エセブログ2011

本人の備忘録に近いメモ書きです.基本的には上に行くほど新しいです.

[2011/12/26] 手回し式計算機
[2011/10/22]東京理科大学近代科学資料館で 実際にいじらせてもらった「手回し式計算機」.メカメカな操作感にぐっときました. そのときは80万円と聞いたのだけど,各種オークションサイトを見ていると, ときどき3000円くらいから出品されているのを見かけます. そんなわけで何度かの入札と敗北を経て,ついに極安で購入. 私は計算機科学科の出身なのですが,さすがに現役で使ったことはありません. 学生の頃,大学の廊下に捨ててあったなぁ….拾っておけばよかった. [2011/11/23-25]に訪ねた James Dalgety 氏は, クルタ計算機のほぼ新品を持っていて,見せてくれました. これなんかは,電子計算機前夜の機械文明の進化の行き止まり的な美学を感じます(言いすぎ). 手回し式計算機のメカニズムは,相当な「からくり」です.
[2011/12/18] パズルと本のいろいろ
この週末にかけて入手したり買ったり届いたりしたパズルを本人の備忘録もかねて,まとめておきます.
買ったパズル
MINEさんのところで 買ったのは「内外相似パズル」二つ.具体的には Self-PortraitorA! SIMILAR PUMA. これは,内部に空いた穴と,外部の輪郭が相似になるようにするというパズル. これは….作るべき形がわからないので,なんだか手がかりやとっかかりがなくて,つらい! アナグラムも解けてない.この難しさは私には新鮮. えぢさんから買ったパズルは Mesh Puzzle. こっちもアイデアが新鮮な感じがする.なんか数理っぽいものも感じるし. トリトで買ったパズルは ルナロックアウト. 最近私が訳した ゲームとパズルの計算量に よると,このゲームを一般化したときの計算量は,今でも未解決問題であるとのこと. これはちょっと考えてみたいですね. しかもゲームデザイナーの一人は,私よりもJAISTの近くに住んでいる Hiroshi Yamamotoさん! 知りませんでした.すみません.一緒に解いて一緒に論文かけるといいなぁ.
からくりクラブから届いたパズル
亀井さんのからくりと,川島さんのからくりです. 亀井さんのからくりは,難しくはないけど,(理論計算機科学で言うところの)オートマトン的な感じが見えるのが良い. 川島さんのは,ビジュアル的に奇麗だし,仕上げがとっても丁寧で手触りもいい. 仕掛けがこれまた,川島さんらしくていいや.
[2011/12/17] Peter Winklerさん来パズ懇
数理パズルで有名なPeter Winklerさんトリトパズル懇話会に連れていきました. いつもにも増して,とっても楽しかった! …けど何も書かない :-)
[2011/12/14] Hypercardあれこれ
最近,(不)可能折り紙に凝っているので, 敬愛するKiyoriさんの不可能物体ぎゃらりぃを いろいろと見ています. そしてHyperCard5のページに 「The HyperCard Project」という興味深い文献を発見したので, 先日注文していました.これが夜に届きました.これはなかなか… :-) 早速気になるものをいくつか作ってみたところ,妻にはだいぶウケていました.
[2011/12/14] Peter Winklerさん来JAI
数理パズルで有名なPeter Winklerさんが JAISTに来て,講演してくれました.大学院生向けで,パズルに潜む劣モジュラの話でした. 楽しかった.私の作った紙物パズルをいくつか進呈したところ,だいぶ悩んでくれているので, してやったりというところ.土曜日は,秋葉原とパズル懇話会に連れていく予定です.
[2011/12/11] 不思議アート展ポスター
金沢の しいのき迎賓館で 「 不思議アート展トリックアーティストコレクション」が開催されていたので,行ってきた. 主な展示は, 北岡明佳氏の錯視・ 伊藤文人氏の「まさかさかさま」シリーズのパネル・ ホログラフィのパネル・壁に描かれたトリックアートなど. 私から見ると,それほど新鮮ではなかったけど,見せかたの工夫などが参考になった. 会場が広くないことと,最終日の日曜日だったこともあって,大混雑していた.
[2011/12/08] メビウスの帯と「リサイクルマーク」
横浜の関内を歩いていたら,メビウスの帯の彫刻を見つけた. ところでいわゆる「リサイクルマーク」は正式には「メビウスループマーク」というそうで, エコ用語辞典の 「メビウスループマーク」の説明によると,「3本の矢印が時計回りの方向に三角形を形成している 例に相似していること」しか規定していないとのこと.うーむ. 「メビウスループ」マークという名前にするなら,やっぱり「メビウスの帯」にしてくれないと,私には納得できないなぁ. でもGoogleでメビウスループマークで画像検索してみると, ちゃんと「メビウスの帯」になっているものはほとんど見つからない…. ちゃんとメビウスの帯になっていると,回転対称にならないからデザイン的にNGなのかしらん.
[2011/12/08] ボーネルンドプレイ・スティックス
横浜でISAAC 2011に 参加中,昼休みにボーネルンドの 横浜みなとみらい店に行ってみた. プレイ・スティックスが グッときたので購入.一見すると,単に積み重ねるだけのブロックに見えるけど,とんでもない. 7本使うと非自明な組み方で,かなりバッチリつながって,振り回してもびくともしない丈夫な組み上がりになる. 店頭で独楽などを作ったりして,かなりハマッてしまった.
[2011/12/05] 不可能物体:東京こけし
ちょうど東京から横浜に移動することがあり,八王子に立ち寄って,かねてより念願の東京こけしを入手できた! [2011/11/12]に東京こけしを買いに行って閉まっていたけれど, 今回は事前に大蔵木工所に 電話してから訪ねたので,無事に東京こけしを入手できました.いろいろとお話を伺うことができて,よかった. 使っている材料はミズキとのこと.写真は,真ん中が一番スタンダードな「東京こけし」. 左がちょっと変わった小さいタイプのもの. 右は私のために,その場で作ってくれたもの.以前から作るところをナマで見たかったので,念願かなって大満足. 見ているとすごーく簡単そうに作られるけど,これはいわゆる職人ワザで,熟練のワザがあってのことだろうなぁ.お見事でした. 快く「ネットで紹介してもいいよ」と言って下さったけれど,「本当は注文してから入手まで数ヵ月待ち」だそうです.
[2011/12/04] 第11回折り紙の科学・数学・教育研究集会
東京の白山駅の近くのJOASホールで上記の会議が開催されます.毎回,ためになる発表が多くて,楽しいです. 私の話は,いつもと違って数学っぽくないです.[2011/09/16]の「折り紙パズル・市松模様」が意外とウケがよく, また本人も気に入っているので,今回はパズルの話をしました. 当日配布した市松模様パズルのPDFファイルを置いておきますので, 興味のある方はどうぞ.綺麗に作るには,練習とピンセットが必要かもしれません :-) 当日の発表について前川さん三谷さんのブログでは 奈良さんの余談の方が取り上げられているけれど,奈良さんの本編の「どんな正多面体でも折り畳める」という結果は, すばらしいと思う.自然な現象から生まれた「移動する折り目」というアイデアによって, ふいご定理を回避しているところがすばらしい.
[2011/12/03-04] Make: Tokyo Meeting 07
東工大で開催されました.私は12/03に行きました. 冊子の方のMakeは大好きで,全巻持っているので,一回くらい行ってみたいなぁと思ったのですが,行って正解でした. いろいろと楽しいものを見ました.個人的な覚え書きとしては
[2011/12/03-04] クリエーターズ・マーケット
2010年の6月18日に行ったクリエーターズ・マーケット. 去年は不可能物体ぎゃらりぃのKiyoriさんに お会いするのが主目的だったのですが,それ以外にもいろいろな人に会ったり,とても面白いものを多数見たので, また行きたいところです.今回は上記のMakeを選んだので,パスしました.
[2011/11/30] メビウスの卵展2011渋谷
2011/10/18-2012/01/29の間, 渋谷区子ども科学センター(ハチラボ)で上記の催しがあります. ちょうど帰路にあったので,寄り道してきました. 平日の昼間のことで,私一人しかいなくて,のんびりじっくり満喫できました. 渋谷駅から徒歩5分で,まったくの別世界でした. 相手をしてくれた服部さんと畑中さん, JAISTのパズルミュージアムに関する助言をいろいろとありがとうございました. 展示方法など参考になりました.
[2011/11/28-29] JCDCG 2011
東海大学代々木キャンパスで上記の会議があるので,参加・発表. 展開図とか多面体とかに関する面白い話がいろいろと聞けて,楽しかったです. イギリスから名古屋経由で直接参加しました.もうちょっとスケジュールとか経路をマジメに考えればよかったなーと反省. 発表が二日目の午後で助かった.秋山仁先生や,由美かおるさんとも,じっくりとお話できて,楽しかった.
[2011/11/25-26] イギリスのパズルショップ
James Dalgety氏に聞いたり,ネットで調べたりしたパズルショップなどを散策. 最近,かなり忘却力がついてきたので,軽く備忘録的にメモしておきます. あとで写真などを補足するかもしれません.
Village Games
ネットでもイチオシになっていたけれど,ここはロンドンで1番楽しいお店です. 店舗は小さいけれど,初心者からマニアまで楽しめるパズルがたくさん置かれていて,すばらしいです. 珍しくVIN&COのパズルがけっこう充実しています.日本とかロシアのパズルも置かれていて,守備範囲が幅広いです. 私はここでVIN&COのパズル,ロシアの詰め込みパズル,タントリクス4種のうち3種, 不可能物体系パズルなどマニアックなパズルをたくさん購入. 店主のご夫婦はとっても温和な,いい人です.IPPとかG4GXの話などで盛り上がりました. なぜか店主のおじさんに「あんたのこと,知ってるよ」と言われました.なんでかしらん. 最寄駅は地下鉄のCamden Town.駅を出て,少し北に進んで,川を渡った左手のマーケットの中です. Ground Level の65番だったかな?ネット情報によると,月曜日と火曜日は休み. ただしCamdem Town駅は,日曜日は止まらない時間帯があるので,日曜日に地下鉄で行くときは要注意.
