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リ・ホウセイさん
2022年入学
中国陝西省出身。博士後期課程。大学では機械・電子・情報の分野を横断的に学び、修士課程ではロボット分野を専攻。趣味はラジコン。 -

財部駿星さん
2023年入学
宮崎県出身。博士後期課程。高専では電気情報工学科に在籍。画像処理をきっかけにロボット研究に興味を抱く。最近はキャンプに夢中。 -

久米桜華さん
2025年入学
愛媛県出身。博士前期課程。地元の高専では生産工学を中心に学び、現在は池研究室でロボット分野に挑戦中。ゲームや編み物が息抜き。 -

鶴田聖明さん
2025年入学
石川県出身。博士前期課程。機械電気システム工学科卒。地元・石川県の雪問題に関心を持ちJAISTへ進学する。ドライブが趣味。
北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)を選んだ理由は?

リさん
JAISTのことは、学部がなく研究中心の大学だと以前から知っていました。ロボット研究の論文を検索している中で池先生の研究を知り、自分がこれまで考えてきたテーマとかなり近いと感じたのが理由です。それと大学というよりも研究所に近い雰囲気で、静かに自分の研究に集中できそうだと思ったことも、進学の決め手になりました。

久米さん
通っていた地元の高専が島にあって、周りに娯楽が少ない環境だったので、JAISTの自然に囲まれた静かな立地が自分に合いそうだなと思いました。それと学部からの内部進学が多い大学とは違って、外部進学者だけが集まる大学院大学なので、みんなが同じスタートラインから人間関係をつくるところも、自分には合っていると感じました。

財部さん
JAISTは学部教育がなく、研究を目的に学生が集まるアカデミックなところに魅力を感じました。先生との距離が近く、研究について深く議論できる環境も自分に合っています。また、以前から興味を持っていたロボットビジョンに関する研究に本格的に取り組める研究室があったことも、大きな決め手となりました。

鶴田さん
県外の大学に在学する中で、卒業後は地元である石川県の課題に関わる研究がしたいと考えるようになりました。そうした中で、雪と自動運転について関心を持ち、調べていくうちに池研究室の除雪ロボットの研究を知りました。ここでなら、自分が取り組みたいテーマとしっかり向き合えると感じ、JAISTへの進学を決めました。
入学前や入学当初のJAISTの印象は?

財部さん
研究についていけるかどうかが一番の不安でした。入学当初は研究の進め方も分からず、専門的な内容に戸惑うことも多かったです。それでも池先生に相談しながら物事を一つずつ進めていくことで、少しずつ理解できるようになり、不安は徐々に解消されていきました。

リさん
入学前は、大学が郊外にあるので生活や交通が不便なのではないかと心配していました。また、就職活動のときに企業の面接へ行きにくいのではないかという不安もありました。ただ、実際に生活してみるとシャトルバスもあるし、遠隔面接や新幹線も利用できるので、想像していたほどの不便さはありませんでした。

鶴田さん
学部時代に卒業研究を行っておらず、本格的な研究に取り組めるのかが不安でした。入学後は、先生から「この研究は何を解決するためにやっているのかを意識しよう」と教えられ、論文の読み方や考え方を学びながら、少しずつ研究に向き合えるようになってきました。

久米さん
キャンパスがとにかく広くて、最初は移動するだけでも“迷路みたいだな”と戸惑ってしまいました。インターンシップで来たときも、夜になると道が分からなくなったことを覚えています。ただ、研究や生活する中で使う場所は限られているし、何度も通ううちに自然と慣れてきて、今では日常生活で困ることはほとんどありませんね。


入学してよかったと感じることは?

