Snapshot News（1998年〜1999年〜）

[99/12/25]

• 作成先にファイルかシンボリックリンクが存在するときに、symlink が EEXIST を返さないバグを完全につぶしました

[99/12/18]

• 作成先にファイルが存在するときに、symlink が EEXIST を返さずに、シンボリックリンクで置き換えてしまうバグを直しました
  • ln -s は事前にファイルの存在を調べているので関係ありません。
  • GCC 2.95.2 を展開したときに libstdc++ が変なところに展開されるのはこれが原因でした
  • 依然として作成先が何も指さないシンボリックリンクを置き換えてしまいます

[99/12/11]

• \ を付けずに [A-Z]: をマウント元に指定すると、マウント先のサブディレクトリの親ディレクトリ（..）が自分自身を指すバグを直しました

[99/12/10]

• シグナルまわりが改修されて、以下の問題を解決しました
  • tcsh がすぐハングアップして使い物にならない
  • Win9x で大きなアプリケーションを make 中にハングアップする

[99/12/09]

• シグナルまわりが改修されて、以下の問題を解決しました
  • シェルのコマンド置換が空白を返す

[99/12/08]

• ネットワークドライブ上のファイルの inode 番号が、 調べるたびに変わるバグを直しました
• 先日問題のあった winsup/mkvers.sh を直しました

[99/12/07]

• mount コマンドのマウント元の指定に POSIX のパス名を用いると、中途半端に Win32 のパス名に変換されて登録されるバグを直しました

[99/12/06]

• cygwin1.dll のプロパティにバージョン情報が表示されるようになりました
• コンパイルするには winsup/mkvers.sh を少し直す必要があります

[99/12/05]

• シグナルの実装が大きく変更されました
  • シグナルの実装を thread safe にしました
  • スレッド間の競合状態を減らして性能を向上させました
• デフォルトが enable-threadsafe になっています
  • pthread の API の一部が利用可能になっています
  • まだ thread safe でない個所が残っているので、 マルチスレッドのアプリケーションはまともに動きません
• 通常の Win32 アプリケーションから cygwin1.dll を動的にリンクする際のスタートアップルーチンが簡略化されました
• 環境変数 CYGWIN で指定するオプションを、 レジストリでアプリケーションごとに指定できるようになりました
  
  • HKCU\Software\Cygnus Solutions\Cygwin\Program Options に "アプリケーションのフルパス (Win32 形式)" = "オプション" で指定します

[99/11/26]

• 先日入った UNIX ドメイン以外のアドレスを bind できないバグを直しました

[99/11/24]

• 同じパス名で UNIX ドメインのソケットを複数 bind できるバグを直しました
• UNIX ドメイン以外のアドレスを bind できないバグが入りました

[99/10/27]

• mount コマンドのオプションが増えましたが、 新しい機能が増えたわけではありません

[99/10/26]

• ntsec のデフォルトを off にしました
• unlink にディレクトリを指定したときに EISDIR を返すようにしました

[99/10/25]

• X のアプリケーションがうまく起動しないのは直ったはず

[99/10/24]

• 動的に DLL をリンクするアプリケーションが fork に失敗する問題を解決しました
  • Utilities for Cygwin のperlがfork() に失敗することが多いのは、 これが原因でした
  • まだバグがあって、X のアプリケーションがうまく起動しないようです

[99/10/15]

• ntsec の仕様が変更されました
  • /etc/{passwd,group} に埋め込まれた SID を利用します
  • mkpasswd と mkgroup を最新のものと入れ換えて /etc/{passwd,group} を生成し直す必要があります
  • 詳細は Corrina Vinschen のメールを参照してください

[99/10/14]

• .stackdump が見やすくなりました
• \r の次が EOF のファイルをテキストモードで読むと落ちるバグを直しました

[99/10/13]

• readlink がファイルが存在しないときに ENOENT を返すようにしました
  • いままでは EINVAL を返してました
  • RCS で最初のバージョンを ci -l で作れないのはこれが原因でした

[99/10/8]

• UNIX ドメインのソケットを chmod できないバグを直しました

[99/10/4]

• 環境変数 TZ を指定しなくても、現地時間を表示するようにしました
  • 最近の snapshot ではできてませんでした
  • できてなかったのはアジア各国版 Windows だけです
• Win9x で sh -c 'ls &' がコアを吐かなくなりました

[99/10/1]

• ntsec が有効なときに権限のないディレクトリを rm -r で消そうとすると固まっていたのを直しました

[99/9/29]