Hamley's
地下1階,地上6階の大きな量販店.その割にパズルはそれほど充実していないのがちと残念.店員さんのテンションがとても高い. ピラミッド型を合わせて立方体を作るというパズルっぽいものを購入. あまり見たことないパズルとして,The Crazy Cube という大きさ4×4×4の詰め込みパズルを見かけた. Crazee Thingzという会社の製品. 色は3種類あるけど,パズルとしては2種類あった.難しさがよくわからなかったので,とりあえず購入は見送った. こういうのって,やってみないと難しさとか面白さがわからないからなぁ…. この手のパズルで,素性のわからないものには用心してしまう. 個人的には,地下1階の「変なグッズ売り場」の方が面白かったです. パックマングッズとかインベーダーグッズとかのキャラクタものを購入. 場所は Oxford Circus 駅と Piccadilly 駅の中間くらい.
Portbello Road Market
Notting Hill 駅で降りて歩くとすぐ見つかる.延々とアンティークショップ・洋品店などが並ぶ, とてつもなく長い蚤の市って感じ.ときどき古いパズルやゲームがある.マメに探すと,掘り出し物もあると思う. でも,とにかく大混雑する.Dalgetyさんは「あそこに行くなら朝の7時か8時に行け」と言っていて, さすがにそんなことなかろうと思ったら,そんなことあった.もちょっと早めに行けばよかった.
Covent Garden
地下鉄のConvent Garden駅から南に歩いてすぐ.大道芸人たちを眺めながら歩くとつく. ネット情報によると,ここには Trench Puzzles というお店があるはずだったのだけれど, 私には発見できず.ここと,隣の Jubilee Market には,いくつか玩具とかパズルが置いてあるお店もあった. あとは変なキャラクターグッズとかもあった.例えば 「パックマンのマグカップ」「テトリスのマグカップ」「ルービックキューブのマグカップ」などは 魅力的だったけど,今回はとりあえず見送った.
普段の私なら,もうちょっと買い物しそうだけど,James Dalgetyさんのパズルコレクションを見た直後なので, ちょっと食指の動きが鈍っていたかもしれません.
[2011/11/23-25] James Dalgety 氏を訪問
ドイツに行く用事があるため,せっかくのチャンスと思ってイギリスまで足を伸ばしました. 目的は世界でも屈指のパズルコレクション The Hordern-Dalgety Collection がある THE PUZZLE MUSEUMを訪問するためです. ここは James Dalgety 氏が個人でやっている博物館で,一般には公開されていません. 当時は秘密だったため,このページの該当する日付では書いてありませんが, 2011年の3月には,世界一のパズルコレクターである Jerry Slocum 氏も訪問しました. このときと同様,JAISTのパズルミュージアムの参考になる話がいろいろと聞けて, 多くのことが学べました.「まだネットに載せる余裕がないけど,欲しかったら譲ってあげられる ダブり貴重パズル」のエリアを気が済むまで物色して,日本ではまず見かけないパズルをいくつか譲ってもらって, 大満足 :-) また,普通なら絶対触れない骨董パズルや高価なパズルをいろいろといじらせてもらって,これまた大満足しました. パズルマニアの間では有名なMiguel Berrocalのブロンズのパズルを完全にバラバラにしてみたりもしました. あんなに重いとは思わなかった.触ってみないとわからない内部のメカニズムとかも実感できました. あれってああいう風になってるのね.
[2011/11/17] いたち丸さんの家を訪問
第137回アルゴリズム研究会が 山口大学で開かれるにあたって「そういえばいたち丸さんは ご近所だったのでは?」と思い出して聞いてみたら,車で5分とのこと. せっかくなのでアルゴリズム研参加者から希望者を募って,見学させていただいた. 「アルゴリズム研には行けないけど,こっちは行く!」という方が二人もいて,集客に貢献できた(?). とっても楽しかった.空間充填立体に対する知見が得られたし,正12面体に対する見方が変わった. いろいろと楽しいものを見せていただいて,大満足.ペンタドロン立体,早く発売されないかなー.
[2011/11/15] パズルいろいろ
MINEさんの Webショップからいろいろと購入. 覚え書きをば.
I shall be released - Zebra wood -
素直な切口で,きれいにできあがって,美しい.
不思議な合格(五角)ふくろう
「合格を逃さない!」とかそんな感じかしらん.不可能物体でなかなかキュート.
4 Piece Burr Cube (ウォルナット)
これは,動きがすばらしい.最初はびくともしないけれど,一度動くと,ぐずぐずになって,しかも簡単に外れない…. 工作もとっても丁寧.なんとかバラせたけど,まだ元に戻せない ;-)
Gem Box
正8面体を4個,マスの中に収めるという,枠組みとしてはシンプルなパズル. でもかなり難しくて,さすがIwahiroさんらしいパズル! 妻がはまって,いやはめてます.まだ収まってないけど. 私は,わりとすぐに収められました.最近「Iwahiroさんが作ったパズル」という情報があるだけで, わりとすぐに解けるようになってしまった.本人の人となりを知っているからなのか,頭の向きが似ているからなのか? 正8面体は,いたち丸さんが作っているらしい. 確かに工作精度が必要だもんなー.
Cubes in Space
時間がなくて,まだやってない….2週間ほど出張するので当分やる時間がなさそう. いや,むしろ持って行くべきか?
[2011/11/15] Algorithms
Algorithmsという アルゴリズムに特化した論文誌で,Puzzle/Game Algorithms という特集号が組まれています. 人ごとみたいに言ってますが,私がエディターです. 特集号についての詳細はここに書いてあります. この論文誌はちょっと変わったポリシーを持っていて, という,普通とは逆のビジネスモデルでやっているジャーナルです. 歴史は浅いけれど,意外と豪華なエディタ陣なので,今後伸びるジャーナルなのかもしれません. 特集号では「良い論文」は投稿料を免除することも可能なようなので, 同業者のみなさん,投稿を御検討下され. Call for PapersのPDFファイルはこちらです.
[2011/11/12] Koufuh ワークショップ in PUZZLAB
「キューブパズルのデザイン入門」というワークショップが パズラボ(神奈川県厚木市戸田2517)で開催されます. なんともうまい具合に,当日東京から大阪に移動しなくてはならないので, 行ける!私のために日程設定してくれたのか!?…と思うくらいの タイミングなので,参加することに決めた.
[追記] とっても楽しかったです.当日,あちこち移動したので忘れないうちに覚書き.
不可能物体:東京こけし
不可能物体の一つ,東京こけしを求めて八王子へ行った. 東京こけしハピネスリングに行ってみた. どうにも見つからず,近所の人に聞いたら,店舗は,もう閉めてしまったのではないかとのこと. そんなわけで,工房に直接行って買おうと思って 大蔵木工所に行ってみたけれど, 閉まっていた….近所の人に聞いたら,高尾山に行ってるんじゃなかとのこと. しかるべきときにくれば入手できそう.いずれリベンジするぞ!
アート・ムーチョとさんちゃるぺぱちゃる.com
八王子の駅前の通りで偶然 アート・ムーチョ八王子に遭遇. 木工品の中にパズルを並べている店が一軒あったけど,どれもオリジナルではなかった. オリジナルのペーパークラフトを出しているさんちゃるぺぱちゃる という店を見つけて, Danger Boxいがいが鉄球を購入. 展開図の生成にはペパクラデザイナーを使っているとのこと.
MoMathとMathematikum
ニューヨークに数学に関する博物館MoMathができることを知る. オンラインショップはもう開店している模様. さすが彼が関与しているだけあって,あれとかこれとか売っている! しかも住所で検索すると,ニューヨークのド真中!すごいなぁ. 関連するブログを見ていて ドイツのギーセン数学博物館も初めて知った. せっかく来週ドイツに行くのに….もうちょっと早く知っていれば,無理矢理行ったんだけど.
いくつかパズルみたいなものを購入.
kohfuhさんのパズルや えぢさんの店で扱っている花独楽など. 妻と電車で移動中,とても楽しめました. kohfuhさんのWhite Leavesがとても楽しい. パズルとしても楽しいけど,こういうデザインセンスは,私には絶対に無理!とってもおしゃれだ.
[2011/11/0?] eBayで買った陰陽パズルが届く.
9月に eBay で買ったパズル「陰陽」がやっと届いた.買ってから手元に届くまで2ヶ月近くかかった. 店からの発送はとても早かったので,店のせいではなくて,安い送料のせいだと思う. カナダからなので,もしかして船便か?パッケージも奇麗なままで届く. オブジェとしては奇麗.フルメタルで直径は7cm弱,厚みは1cmで,工作精度は悪くない. でもパズルとしては,ちょっと「もやっと感」が残ったかな?
[2011/11/03-08] からくり箱展「これ,あけられますか?」
仙台市青葉区一番町1丁目4-26にある「くろすろーど」で上記の期間,上記の展覧会があります. さすがに私はいけないので,東北の人,誰か見てきて下さい :-)
[追記]期待していた人が行ってきてくれました.ありがとう!
