北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)では、産学官連携本部を中心として「産・学・官・金」連携活動を行っています。Matching HUB Kanazawa 2018 は、北陸地域全体の活性化のために最も重要な新産業の創出と人材育成に貢献することを目的として開催します。これを機会に北陸地域から新しい産業が生まれることを期待しています。

Matching HUB Kanazawa 2018 概要無料

開催日2018年11月1日(木)ー 2018年11月2日(金)

参加対象 産学・産産連携に関心のある企業 / 公的機関 / 金融機関 / 大学(研究者、学生)

場所 ANAクラウンプラザホテル金沢

内容は変更になる場合があります。
一部、事前申し込み制のプログラムもあります。

11月1日(木) 13:00〜18:00 「地方創生と起業・創業」

■3F 鳳の間

13:00〜13:20 オープニング

13:20〜14:20 テーマ「地方創生と起業・創業」

基調講演 ①
「日本を抜いた中国の科学技術 - 起業へつなぐ - 」

沖村憲樹 氏 国立研究開発法人 科学技術振興機構上席フェロー

特別講演 ②
「『法師』1300年の歴史を繙く」

法師善五郎 氏 粟津温泉「法師」46代

特別講演 ③
「三協アルミ・立山アルミからSankyo Tateyamaへのあゆみ」

山田浩司 氏 三協立山株式会社 常務取締役

特別講演 ④
「福岡地域戦略推進協議会(FDC)の取り組みについて」

石丸修平 氏 福岡地域戦略推進協議会(FDC)事務局長

15:00〜 パネルディスカッション テーマ「地方創生と起業・創業」

パネリスト  山田浩司氏 三協立山株式会社 常務取締役・情報システム統括室長

       石丸修平氏 福岡地域戦略推進協議会事務局長

       花出司氏  帝国データバンク金沢支店 調査課課長

       阪覚氏   粟津温泉法師 総支配人

       小西広恭氏 株式会社 Asian Bridge 代表取締役長

       吉岡拓也氏 合同会社グッドネイバーズ代表

       姜理惠   国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学 知識科学系准教授

モデレーター 寺野稔   国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学 総括理事・副学長

■3F 瑞雲の間

16:30〜18:00 学生ビジネスアイデアコンテスト M-BIP 【最終審査】


『学生アイデアをビジネスへ』

北陸地域の活性化と人材育成を目的とするMatching HUBは、新事業を起こす人材の発掘、支援にも貢献します。今回は、学生のアイデア、研究成果をビジネスに活かすべくビジネスアイデア・プランコンペティションを開催し地域の若い力をイノベーションにつなげます。

11月2日(金) 10:00〜19:00 企業成長のためのマッチング

■3F鳳の間/ホワイエ

10:00~17:00 パネル展示 235ブース

☆Matching Pitch 「1分間プレゼン」 ※62社

 「Matching Pitch(1分間プレゼン)」登壇者一覧

■3F鳳の間(展示会場内) 関係機関セミナー(オープンステージプログラム)

10:00~11:00 学生のアイディアを起業・創業へ:各大学の取り組み [担当:JAIST 産学官連携本部]

内容:各大学の学生へのスタートアップ支援に関する取り組みを紹介します。

10:00~ 1. 国立大学法人 金沢大学の取り組み
     「『いしかわ未来アカデミー』を核とした『ザ・スタートアップ・フィールド ISHIKAWA』」
     講演者:金沢大学総務部地域連携推進課課長 竹田裕一郎氏
     学生発表者:金沢大学人間社会学域国際学類4年 上江田雅海さん
10:15~ 2. 国立大学法人 熊本大学の取り組み
     「熊本大学 学生ベンチャー夢プロジェクト」
     講演者:熊本大学熊本創生推進機構イノベーション推進部門 緒方智成教授
     学生発表者:熊本大学工学部物質生命化学科4年 下尾陽子さん
     熊本大学大学院医学教育部医学専攻博士課程4年 呉花楠さん
10:35~ 3. 国立大学法人 小樽商科大学の取り組み
     「小樽商科大学における人材育成と産学官連携活動」
     講演者:小樽商科大学学術情報課研究支援係長 松本勇氏
     学生発表者:小樽商科大学商学部社会情報学科3年 平賀直輝さん
     小樽商科大学大学院商学研究科博士後期課程 高田麻依子さん

11:00~ 出展企業6社によるプレゼンテーション [担当:JAIST 産学官連携本部]

プレゼンテーション企業・機関

1. 小島プレス工業株式会社
2. いしかわ大学連携インキュベータ(中小機構 北陸)
3. しらさぎ2プロジェクト
4. 株式会社アドリンク
5. Pacific Spatial Solutions株式会社
6. NEC

12:15~ Matching Pitch [担当:JAIST 産学官連携本部]

出展企業62社による1分間プレゼンを行います。※ブース番号順に発表します。

13:30~ 関係機関からのプレゼンテーション [担当:JAIST 産学官連携本部]

1. 一般財団法人日本規格協会(JSA)
2. 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)

14:00~ 学外の方がJAISTの設備装置を利用するには:文部科学省ナノテクノロジープラットフォーム事業
    [担当:JAISTナノマテリアルテクノロジーセンター]

文部科学省ナノテクノロジープラットフォーム事業は、JAISTが参画している設備・装置共用事業です。学外の方がJAISTの先端機器を低料金で活用できます。装置の操作はJAISTのスタッフがサポートします。セミナーではその制度説明とJAISTの装置で「何がわかるか、何ができるか」を事例に基づいて紹介します。