リさん
研究に集中できる環境が整っていることです。学会や国際会議にも参加させてもらえて、海外で発表する機会もありました。外部の研究者から直接意見をもらえることで自分の研究の質も高まりますし、世界中に研究仲間ができたことも大きな収穫だと感じています。

久米さん
学生寮が充実していて、生活面での負担が少ないことです。とくに家賃や光熱費が安くて助かっています。寮がキャンパス内にあるので研究室への移動もスムーズ。生活のことで悩む時間が少ない分、研究に集中できていると感じています。

財部さん
先生方に気軽に相談でき、研究について密に議論できる環境が魅力的です。研究支援制度も充実していて、タイやドイツなど海外の学会に参加させていただきました。また、経済的なサポートも充実しているため、アルバイトをすることなく研究に専念できている点は、大きな支えとなっています。

鶴田さん
希望していた研究室に配属されたことです。情報系の知識が足りない部分もありますが、周りの学生に教えてもらいながら学んでいます。いろいろなバックグラウンドの学生と関わることで、自分の考え方の幅が広がっている感覚もあります。


JAISTでのとある一日の過ごし方を教えてください。

財部さん
朝8時頃に研究室に来て、まずは関連論文を読んで内容を整理します。その後、実験用のプログラムを動かしたり、条件を変えながらデータを取ったり、夕方5時頃まで研究をしています。週1回のミーティングに向けて、結果をスライドにまとめて、どこがうまくいっていないか自分なりに整理したりもします。研究が終わった後は、近くの温泉に行くことが多いですね。

リさん
以前は夜型の生活で、夜に研究室に来て朝まで研究することもありました。夜は人がほとんどいないので、集中して作業ができるから好きなんです。研究室ではプログラムを動かしたり、実験データを整理したりしながら、論文の執筆を進めています。除雪ロボットの研究をしているので、雪が降ると時間帯に関係なく屋外で実験をすることもあります。

久米さん
朝はあまり得意ではないので、研究室にはちょっと遅めの11時位に到着。それから論文を読んで研究の背景を整理し、シミュレーション環境を動かしながら理解を深めています。思うように結果が出ないことも多く、正直大変だと感じることもありますが、少しずつ前に進んでいる感覚はあります。夕方以降は寮に戻って、編み物やゲームをして過ごしています。

鶴田さん
僕は博士課程前期なので、午前中は講義が中心で、終わった後に研究室へ行きます。研究室では、論文を読んで内容を整理したり、自分の研究テーマにどう関係するのかを考えたりしています。夕方以降は無理に遅くまで残らず、家に帰ってテレビを見たりして気分転換をしています。生活リズムを大きく崩さないことを意識しながら、少しずつ研究に慣れていこうとしているところです。


最後に、未来のJAIST生へのメッセージをお願いします。

リさん
研究や語学に不安があっても、国際会議や学会に挑戦することで得られるものはとても大きいと思います。実際に外に出て発表してみると、自分の研究をどう伝えるかを考えるようになりますし、世界中に研究仲間もできます。最初から完璧である必要はないので、少しでもチャンスがあれば、思い切って挑戦してみてください!

鶴田さん
JAISTには、さまざまなバックグラウンドを持つ学生が集まっているので、分からないことがあっても一人で抱え込まずに相談できる環境があります。自分も研究経験がなく情報系の知識に不安がありましたが、周りに助けてもらいながら少しずつ学んでいます。自分の関心を大切にしながら、安心して研究に挑戦できる場所だと思います。

久米さん
JAISTは、これまで学んできた分野に限らず、興味があれば別の分野の授業にも挑戦しやすい環境だと思います。私自身、専門外ではあったけど関心のあった分野の授業を履修し、自由に授業を選択できたことがとても良い経験になりました。専門外だからと構えすぎず、少しでも興味があれば挑戦してみてほしいです。

財部さん
JAISTは、研究に集中できる環境や支援制度がしっかり整っている大学だと思います。研究に対して不安を感じることもあるかもしれませんが、先生方や周囲の学生に相談しながら進めることができます。挑戦したい研究テーマがある人にとっては、腰を据えて研究に取り組める場所だと思うので、ぜひ検討してみてください。