[2011/11/?] 『桑名の千羽鶴』
電車の乗り継ぎの途中,名古屋駅で時間があったので,高島屋の中の東急ハンズを覗く. このハンズのパズル売り場には, からくり創作研究会のからくり箱や, 積み木インテリアギャラリーのいたち丸さんの 切稜立方体パズル(初級編)もあるし,9階の「男の書斎」では以前,海外の不可能物体が売っていたこともあり, ここでは意外とマニアックなものに出会うことがある. 最近では国内最大級のサイエンス・トイの売り場である「地球研究室」もオープンした. ただし化学や地学系が主体で,数理っぽいものはなかった.残念. このブログでも 詳しく紹介されているけれど,今偉正氏の「紙の彫刻」がなかなか見応えがある. 恐竜などのかなり珍しい化石の本物が売られているのも楽しい.当然,冗談みたいな価格です. 今回は折り紙売り場で,以下の珍しい折り紙の本を見つけた. この千羽鶴専用に作られた和紙も売ってた. 岡村昌夫氏の『つなぎ折鶴の世界』と同様, 『秘伝千羽鶴折形』をベースにした49種類の連鶴の折り方が書いてあるけど, 順番もまったく違っていて,なかなか興味深い. また東急ハンズ名古屋店で配っているフリーペーパー「Hands Box」Vol.9にも 見開き2ページで桑名の千羽鶴の記事が載っていた.こっちは今しか入手できないだろうなぁ.ラッキー.
[2011/10/29] 奥野かるた/神田古本まつり
神田古本まつりが開催されていたので,帰金前に寄る. 水道橋で降りて,ついでに奥野かるたにも寄ったら,2階が少し模様替えされていて, パズル関連の古い貴重なものがけっこう出ていて,驚いた.以下,覚え書き.
奥野かるた
本を数冊とパズル2点.本のチョイスを店主さんに褒められた :-) パズルはハリネズミのペグソリテアと紙を重ねて模様を出す古いパズル. どちらもあと一つずつ在庫があった.古本まつり期間中はすべて10%オフだった. 11月15日くらいまでパズル関連のものを並べて,そのあとは百人一首関連のものを並べるとのこと. どうしてこんなに古いパズルが新品であるのか聞いてみたら,店の倉庫に少しずつ在庫があるものを, ときどき少しずつ出すとのことだった.ときどき立ち寄れということなのね….
古書まつり
各種出版社が倉庫の在庫を出して,安売りしている感じで,楽しかった. ほぼ新品の本が200円とか70%オフなどで売っていたので,だいぶ散財. エバンゲリオンのジグソーパズル1000ピースが「箱がちょっと凹んでいるから無料」ということで, 無料配布されていたので,びっくりした.そんなにエバンゲリオンには興味はないんだけど, 研究室にお土産にもらってきた.たぶん学生さんたちが寄ってたかって作ってくれると思う :-)
[2011/10/28] 川島英明(からくり箱)・加藤香保里(鞄)作品展
東京都杉並区西荻南3-5-13にある「Gallery MADO」で10月27日〜11月01日まで,上記の作品展があります. 川島さんは, 「折り紙」と「からくり箱」をどっちも手がける若者です. 彼の「からくり箱」はかなり幾何学的でもあり,私と趣味が合いすぎる…. 東京出張のタイミングに合わせて,ちょっとおじゃますることができました. いくつかの「からくり」の謎も解けたし,とても楽しい時間を満喫できて,大満足. 川島さんの新作から,動き/仕掛けが気に入ったもの2点. 右のKW-11は最後の一つと言っていたのでもう入手できないと思われる. 左のKW-12「三つ巴」は今改めてネットでみたら,25個しか作らなかったスペシャルバージョンだそうな. このツーショットは,かなり珍しいのね.
[2011/10/23] 創作手しごと展/木壁画の世界
どちらも10月19日から25日まで,金沢市の香林坊大和で開催されているイベント.自宅から近いし, 創作手しごと展からくり創作研究会も出展するとのことなので, 行ってみた.岩原宏志さんと 角田遥さんがいた. いろいろとお話して,いろいろなからくりを1時間以上満喫できて,大満足.やっぱりこういうのは子供が意外と強いなぁ. 創作手しごと展を 見たあと,木壁画の世界という作品展があることに気付いて寄ってみたら,これもすばらしかった. あさのたかを氏の作品が並んでいて,ご本人もおられた. からくり細工の工芸や,木象眼とも,また違った方向性の作品で,なかなか味わい深いです. ちなみに私の分野の研究者の浅野孝夫氏とは, もちろんまったくの別人です :-)
[2011/10/22] 龍鳴鍋
神楽坂を歩いたことがなかったので,東京理科大学に行ったついでに散策. 龍公亭という中華料理屋の前で「龍鳴鍋」を見かけた.コレの名前を初めて知った. 東京だと,吉祥寺の丸井から井の頭公園に向かう途中の雑貨屋の前にもあったはず. 手を濡らして取っ手を上手にこすると,共振作用で鍋の中央から水しぶきがピッピとあがって,とっても楽しい. 10年くらい前,香港の骨董品屋で見かけて,先方は7000円までおまけしてくれたが, 持ち帰れる大きさではないので断念したことを,今でも後悔しているシロモノ. あらためてネットで調べてみて,値段を見ると,後悔が倍増した ;-) 次回は気合いと体力で持ち帰るぞ!
[2011/10/22] 東京理科大学近代科学資料館
時間調整にぴったりだったので,以前から行きたかった 東京理科大学近代科学資料館に行ってみた. 最寄駅は飯田橋駅.飯田橋駅の西口から徒歩5分.個人的には以下の二つがお気に入り.
昔の計算機類
そろばん系の計算のためのガジェット類も豊富にあるけれど,昔のコンピュータもたくさんある. 中途半端に古いものもあって,懐かしくて泣ける.手回し式計算機の実物が操作できるのも楽しい. やっていると欲しくなったけど,80万円もすると聞いてあきらめる. でも私の研究室にひっそりとある「8インチのフロッピーディスク10枚入り未開封値札つき」と 「インテルの謎のワンボードコンピュータ」は,この博物館のモノに負けてないと思う :-)
[追記] せっかくなので写真を追加.ネットで調べてみたところ, 「インテルの謎のワンボードコンピュータ」は MCS-80という1975年に発売された8080搭載のワンボードコンピュータでした.
多面体模型
ウワサで聞いていた多面体模型.現物を見て,そのすばらしさに感服した. 工作精度といい,多面体のチョイス(ほとんどすべてが,二つか三つの正多面体の相貫体)といい, これを一つひとつ手で削り出したという菱田為吉氏は,たぶん相当マニアに違いない :-) 「多面体制作中の菱田為吉」という写真も,かなり味わい深い. 資料館の人に感想を聞かれたので「多面体模型がココロに沁みました」と言ったらめちゃくちゃウケてた. マニアなのがバレてしまった.
[2011/10/20] 第23回AMFワークショップ
東北大学 青葉山キャンパス 工学部 青葉記念会館 大研修室で以下の講演会. たぶん一般に公開されたイベントなのだと思います.堀山さんがタイリングの話をして, 私は展開図の話をします.10月21日には引き続いて コンピュテーション研究会がありますが, 私は渡辺さんの記念講演が終わったら東京に戻らなければ….残念.
[2011/10/16] FUSHIGI
新宿の東急ハンズに行ったら,コンタクトジャグリングの水晶玉が FUSHIGIという名前で 山積みで売ってました.説明DVDつき.「電池不要」とか「FUSHIGI自体は空中に浮遊しません」とかいう注意書きが, 微妙に私の心をくすぐってくれたので,購入.妻と遊ぶけど,やっぱりうまくいかない :-)
[2011/10/15] パズル懇話会.
今回は参加していろいろと情報収集.Slocum氏の本の新刊はamazonでも, まだひっかからない…. 横須賀美術館トリック&ユーモア展 (9月10日〜11月6日)は楽しそうだけど,ちょっと遠いなぁ.
[2011/10/14] トリト/toy cafe TOIQUE/FUKUYA
トリトにて 1×2×5のキューブと同じガリガリ君のパズルなど. そのあと,寄り道をしていくつか個人的な発見をしたので,備忘録として書いておきます.
toy cafe TOIQUE
おもちゃやパズルで遊べるおしゃれで楽しいカフェ.代表の清水さんとは, 以前からくりパズルを楽しむ会でご一緒した. 営業時間は,平日は昼が11:30-15:30で,夕方が17:00-23:00なので,ちょっと要注意. 土日祝は12:00-21:00なので中途半端な時間に行っても大丈夫. ここでTRIQOというブロックを見つけて購入.なかなか良い. 清水さんのブログにも写真が載っているけど, 一辺の大きさが7.5cmの正三角形の薄いプラスチックのブロック.7色で各10枚,合計70枚入っている. i-gamiの三角形版という感じ.正4面体・正8面体・正20面体などの展開図の研究に役にたちそうな気がする. 幾何的な玩具類のページに久しぶりに新種を追加した.
文具のディスカウントショップFUKUYA
トリトに向かう途中で偶然発見.トリトの少し西の交差点(高速道路の下)から, 10mくらい北に行った東側にある.数年前にリンケージを試作するため, Juno's Spinnerに 使われている「トジック」というパーツを探し回ったことがありました. 当時は1000個単位で卸している問屋しか見つけられなかったんだけど, FUKUYAでは20個単位で売ってます. 「ファイリングサプライ」という名目で,「トジック」(厚さ2mm)とかもうちょっと厚い「プラネジ」(厚さ7mm)も売ってます. 関心空間のこのページとか MoveFormの作りかた とか Move Form を見ると,創作意欲が湧いてきます. 改めて『基本形体の構造』(戸村浩著,美術出版社)をパラパラと眺めてしまいました. また何か作ろうかな.
[2011/10/08-09] 第6回北陸折紙コンベンション
第6回北陸折紙コンベンションが上記日程で開催されます. 場所は石川県文教会館(金沢市尾山町10-5)で,私の自宅からとても近いです. 上原家は夫婦で参加予定. 参加申し込み締め切りは8月15日,講師参加申し込み締め切りも8月15日. 折図の投稿締め切りは8月1日. 詳しい情報はこちら. 今回は石川在住のパズル作家,山本浩さんと コラボして写真のような作品を投稿しました.なかなか不思議な感じで面白いです. 今年は,講習会の講師はパスして展示だけします.
