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後面

後面部品は前面部品と同様の方法で接着する。後面が直線になるよう、また底 板に対してどの部分でも垂直になるよう、とりわけ注意する。(写真4)

注記: キットを組み立てる際、400mmのKクランプが4個から6個あると便利である。K クランプはThe Early Music Shop から安価で購入できる。抑える部分はコルク張りで、クラヴィ コードの横幅いっぱいに広げられる。

もしケース(casework) の長さが低音弦系結横木(bass hitchrail) か調律ピン板(wrest plank) よりも短くなってし まったら、その部分(低音弦系結横木(bass hitchrail) か調律ピン板(wrest plank))をケース(casework) が定められ た角度でつながるまで削る。その場合、どちらか一方を削ったら必ずもう一方 も削って接合部を調節することを忘れてはならない。

角を接着する際にはケース(casework) が底板(baseboard) に対して垂直であることを確認 すること。

ケース(casework) 後面部品の後方に残っている底板(baseboard) 部分について心配する必 要はない。この余分部分は底板(baseboard) の縮みを配慮したものである。(訳注: 後の工程で削る。)

ケース(casework) 部品角を削る別の方法として、削る面が水平になるように固定し、よく 研いだカンナをわずかに傾けながらかけてもよい。カンナで削る際は、端から 繊維が割れるのを防ぐため、まずどちらかの端から中向きにかけ、それから全 体を削るようにする。こうすることによって端から繊維が割れるのを防ぐ。

ケース(casework) は取り付けた時点ではまだ見栄えがよくないので、内側をヤスリがけし て仕上げた方がよい。後の工程に進む前に、内側で外から見える部分を目の細 かいヤスリで表面を仕上げる。


訳注: 木工に慣れていないと角が直角につながるよう部品の端をノミで削るの はかなり難しい。もし自信がなければ、時間をかけてヤスリで削ってもよい。 その場合は、面が平面になるよう注意する。もしどうしてもうまくいかず、所 定の長さよりも短くなってしまったらプラスティック・ウッド(plastic wood) などで隙間を埋める。多 少見栄えは悪くなるが、音質には関係ないので気にする必要はない。また訳者 の場合、ノミよりも小刀の方が扱い易く重宝した。



Tsutomu Fujinami
Wed Dec 8 11:06:30 JST 1999