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  3. 研究グループ/検証進化可能電子社会

検証進化可能電子社会

検証進化可能電子社会安心電子社会基盤

(1)電子社会の形式的記述体系グループ

電子社会システムの構造や機能を定義するための論理体系や仕様記述体系,そのための数学的基礎理論などの研究を行う.電子社会の構成員である個人や組織,組織の中での個人の役割・責任・権限,組織間の関係,電子社会の提供するサービスなどが記述可能な仕様記述体系,基礎となる形式論理体系や証明方法論,その数学的体系,電子社会記述のための高信頼計算機言語などを確立する.


(2)電子社会の安心性要件の検証グループ

電子社会の安心性要件を明確化し,形式的仕様がそれを満たすことを検証する方法を研究する.具体的には,(A)電子社会の機能やサービスと法律や法規との整合性,アカウンタビリティの検証,そのための自然言語処理,(B)電子社会の中での情報漏えいやプライバシー,不法な情報アクセスなどセキュリティに関する検証法の研究,(C)事故や個人の誤りによっても電子社会全体が機能不全を起こさないための耐事故耐故障性に関する検証法,などを確立する.


(3)電子社会のための検証方式グループ

電子社会の仕様が安心性要件を満たすこと,電子社会のモデルが仕様を満たすことの検証を,定理証明システムやモデル検査システムを用いて具体的に実行する方式やツールについて研究する.また,エージェント技術などを用いて電子社会のモデル記述をシミュレートし,それによってモデルの誤りの検出や,モデル化の適切さの検査を行うための電子社会シミュレータの構成法の研究を行う.


(4)電子社会のモデル化と進化グループ

モデル駆動アーキテクチャ,オブジェクト制約言語などの最新のオブジェクト技術を用いて電子社会システムのモデル化の研究を行うと同時に,フィーチャー指向開発法,オントロジ工学,進化ドメイン理論などの進化技術を用いて,電子社会システムの進化方式を確立する.また,電子社会のモデルから社会基盤情報システムの生成方法論を研究する.


(5)電子社会の機能と構造

電子社会や電子政府の機能や構造を社会学的,組織的観点から研究する.