[追記]10/8はいろいろあったのでパスして,10/9だけ出ました. 写真は,小宮はじめさんの教室で作った,スヌーPシルエットと カットクリスタル. 小宮さんは,なんとも教えかたがうまい!そこも含めて,とても参考になりました.
[2011/10/05] パズル4種
10月1日にトリトにてパズルを注文. 昨日か今日,届いていた. 限定版キャストパズル メイズメダル(MAZE MEDAL)ディノシリンダーキューブミノタウロス4ボード. 「これは今のうちに買っておかないとなくなっちゃうかなー」と思ったものたちが, 10月5日時点で,ドンピシャで品切れ ;-) ディノシリンダーキューブの 発売元はSmart Toy Shopという香港の会社. 今日現在,Webページのカタログに magnet ball の値段が「US$0.00」ってなっているけど, 本当にタダなのか!?誰か100セットくらい買ってみて下さい :-)
[2011/10/03] ストローのエビの正体
2010年の6月18日クリエイターズマーケットに行って, そこで入手したストローのエビ.長らく正体がわからなかったんですが,先日パズル仲間の山田Lixyさんに教えていただいて, 調べてみたら,いろいろと興味深いことがわかりました.簡単にまとめておくと, ということがわかりました.早速シバセ工業に注文して復刻版を買いました. 一般の書籍としては流通してなくて,ストロー屋さんで「工作キット」として売っているところがミソ. これでは,なかなか見つけられないなぁ.でも古本で5000円で売ってる本の復刻版が, 材料付きで1000円っていうのは,とても安くて,お買い得だと思う. 添付されている材料も,カラフルなストロー33本と,小さい目玉が20個もついていて,かなりお得. それはさておき,上記の本を見ると,恐竜,鳥,昆虫など,いろいろな動物の作りかたが載っていて楽しいのですが, エビそのものの作り方は載っていませんでした.エビの作りかたは とのことです.動画をみたら,作りかたはわかりました.でもせっかく本と一緒にカラフルなストローたちも手に入ったので, そのうち何か作ってみよう.後者の本も,古本価格は何故か安かった(なんと200円台.送料の方が高い!)ので, せっかくなので注文しました.工作の素材としてのストローは, 折り紙などとは,まったく違った制約や性質があるので,これが活かせれば面白いものが作れそう.
[追記] 後日『キッチンから生まれたプラスチックの宝もの』を入手. メインは台所のいろいろなプラスチック製品から作るアクセサリーなど. 最後の最後に,エビの作りかたが写真入りでかなり詳しく載ってました. クリエイターズマーケットで 入手したものは,これのアレンジだと思われる.
[2011/10/01] Nobコレクションの受入れについて
JAISTフェスティバルで 情報が公開されたのですが,このたびJAISTで故・芦ヶ原伸之氏のパズルコレクションを受入れる運びとなりました. あまりにもひっそりと公開されていたので,気づかない人が多かったと思います. 壁に貼られていたポスターの文章をそのまま転記します.
平成24年秋に本学の研究成果や寄贈品を展示するJAISTギャラリーをオープンする予定です. 今年はプレ・オープンとして,本学の研究成果の展示・デモなどを行います. JAISTギャラリーでは,パズル作家・コレクターとして国内外にも有名な故芦ヶ原伸之様が収集された Nobコレクション(世界三大パズルコレクションの一つ!)の寄贈を受け広く一般公開する予定です. ご期待下さい!
10月1日付で,やっと公言できるようになりました.楽しみです.御期待下さい!
[2011/10/01] パズル仲間来訪・再訪
JAISTフェスティバルに合わせて, 午前中にパズル仲間の山本浩さんが, 夕方にsaccoさんが来てくれる. 楽しい一時でした.saccoさん, 大量のお土産ありがとうございました.どれも,すばらしすぎる!! …あとで考えたら,あんなにたくさんの物体が,いったい,どこから出てきたんだろう? そこも含めての不可能物体たちです.
[2011/10/01] JAISTフェスティバル
この日はJAIST フェスティバルが 開催されます.今回はJAISTギャラリーという催しの中で, 飯田研, 上原研, 池田研で パズルに関する展示を行います.私のところでは,以下の二つのパズルに関するパネル展示を行います. [追記] 当日展示したポスターの原本のPDFファイルを置きました.A1サイズのパネルになりました. また配布物のPDFファイルも置いておきます. 配布物の現物がだいぶ余っているので,欲しい人がいれば連絡下さい.
[2011/09/24] 組合せゲーム理論入門
ゲームに関する名著と言えばWinning Waysですが, Lessons in Playという本もあちこちで参照されています. これ,以前から読みたいなぁーと思いつつ積読してありましたが, 偶然,近所の本屋で和訳が出ているのを発見しました. です.早速購入.原著のサポートページには演習問題の解答や 使用したスタイルファイルなどが公開されていて,なかなか気合いが入っています. 和訳のサポートページも 演習問題の解答の和訳などが置かれていて,こっちもなかなか.同訳者の も面白そう.訳者の人は,たぶん私と同類だな.
[2011/09/23] パズル仲間来訪
パズル仲間の山本浩さんと 山田LixyさんがJAIST来訪.いろいろと打ち合わせをする. 午後からOSAさんも加わって,いろいろと楽しい一時を過ごす. 本人たちの写真よりもパズルの写真の方が喜ばれそうなので,写真はお三方のパズルなど.
[2011/09/17] パズル懇話会
パズル懇話会に出席.内容はヒミツ.覚え書きとして二つ.
[2011/09/16] 折り紙パズル・市松模様
大阪から東京に向かう新幹線の中で,カンペキな市松模様の作りかたを思い付いたので,早速作ってみた. われながら,すばらしい出来栄え!!写真には写ってないけど,裏も表も,完璧な市松模様ができています. (対称に作ろうとして,一方は裏向きにしたけど….両面が同じ色の折り紙にすれば, 裏も表も,まったく同じ完璧な市松模様になります.) 写真の紙のサイズは15cm×4cmで,3本の切れ目の長さは10cmです. もちろんこれ以外の切れ目は入ってないです.イカサマなしです. できあがりは,かなりがっちりするので,ちょっと引っ張ったくらいでは,びくともしません.切れ目の10cmってのが, 私の中では,かなりポイントが高いです.もうちょっと短くしても大丈夫.
[2011/09/16] ワークショップ「娯楽のOR:エンターテイメントの数理」
甲南大学でこの秋に開催される 日本オペレーションズリサーチ(OR)学会2011秋期研究発表会で 行われるワークショップです. 京都大学の伊藤大雄さんが仕切ってます. 行こうかどうしようか,思案中…. せっかくなので,行くことにしました. 行ったらやっぱり楽しかった. 稲葉さんの新作, 地図迷路 をサイン入りで入手.やった.
[2011/09/15] Hoffman-Knuthパズルの実物・豪華版
今度の10月1日に開催される JAISTフェスティバルで, 上原研では「展開図パズル」と「Hoffman-Knuthパズル」に関する展示を行います. せっかくなので,Hoffman-Knuthパズルの「展示用・超豪華版」を 積み木インテリアギャラリーのいたち丸さんに 作っていただきました.総ヒノキ作りで大きさは20cm×20cm×20cmくらいです. さすがにプロの仕上りは違う!表書きがカッコイイ!!とっても豪華で,すごくいい香り. 他人に見せるのがもったいないくらい :-)
[2011/09/13] パズル3種
トリトにてパズル購入. キャストパズル ドーナツファットロックスライド209. 個人的にはドーナツが大ヒット. 外し方自体は,それほど難しくないけど,そこに秘められたアイデアと造型がすばらしいと思う!
[2011/09/12] パズルのデータベース化についに着手
来たるべきとき(?)に備えて,手元のパズルのデータベース化に着手しました. 野望としてはJames Dalgety氏のPuzzle Museumや, Lilly Library CollectionsJerry Slocum氏の寄贈品の データベースを越えることですが,とりあえず連番をつけて写真を撮る所から始めました. 道は,はるかに遠い :-) 現時点での写真の一覧を公開して,自分の尻に火をつけておきます.
[2011/09/03-04] からくりパズルを楽しむ会
行こうかどうしようか,思案しましたが,行かないと後悔しそうなので行くことにしました. [追記] 行ってよかった!手作りキットとお土産だけで,十分ペイします. からくり創作研究会のみなさま,特に 亀井明夫氏, 岩原宏志氏, 川島英明氏には 御世話になりました.どうもありがとうございました. オークションや出店や箱根のお店ツアーで,かなり珍しい買い物もできて, 個人的には,おつりもくるし,鼻血も出ました(ウソです). 個人的な覚え書きも兼ねていくつか.
[おまけ] 当日,会場に「どーもくん」がいたんですが, マドロスどーもくんがゆく というコーナーにその様子が掲載されていました. おまけ写真館 の中をよーく見ると,私が写っているのもあるけれど,本人以外にはたぶんわからない. それはそれとして,どーもくんのそばに女性レポーターみたいな人がいるなぁとは思っていたのですが, まさかあれが べつやくれいさん だったとは,まったく気づかなかった.ココロミくんの大ファンの私としては,一生の不覚!!
[2011/09/01] dupe
CCCG/ WADSMartin L. Demaineさんに会ったとき, 彼が持っていた二人ゲーム dupe.私は,よほど物欲しそうな顔をしていたと見えて, 後日わざわざ買って送ってきてくれました.大感激. 発売元はFamily Games Inc.だけど, 日本では買えないみたい.そんなわけでこの現物は, 国内ではたぶん私と府立大の宇野さんしか持ってないと思う…. なんとなく数理の匂いがプンプンするゲームなので,そのうち一般化 dupe を考えたいな.