1. 文部科学省ナノテクノロジープラットフォーム事業、制度説明
  北陸先端科学技術大学院大学 ナノマテリアルテクノロジーセンター教授 大木進野氏
2. 主な設備、装置の紹介「何がわかるか、何ができるか」
  1) SEM, TEMなどについて
    JAISTナノマテリアルテクノロジーセンター技術専門員 東嶺孝一氏
    JAIST産学官連携本部産学官連携推進センター研究員 伊藤真弓氏
  2) 質量分析、NMRについて JAISTナノマテリアルテクノロジーセンター主任技術職員 宮里朗夫氏
  3) GFISについて JAISTナノマテリアルテクノロジーセンター技術専門職員 宇野宗則氏
  4) 光電子分光について JAISTナノマテリアルテクノロジーセンター技術専門職員 木村一郎氏、村上達也氏

■3F鳳の間(展示会場内) 関係機関セミナー(オープンステージプログラム)

15:00~ 未来のためにできることがある~SDGsとJST~ [担当:国立研究開発法人 科学技術振興機構]

SDGsの概略と、国連におけるSTI for SDGsの体制と動向について紹介し、企業や大学、JSTにおける具体的な取組に関しても紹介します。さらに、科学技術イノベーションと社会との関係深化、ひいてはSDGsに代表される社会課題の解決に資するため、多様なステークホルダーによる対話・協働(共創)を支援するプログラムやグッドプラクティスもご紹介します。

15:00~15:30 「地域からの新たな価値創造 ~STI for SDGs がもたらすチャンス~」

JST研究開発戦略センターセンター長代理 倉持隆雄氏
概要:
・SDGsの概略と、国連におけるSTI for SDGsの体制と動向について
・日本政府におけるSDGs推進体制と内閣府における地域創生の取り組みのご紹介
・企業における取り組み(Society 5.0 for SDGs、企業行動憲章、ESG投資)と、大学における取り組みのご紹介
・JSTにおける取り組み紹介 STI for SDGsの基本方針の改訂案などの概要について

15:30~16:00 課題解決に向けた「共創」の推進 ~JSTの取り組み~

JST「科学と社会」推進部部長 荒川敦史氏
概要:
・JSTの事業内容、主たる成果のご紹介
・科学技術イノベーションと社会との関係深化、ひいてはSDGsに代表される社会課題の解決に資するため、多様なステークホルダーによる対話・協働(共創)を支援するプログラムやグッドプラクティスのご紹介
・JSTが関係機関とともに検討を進めている「未来社会デザイン・オープンプラットフォーム構想」について
・日本最大級のオープンフォーラムであるサイエンスアゴラ2018のご紹介

16:00~ M-BIP 表彰式 [担当:JAIST産学官連携本部]

1日目に開催されたM-BIP最終審査や来場者の投票によって決まるオーディエンス賞の授賞式を執り行います。

16:30~ Suntoryウイスキーセミナー [担当:JAIST産学官連携本部]

講師:サントリービバレッジソリューション株式会社東海北陸支社北陸自販機課
   ウイスキーセミナー認定士 近藤祐輔氏

■3F瑞雲の間

10:00~12:00 関係機関セミナー SDGsセミナー「カードゲームで学ぶSDGsの本質と可能性」

【主旨】
国連のSDGs(持続可能な開発目標)という言葉は国内でまだまだ浸透していませんが、理解を深めると国際的に通用する「新しい物差し」なのだと実感できます。今回、SDGsの17の目標を達成するために、現在から2030年までの道のりを体験的に理解するカードゲームの場を設けました。このゲームはSDGsの目標を一つ一つ細かく勉強するためのものではありません。「なぜSDGsが私たちの世界に必要なのか」、そして「それがあることによってどのような変化や可能性があるのか」を理解するためのゲームです。

【内容】
1.SDGsの開催について趣旨説明 能登SDGsラボ事務局長 金田直之氏(珠洲市企画財政課長)
珠洲市が内閣府の「SDGs未来都市」の選定を受け、ワンストップ窓口とシンクタンク機能を有する「能登SDGsラボ」を創設した経緯と今回のセミナーの主旨について簡単に説明します。
2.カードゲーム「2030 SDGs」の紹介 永井三岐子氏(国連サステイナビリティ高等研究所OUIK事務局長)

【ゲーム】
<定員>先着30名
<参加費>無料

■3F瑞雲の間

13:30~16:00 同時開催 JASA金沢協業セミナー

「DX(デジタルトランスフォーメーション)に向けたビジネスとエンジニアリングの変革~今、現実化するIoT世界の実際を解説~」
[主催]一般社団法人組込みシステム技術協会 (主管:協業推進委員会)

講演内容 技術史における時代名としてのIoT ~その必然性と破壊力~
 北陸先端科学技術大学院大学学長補佐教授 丹康雄氏
デジタルがもたらすビジネスと市場の構造変革
 株式会社インテック プリンシパル 中川郁夫氏
デジタルビジネスの潮流とアジャイル開発~ビジネスとエンジニアの協働チームづくり~
 株式会社永和システムマネジメント代表取締役社長 平鍋健児氏

詳細はこちらまで

■3F瑞雲の間

17:30~19:00 情報交換会(交流会)

会費2,000円/人

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    • Matching HUB 2017 実施内容と風景
    • Matching HUB 2016 実施内容と風景
    • Matching HUB 2015 実施内容と風景
    • Matching HUB 2015 実施内容と風景