• シグナルで終了したアプリケーションの終了ステータスに、きちんとシグナル番号を入れるようにしました
• TZ の自動設定で、夏時間のない timezone と 30 分単位の bias が必要な timezone を正しく扱えるようにしました
  • 日本語版 Windows では別の理由で自動設定が働いてません

[99/9/22]

• 先日から tcsh が tty mode で ^C 以外の入力を受け付けなくなっていたのを直しました

[99/9/15]

• back ground job の扱いがまともになりました
  • ^C を押しても back ground job が死ななくなりました
  • 入力を必要とするアプリケーションを back ground で動かすと suspend するようになりました

[99/9/14]

• /cygdrive の名前を変更した後、同じ shell 上で変更が正しく反映されなかったのを直しました

[99/9/9]

• NT 上で Cygwin ではないコンソールアプリケーションが標準入力を読めなくなっていたのを直しました

[99/9/3]

• dd や cpio で raw device 経由でフロッピーディスクに書き込んでいるときに、まだ空いてるのに No space left on device になるバグを直しました

[99/9/2]

• 先日から snapshot を make するときに ld や ar が落ちていたのを直しました

[99/8/30]

• NT でコンソールをスクロールバーで遡っているときに、 リターンを押すと表示がおかしくなっていたのを直しました

[99/8/23]

• 環境変数 TZ の値が timezone や _tzname[2] に反映されるようにしました

[99/8/18]

• Win9x の tty mode のコンソールで、 テキストの属性（下線、高輝度など）を正しく扱えるようにしました
• 複数のプロセスを同時に起動すると不正終了していたのを直しました
• NT 上で ^C や例外などでアプリケーションが中断すると、以降何も動かなくなる症状を改善中です

[99/8/14]

• UNIXドメインのソケットの実装を追加しました
  • un.h は次の snapshot に入ります
• write で disk full のときに ENOSPC を返すようにしました

[99/8/9]

• tty mode のコンソールで ^C を押したときの挙動が一通り直りました

[99/8/6]

• Win9x で ps が WINPID を正の値で表示するようにしました
• tty mode のコンソールの挙動がいくらかまともになりました
  • サブシェルを起動して ^C を押したときの挙動がまだおかしいです

[99/8/5]

• tty mode のコンソールの挙動が不審です
  • tty mode のコンソールで ^C が EOF になるのを直そうとしてエンバグしました
  • コマンドを実行した後、次のプロンプトが出るまでに時間がかかります
  • ^C を押すと、プロンプトに戻るまでに異様に時間がかかります

[99/8/4]

• a.out.h に入っていたゴミ（=3D） が取り除かれました
• ntsec 関係のメモリ操作のミスを修正しました
• strace コマンドで子プロセスを複数起動した場合に、 ログを取ることができない不具合を直しました

[99/8/3]

• ntsec が有効なときに chown、chmod から /dev 以下が見えない問題を解決しました

[99/8/1]

• Win9x で入力をリダイレクトしたコマンドが動かない症状を直しました
• NTで何をやっても lock_pinfo_for_update でエラーになる症状を直しました
• fork したときに、ランダムにファイルが close される問題を解決しました

[99/7/29]

• ^C を押したときに __release_signal_mutex でエラーになる症状を直しました
• ログインしているユーザに関する /etc/{passwd,group} のエントリをエミュレーションする機能を追加しました
• vfork の実装の一部が生きていたので潰しました
• NT上では lock_pinfo_for_update でエラーになって何も動きません

[99/7/27]

• 本物の vfork の実装中のコードがマージされました
  • fork.cc で #define NEWVFORK すると有効になります
  • pid とファイルハンドルの扱いがうまくいかなくて頓挫しています

[99/7/26]

• umount --remove-all-mounts すると帰ってこなくなることがあるバグを直しました

[99/7/17]

• 子プロセスがときどき不正終了する原因を潰すために、 fork まわりが改修されました
  • volatile char dummy[4096] はまだ鎮座してます
  • sh -c 'ls &' も Win9x では相変わらずコア吐きます
  • Win9x の notty モードでは入力をリダイレクトしたコマンドが動きません
• ^C に関する問題を解決したと言ってるんだけど…
  • ^C が効かない状況を減らしたようです
  • Win95 では ^C で止めるとクラッシュする場合が増えたような気がします

[99/7/5]

• シグナルハンドラまわりの実装が変更されました
  • gccの最近のスナップショットに対応するための変更です
  • シグナルを受けたアプリケーションがコアダンプしたら 再現方法を教えてくれとのこと
• snprintf、vnsprintf を追加しました

[99/7/4]

• 先日の stat の修正の際に入った . を含むディレクトリ (たとえば /usr/X11R6.4/bin)にある .exe ファイルを調べないバグを直しました