[2011/08/31] 情報処理学会論文誌ジャーナル「パズルの数理」特集
情報処理学会論文誌において,「パズルの数理」をテーマに特集号を企画しています. 日本語論文の投稿規定と, 英語論文の投稿規定とで ルールが違うようなので,要注意.[追記]英語論文の投稿規定のページを見ているだけでは, LaTeXのスタイルファイルに たどり着くのがとても難しいことに気づきました.実際には日本語版からたどり着ける日本語版の LaTeXのスタイルファイル でも英語版の LaTeXのスタイルファイルでも, 中身は同じで,どちらを展開しても両言語版のサンプルが入っています. Call for PapersのPDFファイルが配布されているので, ここにも置いておきます. (英語版/ 日本語版
[2011/08/28] トリト店頭特別セールにて大散財
トリトのメーリングリストで予告されていた「トリト店頭特別セール」. とてもラッキーなことに東京出張とちょうどぶつかったので,行ってみました. 二日目とは言え,私にとってはお宝満載でした.自分としてはかなり散財したけど,大満足. 写真の中に写っているもので,今でもトリトで買えるものは多分3つ.具体的には 「Magic 16」と 「K-DRON」と 「天使と悪魔」. 「天使と悪魔」は在庫があと一つあったけど,ネットで見たら品切れになってるから,もうないかもしれない. 「K-DRON」は 以前作者のWebページをみて,その熱血に負けました. 「Magic 16」は 「ポリオミノを球面上に貼る」というアイデアに可能性を感じました. 「球面上にタイル貼り」と考えると,どうしてもこうした「極」がいるように見えますが, 例えば(準)正多面体を膨らませてタイリングを考えれば「極」はいらないので, もうちょっと良いパズルができるのではないかなぁ….
[補足] 写真の左下に写っているIPPの交換品パズル.ロシア語で読めないため,ルールそのものが不明でした. Webページもロシア語なのでわからないし…. そこで,説明書をスキャナで読み取って,Acrobat の OCR で文字認識して, さらにフリーの翻訳サイトに翻訳させてみました. Google翻訳で日本語にすると,
UPRYAMOUGOLNIK-4
お土産のパズル
これらのアイテムを集める
長方形(obichn、uの長方形
ない"穴なし"とジュエリー)。
それは思われる。とても簡単です、ただ、
からの四つdetEJII。しかし、してみてください
問題を解決し、次のように表示されます。
その31)の心npos1)'Sパズル
我々は"upryamougolnikと呼ばれる贈り物ではない"。
となり,Yahoo!BabelFishで英語に訳すと
[UPRYAMOUGOLNIK]- 4 the souvenir- puzzle Gather from these elements rectangle ([obichn], u rectangle, without "the holes" and the adornments). It would seem. the matter is simple, entire TO of four [detE]JI[I] . But try to solve task, and you will be convinced, that 31) ' by sight of np[os]1) ' Yu puzzle we did not for free name "[upryamougolnik]".
となりました.Acrobat のOCRの性能のせいもあって,どっちも微妙で,特に後半はメロメロだけど, どうやら長方形とジュエリー形を作ればよくて,そんなに難しくはないらしい. わりと簡単に解けました.問題を解読する方が難しくて楽しかった :-)
[2011/08/25] 2011年度山下記念研究賞受賞
2010年9月22日のアルゴリズム研究会 という研究発表をしました.その発表により,2011年度 山下記念研究賞 を受賞したというお知らせをいただきました. 「折り紙の折りたたみに関する判定不能問題」という感じの研究で,詳しいことは 日本折紙学会の発行する和文雑誌 『折り紙の科学』 の第1号に 掲載されています. 折り紙の研究に対して, 情報処理学会アルゴリズム研究会の賞をいただいたことが うれしいです.2012年3月6日(火)〜8日(木)に名古屋工業大学で開催される 第74回全国大会で 表彰していただけるそうです. これを機に「コンピュータサイエンスとしての折り紙」の認知が高まるといいなぁ.
[2011/08/24] MINEさんのパズル
私の敬愛するパズル作家の一人 MINEさんの パズルショップ Puzzle of MINE * WEB SHOP に注文していたパズル Stray goat, Scape-sheep黒猫パズルパズラボ帳が届いた. 最近,なんでも注文してから届くまでがとても早い. Stray goat, Scape-sheepは 試作品をいじったときから「良くできてるなぁー」と思っていたので, すでに以前解いたにもかかわらず,つい購入. 黒猫パズルは, しばらくいじってみたけど,なかなかできない ;-) パズラボ帳は,とても楽しい. 私の机の上にある不可能物体(写真;ちっこい動物は動くけどとれない)とよく似たものが載っていた. 私の手元にあるこれは,10年以上前に湯布院のお土産街で購入した覚えがある. George W. HartFIRE Puzzleは,ぐっと来た. またパズラボに行って FIRE Puzzleや 他のパズルを満喫したいなぁ. [追記] 黒猫パズルMINEさんに「難しいですねぇ」と言ったら, 「そうか?」と言われました.そうしたらなんとなくピンときて,そのあとすぐ解けました. MINEさんの顔に解答が書いてあった :-) 現物はどうも「からくりパズルを楽しむ会」で 売り切れてしまったみたいですね….そのうち再入荷するかな?
[2011/08/23] Equal7
トリトに 注文していたEqual7が届いた. いろいろとアイデアが感じられて,よく出来ているなぁ〜. 特に操作方法が予想とは違っていた.指でずらすのかと思ったら, 重力でスライドさせるタイプだった.予想以上の難物で,現在息子が苦悩中. だから私は,まだほとんどやってない ;-)
[2011/08/16] ゲームとパズルの計算量 Cover
最近翻訳した「ゲームとパズルの計算量」の見本が刷り上がったという連絡がありました. 日本にいないため,すぐに見れなくて悲しい.原著者も同じ会議にいるのに…. アマゾンを見ると,すでに エントリーができています.早い. [追記] 帰国して見ることができました.フルカラーは奇麗だなぁ. [さらに追記] サポートページを作りました.今のところ内容は特になし.
[2011/08/15] Peter Winkler さんのサイン
最近, という本を読んでいます.とてもとてもとても面白い問題が満載で,超お薦めです. 国際会議WADS 2011に出ていたら, なんと著者のPeter Winklerさんにばったり.そこでさっそくサインをいただきました. 「日本語版初めて見たよ〜」と言って喜んでいたので,なによりでした.今度岩沢さんのサインももらおう :-)
[2011/08/15-17] ニューヨークのパズルショップ
トロントからニューヨークへの移動途中や, 会議WADS 2011の合間をぬっていろいろと散策.
MoMAのミュージアムショップ
ニューヨークと言えば外せないのがMoMAのミュージアムショップ.私はMoMAのミュージアムショップに3回行きましたが, MoMAには1回しか入ったことがありません.今回はパズルっぽいものを二つ購入.(他にも買ったけどヒミツ:-) 一つはGeoTwisterと書いてあるけど,これはいわゆる「フラーのジタバッグ」と呼ばれているものと同じです. 製品として売っているのは初めて見た.勢いで二つ買ってしまった…. もう一つは Oblo というパズル.外し方はパッケージを見れば,わかる人にはわかります. 最近この「仕掛け」が流行っている気がします.
Toy Museum of New York
会議が行われているBrooklynの案内を見ると,Toy Museum of New Yorkという見逃せないミュージアムを発見. 会議の場所から徒歩10分くらいなので行ってみたけど,8月一杯,休みでした.残念.
[2011/08/13-14] 第17回折紙探偵団コンベンション
開催が危ぶまれていた第17回折紙探偵団コンベンションは, 今年は東大で無事に開催される運びとなりました.日程は二日間. 規模を縮小したせいか,速攻で申込みが定員に達した模様. 私自身はちょうどトロントからニューヨークに移動中なので参加できず,残念.
[2011/08/10-12] トロントのパズルショップ+α
会議の合間をぬって,トロントのパズルショップなどを散策.備忘録を兼ねて書いておきます.
Indigo
Indigoは本屋さんだけど,パズルやボードゲームもそれなりに置いてあって楽しめる. Eaton Centerの中に入っている店よりも,Bay駅の近くの店の方がいろいろあった. ゲームやパズルは買わなかったけれど「フルメタルの20面体」という私のココロをめちゃくちゃくすぐるものがあったので, 即購入.私の中では一番のヒット.プラトン立体を全部出して欲しいなぁ….
Toy toy toy
Eaton Centerの中の店.普通の玩具やさんで,レゴやボードゲームはけっこう充実しているけれど, パズルはそれほどない.レジ近辺で二つほど購入.
Science City
高級デパート,ホルト・レンフリューの地下にある,サイエンストイの専門店.10年前の記憶を頼りに探して行ったら, 無事に見つけられた.10年前はもっと怪しい感じの店だったのに,だいぶこざっぱりとした. そのせいで品揃えが悪くなった.昔はもっといかがわしいヘンなサイエンスグッズがたくさん売っていたのになぁ…. ちょっと残念.子供のお土産などを購入.
[2011/08/10-12] CCCG 2011
毎年カナダで開催される計算幾何学関連の会議, Canadian Conference on Computational Geometry が上記の日程でカナダのトロントで開催されます. 私の関連する論文は以下の2件. 前者は「単位円板で覆えない53点の配置を見つけた」という結果で, 後者は7月3日の第10回折り紙の科学・数学・教育研究集会 の2件の発表のうちの後者の方とだいたい同じ内容です. 採録された論文リストを見ると, あたりに折り紙とかパズルとかの匂いがプンプンします. トロントは懐かしいところでもあり,しかもCCCGの後,そのままニューヨークに移動して別の会議にも参加するので, とても楽しみ.
