調査しています。研究の成果はロボットの動作に応用したり、初心者が技能に習熟する過程を支援することなどに応用できると考えています。

技能習得
人間はどのような過程を経て特定の技能を習得していくのかを明らかにしようとしています。多人数を対象として長期間、追跡調査を行っていく必要があるため、題材としてはサンバのダンスを取り上げ、近隣の高校などにご協力いただきながら習得過程を調べています。研究成果は技能習得支援システムの開発に結び付くと考えています。

認知症高齢者の介護支援
日本は超高齢社会に突入し、20年後には人口の2割以上が65歳以上の高齢者となると予想されています。また、認知症を患う人の割合も上昇し、概算では100人のうち2人が認知症高齢者となると予想されます。この問題に取り組むため、我々は良い介護とは何か、良い介護を実現するために必要な技術は何かを研究しています。

■研究業績

◇著書

  • 認知症高齢者介護と情報技術1,「社会福祉と情報技術」研究会,JAIST Press,2011

◇発表論文

  • A Network Approach to Inducing Coordinative Structures of Skillful Movement,Masanori Tsujino, Tsutomu Fujinami, Keisuke Nagai,Journal of Advanced Computational Intelligence and Intelligent Informatics,15,8,988-996,2011/10/05
  • グループ間コミュニケーション支援のためのインターグループウェアの提案,平井千秋,藤波努,森本由紀子,情報処理学会論文誌 第48巻 第1号,16-29,2007/1/15
  • Impact of Cognitive Loading on Postural Control in Parkinson's Disease with Freezing of Gait.,Buated, W., Lolekha, P., Hidaka, S., & Fujinami, T.,Gerontology and Geriatric Medicine,2,1-8,2016/11/3

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◇講演発表

  • The role of body in the organization of skilled movements,Tsutomu Fujinami,3rd International Conference on Cognition, Brain and Computation, IIT Gandhinagar, Gujarat, India,December 5-7, 2015
  • Evaluating presence based on balance,Tsutomu Fujinami, Shohei Hidaka, and Neeraj Kashyap,International Symposium on Performance Science,,Kyoto, Japan,02 - 05 September 2015
  • 身体的関わりへの技術からのアプローチ,藤波努, 西川勝, 望月茂徳,アートミーツケア学会,神戸

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■担当講義

知識科学概論III(E),認知科学,知識科学概論I,知識科学概論I(E)

■学外活動

◇所属学会

  • International Society of Gerontechnology,2012-
  • 日本声楽発声学会,2008-
  • 日本認知症ケア学会,2005-

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◇国際会議主催状況

  • Second International Workshop on Skill Science,Tsutomu Fujinami,18th November 2015,Raiosha Building, Keio University Kanagawa, Japan
  • International Symposium on Skill Science,Prof. Koichi Furukawa, Keio University,2007/09/18-20,Mita, Tokyo

◇審議会等への参画状況

  • ICT利活用型高齢者見守りサービス検討会(金沢市),議長,不定

◇その他の国際・国内貢献等

  • Asian Institute of Technology,Giving a seminar on Service Innovation,2011/07/04 - 2011/07/08
  • 情報処理学会学会,会員 (1986-)
  • 石川県産業IT化研究会,委員,2001/12/01 - 2002/03/31

■賞等

  • 毎日介護賞(北陸総局長賞),毎日新聞社,2008
  • 優秀論文賞受賞,情報処理学会,20087

■共同研究等希望テーマ

  • 技能習得の支援
  • 暗黙知、身体知に関するもの
  • 認知症高齢者の介護支援