[99/7/2]

• sbrk がメモリを OS に返すようになりました
  
  • これまでは OS から確保したメモリは、 空いても OS に返さずに再利用していたのですが、 返せるときには OS に返すようになりました
  • 一時的に根性無しな実装になっているので、 メモリがあるのにメモリ不足のエラーになる可能性があります
• USER32.DLL と WINSOCK32.DLL は、必要になった時点で アプリケーションにリンクするようにしました
• 親プロセスと子プロセスの cygwin1.dll が異なる場合には、エラーを出力するようにしました
• stat が EACCES で失敗したときに、ENOENT を返すことがあるバグを直しました

[99/6/26]

• #! で指定したインタプリタの引数 （#! /bin/sh -x の -x とか） がインタプリタに渡らないバグを直しました
• Win9x 上のコンソールのスクロール速度を B20.1 当時に戻しました
• NT の FAT で inode 番号が重複していたのを直しました
• アプリケーションを ^C で止めたときに、ときどき終了するまで長い間待たされるバグを直したそうです
• strace から起動したプログラムの実行速度がいくらか速くなりました
• CYGWIN=error_start=gdb と指定すると、 ACCESS VIOLATION が起きたときに gdb が起動するようになりました
• 対数ガンマ関数（{l,}gamma{f,}） が export されたのにともない、API_MINOR が 13 になりました。

[99/6/16]

• 先週くらいのsnapshotから、メモリ管理回りにミスがあって ヒープを壊してるから使わない方がいいと Chrisが言ってます

[99/6/14]

• Win9x でファイルの inode 番号が重複するバグを直しました
• 先頭が :\n ファイルに実行権限を立てるようにしました
• system trace を出力する方法を変更しました
  • 環境変数 STRACE を設定するのではなく strace コマンドを使います
  • cygwin-inst-date.tar.gz から strace.exe をインストールする必要があります
  • strace.exe の使い方は Chrisのメールを参照してください
  • やっぱり Win9x だと何かおかしいなぁ。

[99/6/10]

• localtime、gmtime まわりの POSIX 準拠の API が一通り整備されたようです

  実装が大きく変わったので、この辺の API を利用しているアプリケーションの挙動には要注意

• cygwin1.dll の吐く core の名前が 実行ファイル名.core から 実態を忠実に反映した 実行ファイル名.stackdump に変更されました。

  Egor Duda が 悪魔の契約書に署名した時点で、 本物の core を吐くパッチが取り込まれます。

• #! のインタプリタの指定が空白で終っていると正しく実行されないバグを直しました

  半年近く経つのに spawn.cc の linebuf クラス周りのバグはなかなか枯れませんね。

[99/6/07]

• ここ数日 tty とコンソールに手が入っているのは、[99/5/24] に tty mode 周りを追ったときに見付けたバグを苅っているようです。

  こころなしかtty modeの安定感が増している気がします

[99/5/31]

• NT 上ではデフォルトで ntsec を設定するようにしました

  NT では正しい /etc/passwd と /etc/group を用意することが必須になります

• マウント回りの仕様が一部変更されました
  • mount コマンドの --change-automount-prefix オプションが --change-cygdrive-prefix に変更されました
  • mount コマンドで -x オプションを指定すると、 指定したディレクトリ以下のすべてのファイルに実行権限が付きます

    なんの役に立つんだ？

  • /cygdrive にドライブをマウントしなくなりました
  • マウントされていなくても /cygdrive/drive が使えます
  • drive: は /cygdrive/drive に変換されます

[99/5/24]

• Corrina's security pathがついに取り込まれました
  • CYGWIN=ntsec と設定すると NT のセキュリティ機構を利用して、 より UNIX like なアクセス管理が行われます
  • 詳細は Corrina Vinschenのメールを参照してください
• 最近の snapshot にあった tty mode のバグが二つ取れました
  • & を付けてコマンドを起動すると bash が exit する
  • ^D が EOF として扱われない

[99/5/19]

• perl の configure が途中で死んでいたのを直しました

  コマンドライン引数を解釈する部分にバグがいました

[99/5/14] ほんものの core を吐かせるパッチが出ました

• 詳しくはcygwin-developersに流れた Egor Dudaのメールを見てください
• 吐かれた core を扱えるようにするために gdb にもパッチを当てる必要があります
• クラッシュしたときに core を吐かせる代りに、 gdb を起動させることもできます
• cygwin-developers では利用結果の報告が期待されています

[99/5/12]

• サマータイム（daylight saving time）の処理がまともになりました。

[99/5/10]