[2011/08/04-06] COCOA 2011
中国の張家界という風光明媚なところで開催された国際会議 COCOA 2011( 5th Annual International Conference on Combinatorial Optimization and Applications) に参加して を発表してきました.折りたたみに関するある問題のNP完全性と,制限された場合の多項式時間アルゴリズムを見つけた話です. せっかく風光明媚なところに行ったのに,台風の直撃をくらって景色は台無しで, 帰りの飛行機がキャンセルされたり,いろいろと楽しめました. 中国の人達がいろいろと手助けしてくれて,本当に助かりました. 会議の合間に近所のスーパーマーケットに行ってパズルを物色したけれど,めぼしいものはほとんどありませんでした. 唯一見つけたのが,写真の「ルービックスネーク」のパチモンです.普通はボール型なのですが, これをそれぞれ二つ・三つ・四つ繋げたものがありました.やりすぎ….しかも安い…. もちろん四つ繋げたものを買いました :-)
[2011/07/28] ビラがパズルの人(東田大志さん)
以前からずっとお会いしたいと切望していた ビラがパズルの人こと東田大志さん. 東田さんの書いた『パズル学入門』東田大志著(岩波ジュニア新書)は,お薦めです. 7月28日の北國新聞の朝刊をぼんやり眺めていたら,なんと7月27日・28日と金沢でビラを配っているとのこと! 残念ながら13:00から欠席できない会議があったので,あきらめて,妻に「ビラだけもらってきて」と頼んでおいたら, 夕方,ビラ配りを終えた初対面の東田さんを車で拉致して,JAISTまで連れてきてくれました.ナイス!! 結局,東田さん・上原家3人・清見家3人で一緒に晩ごはんを食べました.いろいろと話が聞けて,とても楽しかった…. 特に「なにゆえ全国を自腹で回って,無料でパズルのビラを配っているのか?」という私の積年の疑問に対して, かなり納得のいく答えが得られました.やっぱりこういうのは本人に直接聞かないと.
[2011/07/28] TransposerTiffany
以前,以下の論文を書きました. その縁で, Transposerの方から Tiffany をいただきました.私の知る限り, Transposerのパズルは toritoで扱っている BonbonKaboozleだけ なので,国内には初上陸かも.私の分と共著者の浅野先生の分と二つあるので,なんという高密度 :-)
[2011/07/26] 大阪商業大学アミューズメント産業研究所
日帰りで大阪出張.目的地は 大阪商業大学アミューズメント産業研究所. 詳しい用務そのものは省略して,道中,気になった3件.
[2011/07/18] 金沢FORUS
金沢の駅前のFORUSで妻と買い物.途中でとても心惹かれる以下2点購入. 特にこの万年カレンダーは,何年も探していたものなので,とてもラッキーでした.
[2011/07/09] 韓国の釜山のパズルショップ状況
Googleその他で釜山のパズルショップを探したけれど,見つかりませんでした. でも釜山駅の近くにある巨大なロッテデパートの中にある巨大な本屋さんでは, 売っていました.例えばThinkFunAnti-Virus などもたくさん売っていました.韓国語版UNO,日本では見かけないジグソーパズル, ハングル文字の磁石など,ちょっとクラっと来たけど,パッケージがデカいので,今回はどれも見送りました. なお釜山駅の近辺の地下には,露店がたくさんあるんですが,パズルっぽいものはなかった. 写真は,最後の最後に空港で土産物を物色していて見つけたマッサージグッズ. サッカーボールと同じ形に削った木に,金属のトゲトゲが生えています.直径は3cmくらい. 私は肩すら凝らないので,こんなにトゲトゲだと痛くて握れない ;-) でもデザインが,とても楽しい.
[2011/07/08-09] WAAC 2011
韓国の釜山でThe 14th Korea-Japan Joint Workshop on Algorithms and Computation が開催されます.私の関連する論文は以下の2件. 前者はFlood It!(一人ゲーム)とか Honey-Bee game (二人ゲーム)とか言われているゲームの計算量とかアルゴリズムの話です.けっこうハマるゲームです. 後者は招待講演なので,言いたい放題です. 中身は7月3日の第10回折り紙の科学・数学・教育研究集会 の発表2件を適当におりまぜながら楽しい話をする予定です.
[2011/07/03] 第10回折り紙の科学・数学・教育研究集会
展開図について,以下の2件を発表しました.
11:10-11:35 続・複数の箱を折れる展開図について
概要:以前、2通りの箱を折れる展開図についての発表を行った。 その際、3通り以上の箱を折れる展開図は未解決問題として残されていた。 今回、体積0の箱を認めると、解があることがわかった。 具体的には,サイズ1×1×5、1×2×3、0×1×11という3通りの「箱」を折れる展開図が見つかった。 さらに,体積0の「箱」を認めるなら,いくらでも多くの「箱」を折れる展開図も存在することがわかった。
11:35-12:00 複数の正多面体を折れる展開図について
概要:複数の正多面体が折れる共通の展開図は存在するだろうか。 これは一見すると不可能に見えるが、そうではない。 これまでにも「惜しい例」がいくつか見つかっている未解決問題である。 そして驚いたことに「正4面体と正6面体をどちらも折れる共通の展開図」はある意味で存在する。 本発表ではこの展開図を生成するアルゴリズムについて紹介する。
楽しく発表できて,いろいろとコメントも頂いて,ハッピーでした. 舘さん三谷さんはじめ, 他の人の発表も楽しかった.特に西川さんの発表は,とても興味深かったです.
[2011/07/02] Wood warlock
東京の巣鴨にある wood warlockというお店にて, 細々と買い物.ここは木のおもちゃがメインだと言っているけれど, 実はボードゲームとかサイエンストイなども質の高いものがけっこう充実していて, 行くといろいろと発見があります. 例えば『けん玉の技百選』(ポプラ社)と いう本は,私が調べた限りでは,もうこの店でしか売ってないと思う. 今回は「おはじき」と言って売ってる「6色の碁石」と, 無垢工房の 超小さいアルミ製コマ(直径が1cmくらい)を買いました. 6色の碁石は新しいゲームが作れそうな感じがします. コマの工作精度はとても高くて,50秒くらいは回ってます.
[2011/06/19] 東京おもちゃショー2011
ちょうどタイミングがあったので,空港に行く前に 東京おもちゃショーに行きました. とっても楽しかった….ただでいろんなものをもらってしまった.個人的な覚えがき: 写真は,おもちゃショーとはまったく関係ない,天王洲アイルで見た駅のホームの柱の案内図. 電車を降りたら,正面にこの柱があって,こう案内されているんですが, 思わず「どっちやねん」と突っ込んでしまいました.
[2011/06/17] 錯覚美術館
通常は期間限定で毎週土曜日にオープンしている錯覚美術館日本図学会絡みで, 関係者のみオープンというところに,ご一緒させてもらいました.妻も連れて行ってしまった. 解説つきで,とても楽しめました.エッシャーのタイリングを自動生成するプログラムに 妻がハマッて,ずっと占拠していました.
[2011/06/1?] 札幌のボーネルンド
出張のすき間をぬって,札幌大通り公園沿いにある ボーネルンドに買い物に行った. 前回見たときから気になっていたJOVOブロックのデカいバケツについて聞いてみたら, 444ピース入りのかなり珍しいセットだったので,即買い.通常の正三角形・正方形・正五角形以外にも, いろんな形のものが入っていた.大阪府立大の宇野さんが手に入れたものと同じセットだと思う. 一方,もうボーネルンドでもJOVOブロックの扱いはやめてしまって,あとは店頭在庫のみだという, いささかショックなニュースも聞いた.残念.店頭で見たら買い占めるしかないかも. また数理の匂いが プンプンする アイコゾクというパズルも入手. この日のボーネルンドは, 私と京都大学の伊藤さんとで,売上げのほとんどをまかなったのではなかろうか :-)
[2011/06/08] ワンダーピーシズ
私の知人の石川在住のパズル作家山本浩さんがWebサイトをオープンしました. 山本さんの傑作パズルEx3も買えます. Ex3はNob Yoshigahara Puzzle Design Competition で入賞したパズルで, 「たった3ピースでなんでこんなに難しいんだ?」とうなること必至のお薦めパズルです. 相当楽しめること,保証します :-)
[2011/06/01] エセ不可能名刺 Ver. 2
6月1日付で教授になりました.それを勝手に記念して[2011/03/??]の エントリにあるエセ不可能名刺をバージョンアップしました. 名刺2枚から作れます.あまり変わってないけれど,作るのはぐっと難しくなった…. 美しく作るのはなかなか難しく,若干コツがいります.
[2011/05/31] Wクリップの不可能物体
最近書類の電子化を押し進めているのですが,そうするとクリップが大量に余ります. 貧乏性なので捨てられない….そこで以前から気になっていた sacco氏のWクリップアートに挑戦してみました. 小さめのクリップ5個は,わりと簡単だったのですが, 大きめのクリップ3個は….私の素手では,これが限界.とても大変でした. そのうち別バージョンにも挑戦してみよう….
[2011/05/2?] 折り紙の科学第1号がついに発刊
日本折紙学会がかねてからアナウンスしていた 和文雑誌『折り紙の科学』 の第1号が 5月20日付で発刊されました. 私の論文は以下の2件. この分野が元気に育ってくれるといいなぁ.