• Cygwinのライセンスが少しだけ変更されました。
  libcygwin.aをリンクしたアプリケーション （つまりcygwin1.dllをリンクするアプリケーション）を配布する際に、 libcygwin.a のソースコードを配布する義務が生じないことになったようです。

[99/4/29]

• Windows のランタイム（ADVAPI32.DLL?）のバージョンによっては、最近の cygwin1.dll が初期化時に死んでいたのを直しました
• winsup/utils 以下をコンパイルするときに、winsup/libcygwin.a を使うようにしました

[99/4/27]

• gdb 上で最近 のcygwin1.dll をアプリケーションにリンクさせると SIGSEGV で落ちていたのを直しました

[99/4/19]

• pthread 関連の API が増えたのに対応して API_MINOR を 12 に上げました
• pthread 関連の API を利用するには configure に --enable-threadsafe を付けて 自分でコンパイルする必要があります

[99/4/17] pthread 回りが強化されました

• pthread_exit、pthread_join、pthread_detach、pthread_suspend、pthread_continue が実装されました

[99/4/8]

• tty 回りのエンバグがだいたい直ったようです
• Mumit Khan による mingwの最新版が取り込まれました

[99/4/01]

• //drive/が復活しました
• stty コマンドで コンソールのパラメータを変更できるようにしました
• 再びエンバグの嵐が吹き荒れています
  • notty mode では fork&exec が動きません
  • tcsetattr の動作が以前よりもひどくなっています
  • readline のコントロールキーが効きません

[99/3/30]

• tty mode の改行の扱いがまともになりました
• telnetd 経由の remote login はまだうまくいかないはずです

[99/3/28]

• コンソールに対する tcsetattr を動くようにしました
• stty コマンドでコンソールのパラメータを変更することはできません

  数日中に可能になります。

• 依然として tty mode の改行の扱いはおかしいです
• 仮想端末回りの振る舞いもおかしいです
• mount 回りに手が入った影響で、//drive/ が使えなくなっています

[99/3/26] コンソール回りが大幅に変更されました

• Win9x でカーソルキーをリピートさせると [D、 [C などのゴミが入るバグを直しました
• notty mode で terminal special character の一部 （kill、erase、werase、eof）をサポートしました
• 例によってエンバグの嵐が吹き荒れてます
  • tty mode のコンソールが \n → \n\r の変換をしないので表示がぼろぼろになります
  • tty、notty に関わらずコンソールに対する tcsetattr が正しく動きません
  • 入力を raw mode にできないので、 エディタのたぐいはまともに動きません

[99/3/16]

• telldir、seekdir が追加されたのにともない API_MINOR を 11 に上げました

[99/3/09]

• Win32 API のヘッダファイルを Anders Norlander の Free headers and libraries for the Win32 API と置き換えました
• newlib のヘッダファイルと winsup に、それにともなう変更を加えました

[99/2/15]

• #!で指定するインタプリタに引数を付けると動かなくなるバグを直しました

[99/2/3]

• posix → win32 のパス変換のバグを直しました

  でもマウントテーブル回りはまだなんかおかしい気がする

• //drive/が復活しました

[99/2/2]

• 条件次第で D:\hoge よりも D:\ のマウントフラグが優先されるバグを直しました

  同時に posix → win32 のパス変換にバグを入れてます

• [99/1/22] 以来の fopen にマウントフラグや環境変数 CYGWIN の binmode が反映されないバグを直しました

[99/1/25]

• mount コマンドでドライブのマウントポイントを指定するときに、ドライブのフラグを binmode にできるようにしました
• 先日エンバグしていたコマンドライン引数を解釈する部分を直しました

[99/1/23] さらにマウント周りの仕様を変更しました

• API_MINOR が 9 になりました
  マウント周りの API が変わったので、 libcygwin.a を入れ替えないと mount、umount がコンパイルできません。
• ドライブの指定方法として //drive/が使えなくなりました
• ドライブが /cygdrive/drive に自動的にマウントされるようになりました

  drive:/を使った後にマウントされるので、いきなり cd /cygdrive/drive でドライブを移動することはできません

• ドライブのマウントポイント /cygdrive は mount コマンドで変更できます
• 古い形式のマウントテーブルを新しい形式に自動的に変換するようにしました

[99/1/22]

• 相対パスで指定したスクリプト（たとえば ../configure）が動かないバグが取れたけど、 エンバグしていてアプリケーションの起動に失敗することがあります

[99/1/20] raw デバイスがサポートされました

• NT 上でしか動きません。
• デバイスをあらわす UNC（FD なら //./A:）を /dev/で始まる任意の名前でマウントすると、 /dev/その名前 で raw デバイスに触れます。
• テープデバイス（例えば //./tape0）を /dev/n で始まる名前でマウントすると norewind デバイスになります。

[99/1/17] マウント周りの仕様を変更しました

• レジストリにマウントテーブルを格納する方法を変更しました
  • 現状では古いレジストリの設定は見ないのでマウントし直してください。
  • 自動的に変換することについては現在検討中です
• ユーザとシステム全体の設定を使い分けられるようにしました
  • これを利用するには mount/umount コマンドを入れ替える必要があります。
  • 同じマウントポイントにユーザとシステムで違うディレクトリをマウントした場合には、ユーザの設定が優先されます
• マウント周りはこの先さらに変更する予定です

[99/1/15]ついに Win95 で make がクラッシュするバグが直りました

• サブディレクトリのの多いパッケージ（例えば groff）を make する際に、途中で make が page fault を起こしていた問題を解決しました
• cygwin1.dll を cygwin1-19990115.dll.gz と入れ替えるだけで直るはずです

[99/1/7]

• パス名に % を含んでいるファイルを open できないバグを直しました。

[99/1/5] snapshot のリリース形態が変わりました

• Cygwin Nightly Snapshot に最新の winsup とそれをコンパイルした cygwin1.dll が 毎晩自動的に置かれることになりました
• 自動的に置かれるので、これまでと異なり、 大きな仕様変更やバグフィックスなどの節目とは 関係なしにリリースされます
• cygwin-inst-1990104.tar.gz は newlib と winsup を すべて含んだバイナリパッケージですが、 これをインストールすると B20.1 とのリンク互換性が損なわれます

[98/12/30] winsup-19981230 がリリースされました

• バイナリが用意されています
• _sys_errlist、_ctype_、_sys_nerrを cygwin1.dll で共有するようになりました

  これを生かすには、ヘッダファイルと libcygwin.a を入れ替える必 要がありますが、入れ替えると B20.1 でコンパイルされたライブラリが リンクできなくなりま。

• 相変わらず Makefile.in の 335 行目に typo があります s/^snew/new/

[98/12/29] newlib-19981229 がリリースされました

• いつもの場所にあります
• dev-src のsrc/newlib以下をこれと置き換えてください
• 最新の winsup が正しくコンパイルできるようになっています
• strcasecmp の挙動が変わりました

  以前は比較前に toupper していたのが tolower するようになりました

[98/12/24] winsup-19981223 に対するパッチが出ました

• 以下の症状に対するパッチが このメールに含まれています
  • getpass が病んでる
  • tty 回りが病んでて telnetd が正しく動かない

[98/12/23] winsup-19981223 がリリースされました

• シリアルデバイス回りにかなり手が入りました

  termios 構造体の定義が変わったので、 telnetd などの termios に依存するアプリケーションは sys/termios.h を入れ替えてコンパイルし直した方がいいです

• configure --enable-threadsafeすると cygwin1.dll が thread safe になるかも
• B20 からずっと腐ってた gettimeofday を直しました
• cygwin_ を付けずに export していた関数に cygwin_ をつけました

[98/12/14] winsup-981214 がリリースされました

• いつもの場所にあります
• socket のサポートする ioctl request が増えました (9x では動かないかも )
• Makefile.in の 335 行目に typo がありますs/^snew/new/
• utmp.h が消えたので、 B20.1 から取ってくる必要があります

[98/12/06] B20.1 がリリースされました

• お近くのミラーサイトからどうぞ
• cygwin1.dll が winsup-19981201 になりました
• 病んでいた prefix path を直しました
• libtermcap と less を追加しました
• share/tk8.0の中身があります

[98/12/01] winsup-19981201 がリリースされました

• いつもの場所にもあります
• tty のサポートする ioctl request が増えました
• tempnam の prefix に NULL を指定しても hang up しなくなりました
• これで問題がなければ B20.1 が今週中に出ます

[98/11/28] winsup-19981128 がリリースされました

• パイプとシグナル回りの見直しだけです
• tcsh でコマンドを実行するたびに待たされるバグが直ったかも
• configure に bash を使ってもハングアップしなくなったかも

[98/11/26] winsup-981126 がリリースされました

• Win95/98 で configure がハングアップする問題が解決されたかも
• winsup-981116 よりは configure の実行が早くなりました
• readlink の動作がまともになりました
• #! まわりのバグがつぶれました
• 環境変数 TERM のデフォルトが cygwin になり、対応する libtermcap.a と termcap ファイルが用意されました