[2011/05/18] 立方体の展開図の詰め込みパズル
ず〜っと以前に手に入れた詰め込みパズル.ぱっと見,パズルの設計意図がよくわからないのですが, よーく観察すると「立方体の異なる展開図全11種類」を7×11のスペースに詰め込むパズルになってます. 私は展開図大好き人間なので,わりとすぐに気づきました.パズルとしては簡単なのかな?と思って うっかりバラしてみたら,これがまた,すき間があるため,超難物. 結局戻らないまま1年くらいたってしまった….そこである日ふと思い立って, 有名なパズルソルバーBurrTools を使ってみました.何も工夫せずに実行してみたら,解析にかかる時間の予測は700年で, 解答は一つも出てきません.そのあと,いろいろと思い付いたことを反映してみたら, 瞬時に最初の解答を見つけるようになりました.無事にケースに収まりました. しかしBurrTools,なかなか奥が深い. どうやって解いているのか興味があります. 今回のパズルの場合は,最初の20分程度で全体の約95%を解析して, 100通りの解を見つけてくれて,そのあとはずぅっと放っておいたら, 1時間で全部読みきってくれました. 最後に解がないことまで確認するところが,時間がかかっています. しかし,このパズルの名前はなんて読むんでしょう.ロシア語は読めない…. [追記] 知人のsaccoさんが読み方を教えてくれました. 上の段がパズルの名前「オブスキィーユバジョーヤ」で, 下の段がお店の名前「ゴロボロンカ」だそうです. ただ「オブスキィーユ=obscure」+「バジョーヤ=サポートするもの」という意味から, パズルの内容そのものは,よくわからないことには変わりないですね…. 展開図マニアなら,わりとすぐわかるので,ピンポイントで狙われたかも.
[2011/05/10] ナポリの組木パズル
[2010/6/2-2010/6/4]のエントリで紹介した ナポリの組木パズルの一つ.去年,日本に持ち帰って開けてみたら小さいピースがポロリ…. 「買ってすぐに壊れた!」と思ってずぅ〜っと放置していたのですが, ふと思い立ってやってみたら,これはどうも最初からこうなっていたようです. しかもかなり面白い.よくある6本組木の「悪魔の星」かと思ったらそうではなく, 実はソーマキューブ的要素もあり,手先の器用さも若干要求されるし, なかなかのヒット作でした.日本の組木とはちょっと方向性が違うような気がする. とっても楽しめた.2.5ユーロのパズルでこんなに楽しめるとは.ナポリおそるべし.
[2011/05/10] 不可能紙工作マニュアル
ずっと以前から見たい見たいと切望していた, 「不可能物体の紙工作の製作マニュアル」的な資料を, ついに手に入れることができました.関係者の方,どうもありがとうございます.大感激. でも詳細は書かない :-) 私が以前考案した「市松サイコロ」や, 「第5回北陸折紙コンベンション」の講習会で取り上げた 「十字架」や「組めるパターン/組めないパターン」は, ちょっと新しいような気がする. 今度,野路さんや濱中さんに聞いてみよう….(←「自分への宿題」の覚え書きです.)
[2011/04/30-5/1] パズルの集いに参加
某所でパズルマニアの合宿に参加.とても楽しくすごせました. 普通なら手に入らないもろもろも手に入って,とても幸せ.でも詳細は書けない :-) そのあと京都の葉樹林に寄り道して, 「デコとボコVer.1」と「デコとボコVer.2」とついでに「Turip」を購入. 葉樹林の日記の2011年4月8日のエントリに書かれているとおり, 単で難で,しかも論理的で,どれもとっても楽しめました. でも私自身はこういう「離散的」で「論理的」なパズルには, だいぶ適正があることも再認識しました.
[2011/04/16-17] 台湾のパズルショップと折り紙の本
AAAC 2011で 台湾に行ったついでにパズルを物色.Googleで「パズル 台湾」とやって見つけたのが Renoir Puzzle紹介ページ. ここはパズルといってもジグソーパズル専門店なので,それ以外のパズルは売ってなかった. でも画廊のような店で,とても楽しめた.店の向かい側に同じ店が経営するカフェがあって, 周囲の猥雑な界隈とはまったく雰囲気が違っていて,とてもいい感じ. 故宮博物館の鳥のジグソーパズルや,Joan Steinerさんのだまし絵のパズルなどが 気に入ったけど,さすがに買って帰るのはあきらめた.その他のパズルは以下の通り. また誠品書店という本屋に行って, 折り紙の本と幾何学の本を購入.この本屋はMRTの忠孝敦化駅から南に3分くら い歩いたところにあり,24時間開いている大きな本屋で,とても良い. 旅行者であることを伝えてパスポートを見せると,税金分の5%を割り引いて くれるのもうれしかった. 簡単なモール(こっちは11:00から開店)も併設していて, 地下にはRenoir Puzzle の支店もあった.買った本は以下の通り. 中国語の本は,雰囲気的には日本の半分から1/3といった感じの値段で,とてもお買い得感があった. 本屋には日本の本や洋書もけっこうあったけど,こっちは普通の高めの値段だった.
[2011/04/11] Tomoku!
ベン図やグレイコードの研究で有名な Frank Ruskeyさんから 郵便が届く.なんだろうと思って開けてみたら 「Tomoku!」という 新しいペンシルパズルの冊子だった(Webページでも遊べます). ``Challenging Tatami Puzzle''と銘打ってある, タタミの敷き詰めに似たパズルです.ルールは簡単で,なかなか面白い. Ruskeyさんのところの学生さんが考案したそうです.
[2011/3/30] チューリッヒのパズルショップ
EuroCG 2011の帰りに チューリッヒに寄れたので,パズルショップを物色.本人の備忘録のため, 場所と買ったものと印象を書いておきます.
AHA
最も見つけにくく,最もマニアックなお店. 以前偶然見つけたお店だけど,今回は記憶を頼っても見つけられなかった. 後日G4G9で知り合った カスパー・シュワーベさんが経営に関与してると聞いて驚いた. 買ったものは,
紙で組み立てる系のもの(パズルじゃないけど)
各種多面体が作れる"Advanced Polyhedra"の1〜3,卵が作れる"Ei ei ei, ui ui ui", いろんなD型が作れる"D-Forms",オロイドが作れる"OLOID", なんかよくわからないパズルっぽいものが作れる"Umstülpbarer Würfel". (最後のは写真に写してないです.) 最初の5つはISBNがついているので,本屋でも注文すれば買えるかもしれない. 最後の2つはKuboid GmbHが発行元のようで, ISBNはついていない.
パズル
写真左側は"Geometrical Pearls"と書かれていて,パネルを組み立てると多面体ができる. 絵から判断するに,プラトン立体の入れ子ができるように見えたので購入.詳細は未確認. 右側はDennis Dreherの工房で作られた"Jitterbug". パズル業界では有名な「バックミンスター・フラーのジッターバッグ」と同等なものをワイヤーで実現したものらしい. もう作ってないし,とても貴重なすばらしいものよ,というお店の人に説得されて(?)購入. 今回の買い物の中では断トツの最高値.
買わなかったものの中では,特に「ルーローの三角形の正4面体版を木で削り出したもの」・ 「オロイドを木で削り出したもの」・ 「パズル作家の手作り一点もの各種」・「巨大なテンセグリティ」・「カオス振り子」 などが気になった.次回は買っちゃうかも…. またWebページでは週末しか開いてないように書いてあるが,実際は平日の昼間は開いている模様.
RIEN NE VA PLUS (Oberdorfstrasse 34, 8001 Zurich)
Webページは見付からないけど,大聖堂のちょっと南.大聖堂が見えるくらい近い. ここはコアなおもちゃやさんという感じ.ThinkFunのゲームや,いろいろなパズルが充実している. 特にキューブ系パズルと,組木系パズルがけっこうマニアックなものがあった. また珍しく不可能物体系もちらほら.個人的にはかなり好きな店. 購入したパズルは,
  • 右上:組木系のパズル.
  • 右下:ルービックキューブ系のパズル.菱形12面体で,回転方向がちょっと変わっている.
  • 左:組木系のパズルだけど,超巨大.一つの玉の直径はだいたい6cm強.私の持っているパズルの中でも最重量級.
組木系が半額で売っていたのでうれしい. 日曜日の午後の閉まっているときにショーウィンドーで見たときには,巨大組木は2つあったのに,水曜日に行ったら 1つしかなかった.私以外にもこんなにデカいパズルを買う人がいるとは,驚いた :-)
PASTORINI SPIELZEUG
ここは3階建ての大きなおもちゃ屋.地球の歩き方などにも載っている. 木の玩具など,スイスっぽいものが多い.少し高級パズルっぽいものもある. 上の階に行くと,自分でおもちゃなどを作るための素材がたくさん売っている. 印象としては「スイスっぽくてでっかいおもちゃ屋」という感じ.
FRANZ CARL WEBER
ここも地上3階地下1階の大きなおもちゃ屋.地球の歩き方などにも載っている. PASTORINI SPIELZEUGよりもさらに商業的な印象がある. 地下のボードゲームやカードゲームなどがけっこう充実している. 目に着いたものとしては,32000ピースの超デカいジグソーパズルや, ギヤを交互にはめていく Mecanix など.備忘録としてMecanixのルールを書いておく.
  • 盤面上に一つのゴールギアと,2人のプレイヤーのスタートギアが与えられる.(このゲームでは3頂点に固定だと思う)
  • 二人で交互にギヤを嵌めていく.
  • 先に「自分のスタートギアを回すとゴールギアが回るようになった」ら勝ち. または「相手のスタートギアが回せなくなった」ときも勝ち.
[2011/3/21] テレビデビュー
2010年8月26日情報オリンピック夏期セミナーで 「折り紙のアルゴリズム」という講演をしました. その縁で,以下のテレビ番組に出演することになりそうです. 以前アメリカで製作された折り紙の番組 Between the Folds (NHKでも 「ORMIGAMIマエストロ〜折り目が作る無限の宇宙〜」というタイトルで放映) に数秒映ったことはあるのですが,今回は本格的にテレビに出ることになりそうです.どきどきです.
番組放送予定日
テレビ東京 3/21日(月・祝) AM8:00〜9:00
BSジャパン 3/21日(月・祝) AM11:59〜12:59
番組名
NTTデータ特番「未来への鍵・岡本玲が出会った知の世界大会」第22回 国際情報オリンピックカナダ大会(仮)
制作
(株)電通/(株)ボードウォーク/高桑美術印刷(株)
制作著作
テレビ東京/BSジャパン
テレビ東京とBSジャパン….北陸で見られるかしらん. [追記] BSジャパンで見ることができ, さらに無事に録画もできました.編集技術がさすがプロだなぁと感心です.
[2011/03/??] エセ不可能名刺
先日ふと思い付いたエセ不可能名刺.名刺2枚から簡単に作れます. ずっと昔に作った「飛び出す名刺」と違って,こっちはある程度の手間で量産できるのがいいです. すぐわかる人と,意外と悩む人がいて,面白いです.
[2011/03/16] 日本OR学会シンポジウム「パズルとゲームの計算理論」
電気通信大学で上記のテーマのシンポジウムが開催されます. 司会は最近同僚になった岡本吉央氏で, プログラムは以下の通り. 軽妙洒脱なシンポジウムだそうです.うーむ. [追記] 地震の影響で中止になりました.残念です. 地震発生当時私は京都にいて,その後大阪を経て北陸に戻りました. フォッサマグナのこっち側は,後ろめたく感じるほど通常通りです.
[2011/03/10] 組合せゲーム・パズルミニプロジェクト
私が毎年楽しみにしている「組合せゲーム・パズルミニプロジェクト」が今年も開催されます. 例年は岡本吉央氏がいる東工大で開催されていましたが, 今年からは伊藤大雄氏のいる京都大学でやることになったようです. 私は以下の2件を発表しました.
単位円板による点集合の排他的被覆問題(JAISTの岡山陽介君と清見礼君との共同研究)
2009年に稲葉が「任意の10点の点配置は単位円で排他的に覆うことができる」という証明を与えた. この証明は確率的方法によるもので非常に独創性がある. 一方で「任意のk点の点配置は単位円で排他的に覆うことができる」という問題そのものも非常に興味深い. このkの上界はいくつだろうか. 上原・浅野の簡単な考察により「単位円をどう配置しても覆えない」108個の点配置が与えられた. その後,Peter Winkler により60個の点配置が与えられ, さらに最近,Veit Elser により55個の点配置が与えられた. 本発表では,岡山陽介,清見礼,上原によって得られた54個の点配置について紹介する.
Hoffmanパズルの拡張とその解析(JAISTの後藤新君との共同研究)
Hoffmanパズルとは,大きさa×b×cのブロック27個を 大きさ(a+b+c)×(a+b+c)×(a+b+c)の箱に詰め込むパズルで, とても難しいパズルとして知られている. これは1978年にHoffmanにより提案され,1981年にConwayとCutlarが21通りの 解があることを示した. Hoffmanパズルでは(a+b+c)/4<a<b<cを満たす任意の(a,b,c)に対してパズルが成立する. 2004年,Knuthはこの条件を(a+b+c)/4=a<b<cにしたパズル(以下HKパズルとする)を考案した. Knuth は4a=(a+b+c)が成立することを利用して,28個目のブロックが入ることを示した. 2005年にGeorge Millerがパズル作家の閉じた会議(IPP)でこのHKパズルを配布したが, 講演者の知る限りではあまり広くは知られていない. 本発表では,後藤新と上原による,HKパズルの研究結果を紹介する. 具体的には,以下が得られた.
  1. HKパズルには28個詰め込む解が20通り存在する.
  2. HKパズルには29個目のブロックは入らない.
  3. HKパズルに28個目が入る条件は(a+b+c)/4=a<b<cだけではない. HKパズルで28個目を詰め込める必要十分条件は, (a<b≤4a/3, 5a/3≤c<2a, (b-a)=(2a-c))である.
[2011/03/15 追記] 上記の点配置の問題, アナログな方法で53点に改善できました.
[2011/01/31] みかんのむきかた
京都駅の中にある三省堂で,「あたらしいみかんのむきかた」(小学館)という本を見つけて, 衝撃を受けました.一応これも展開図絡みなので購入.しかし,,,いろんな意味で衝撃の本なので, 是非現物を読んでみてください.個人的には「思ったこと」がいちいちウケました. それから京都の駅前の大きな本屋で数十冊が壁に並べて置かれていたのもかなりインパクトがあります. 店の人は「関西ではかなり売れる」と思ったんだろうなぁ.私もそう思う :-)
(…下のエントリからの続き) 結局米原から北陸に向かう線は復旧せず,最後は金沢に帰るのはあきらめて, 次の出張先である京都に来てしまいました.日帰りのつもりのままの装備で5日間も出張するはめに…. でも細々と買いものすれば,意外となんとかなるものです.
[2011/01/30] coIN&OUT
仕事で東京に行き,帰りの羽田空港の Shosaikan で coIN&OUTというコインケースを見つけて買いました. 「入金は笑顔,出金は渋顔」だそうです.こういうコンセプト,好きです.ネーミングもなかなか好きだなぁ. それよりなにより,これはなかなか楽しい展開図を持っています. 製作は株式会社わかくさだそうです.
このあと結局,雪のため小松に向かう便はすべて欠航し,東京駅に戻り,新幹線に乗りました. 新潟回りは新潟から富山間がストップしていたので,米原回りで金沢を目指しました. そして結局米原で電車が完全にストップして,車中泊….珍しい経験をしました. 「電車ホテル」は意外とぐっすり寝られました.電源があって助かった.
[2011/01/22] 雪印パーラー
仕事で札幌に行った際に,土産物を探して 雪印パーラーに入りました. そうしたら通常のガラス細工に混じって,不可能物体をいくつか発見しました. ガラスの豚の中に「サイコロ」が入っているものと,「5円玉」が入っているものを買いました. 他にも「ガラス製の四葉のクローバー」が入っているものなどがありました. なかなかあなどりがたい!
[2011/01/22] 札幌のパズルショップ
仕事で札幌に行ったついでに,いくつかめぼしいところを探して歩きました. 私が好きな店の一つにボーネルンドがあります. 札幌なら,大通り公園の前(これだけじゃ情報としてどうだろう?)や, 南千歳駅の前にあるアウトレットモール「レラ」の中にあります. 今回は大通り公園の前の店舗に行ったら,偶然「全品25%オフ」のセールをやってました. JOVOブロックの 150ピースのセットや,今では入手がかなり難しいバケツ版も売ってました. 私自身,今回初めて見たTRUZZLEを一つ購入しました. 見た瞬間,心をがっちり掴まれてしまいました. 値段は25%オフでもけっこう高いけど,この加工精度やデザインやアイデアは,すばらしい. 目の前にあるだけで,かなり幸せな気分になれます.
[2011/01/21] もじバケる
食玩の「もじバケる2」を楽天で探して一括購入しました. (バンダイの新製品資料は, なぜかPDFファイル.) こういうのは手に入るうちに買っておかないと,なくなってしまいます. 色までコンプリートするつもりはないので,全6種類を一つずつ. けっこう造型が面白い. 全パーツが連結なんだろうと予想していたけど,そうではなくて,数パーツに別れています. 漢字が好きそうな外国人へのお土産にいいかもしれないなーと思いました. そういえば初代の「もじバケる」は買ってないや.もう手に入らないかしらん….探してみよう.
[2011/01/15-16] 第5回北陸折紙コンベンション
石川県には全国で唯一の日本折紙博物館が ありますが,ここで上記の日程で北陸折紙コンベンションが開催されます.(Webページはないみたいですが….) 私も折紙教室の講師として,自作の「市松サイコロ」の作りかたを講習します. 一応宣伝のために写真を載せておきます. 最近は大学院生にしか講義してないから,折り紙教室の講師が勤まるかなぁー. [追記]参加者の皆様のレベルが揃って高かったおかげで,無事に修了しました. 楽しかったです.
[2011/01/03] お台場探索
テオ・ヤンセン展のついでに日本科学未来館のミュージアムショップや,お台場近辺を散策して,いろいろと購入. 購入したものは, 購入しなかったのは「超蝶」. トイザらスで2499円だった.動きにはかなり衝撃を受けたけど, 何かちょっと違和感をもってしまって,珍しく見送りました. 動画は例えばここにあります. 最初に見たら,かなりびっくりするけど,よ〜く見ると原理はそれほど難しくないです. でも相当良くできてると思う.いろいろとWebを見ていたら 「動きが蝶よりも蛾に似ている」と書いてあるページがあって, 自分の中の「違和感」が解決しました.確かにこれは蝶の動きじゃなくて蛾の動きだ.
[2011/01/03] テオ・ヤンセン展
テオ・ヤンセンと言えば,風で動くビーチアニマル.現物を見たいなぁと久しく思っていたら, 2010年12月9日〜2011年2月14日の間,東京・お台場の日本科学未来館で見られることが判明. 年始に時間が取れたので1月3日に行ってきました. 実物を見られるだけではなく,自分で押せるものがあるのも楽しいです. 自分で動かしてみると,いろいろとわかることがありました. 以下の模型ももちろん楽しいですけど,「大きい実物」を動かすことでわかる こともありました. 「大人の科学マガジンVol.30」では テオ・ヤンセンのミニビーストが付録についてきて3500円ですが,会場では で売っていました.ペーパークラフトを自分用に,1200円のキットを親戚の子供用に購入して, 親戚宅で早速1200円のキットを組み立てました(写真).これは楽しい! ミニビーストは1200円の最小タイプのものをいくつでも連結できるので,大人の科学の付録もそのうち連結してみようかな.

Last modified: Fri Dec 24 20:14:43 JST 2010
by Ryuhei Uehara (uehara@jaist.ac.jp)
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